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WEEED Robot Challenge 活動レポート11-ついに合同大会が開催!-
こんにちは!VIVITAクルーのやなーです。
東葛大会から2週間の準備期間を経て、11月14日にWEEED Robot Challengeの合同大会が開催されました!
最後まで白熱した戦いが繰り広げられた大会の様子をレポートします!
WEEED Robot Challengeとは?
WEEED Robot Challengeは、PLANET VIVITAから持ってきた「OctMobility」(キャタピラーがついたロボット)の実用化に向けて、シミュレーション用ロボットの製作と走行テストに挑戦するプロジェクトです。詳細はこちらをご覧ください(※現在募集は終了しております)。
大会ステージ紹介
ステージについては東葛大会と同じく、平坦な「Plainエリア」、でこぼこ砂利道の「Roughエリア」、お邪魔ロボットが行く手を阻む「Shooting Starエリア」、25度と35度の坂「Hysteric Valley」、最難関45度の坂「Monster Mt.FUJI」で構成されています。
ただし、合同大会では「Monster Mt.FUJI」を正面から登り切った場合は追加で50ポイントを獲得することができ、満点は250点です。
合同大会とは?
noteにも何度か登場していますが、このプロジェクトはVIVISTOP NISHIAWAKURA(西粟倉村)とVIVITA TOKATSUの共同で行われています。
西粟倉村は岡山県の北東山間部にある村です。山間部の田んぼやあぜ道では草刈りがとても大変で、なんとかこれを楽しく解決できないかというところからこのプロジェクトはスタートしています。
今回の合同大会は、お互いのロボットのお披露目も兼ねて両拠点で同じステージを用意し、同時開催しました!
4つの特別賞
今回の合同大会では、予選会を勝ち抜いたVIVITA TOKATSUの9名およびVIVISTOP NISHIAWAKURAの5名が出場しました。
大会には4つの特別賞があり、お互いの拠点ですごいと思ったロボットを褒め合う「東葛賞」「西粟倉賞」といったユニークな賞も用意されています!
東葛賞:VIVITA TOKATSUがVIVISTOP NISHIAWAKURAのロボットで秀逸だと思ったものに贈る賞
西粟倉賞:VIVISTOP NISHIAWAKURAがVIVITA TOKATSUのロボットで秀逸だと思ったものに贈る賞
MONSTER賞:Monster Mt.FUJIに正面から挑戦し、見事登頂に成功したものに贈られる賞
得点王:全参加者の中で最高得点を獲得したものに贈られる賞
入賞したロボットを紹介!
東葛賞:りょうちゃん、Ozzy、たいちゃん
VIVITA TOKATSUから贈られる東葛賞は、りょうちゃん・Ozzy・たいちゃんに贈られました!
りょうちゃんが製作した「かえるの島」は、大好きなカエルと西粟倉の本物の自然を乗せた可愛いロボット。インタビューでは恥ずかしがっていましたが、賞をもらえて嬉しそうだったのが印象的です笑
東葛賞2人目のOzzyが製作した「Mr.yellow」は、その名の通り真空成形機を使った黄色がアクセントのロボット。手作りのとげとげタイヤや2つ目のモーターなど、機能性にも優れている点が受賞理由となりました!
インタビューでは感想を求められた時に「しらなーい」とちょっと照れていて、会場から笑いが起こっていました笑
東葛賞3人目のたいちゃんが製作した「アームモンスター」は、転んでも起き上がれるようにしたいという思いからアームがついています。現時点ではアームが短く起き上がるのは難しいようでしたが、坂道を登る時にアームが役に立つことがわかり、そのまま付けて出場しました。試行錯誤しながら上手くいかないポイントを見つけて、改善していく姿勢が受賞理由となりました!
ちなみに、3人には副賞として東葛地域のクリエイターの皆様による「東葛詰め合わせセット」が贈られました🐊
西粟倉賞:Eity、もとき
VIVISTOP NISHIAWAKURAから贈られる西粟倉賞は、Eityともときに贈られました!
Eityが製作した「モグーラ」はその名の通りモグラがモチーフとなっています。お手製のアークムローラーによってモグラがバタバタ動く様子が可愛らしく、「自然の動物の動きが今後のロボット製作にもつながるのではないか」という理由から西粟倉賞が贈られました!
西粟倉賞2人目のもときが製作した「くわがたくん」は、レゴを使ったカラフルなロボット。その日の気分で変えているレゴの組み合わせは、前よりもリゾート地のような見た目をしています🌴
途中、前進しすぎてレゴが取れてしまう場面も!笑
難しい奥の細道では、お父さんも一緒にロボットを操縦。衣装も用意し、周りをほっこり楽しませるエンターテイメント性が、西粟倉賞受賞の理由となりました!
Eityの写真にもある通り、西粟倉賞の副賞は「西粟倉のお米5kg」と「西粟倉招待チケット」です。画面越しに見ていたVIVISTOP NISHIAWAKURAのメンバーたちといつか会える日が楽しみですね!
MONSTER賞、得点王:こうしろう
なんと、MONSTER賞と得点王は同一人物!前回の東葛大会でも45度を攻略し会場を沸かせたこうしろうがW受賞しました!
走行中は観戦しているメンバー全員が「もう一度Monster Mt.FUJIを制覇して欲しい!」と思っていたでしょう。滑り落ちてしまう場面が多く、45度の厳しさを感じましたが、残り13%でついに2度目の登頂を果たし、またしても会場を大いに湧かせました!
ちなみに、東葛大会終了後の製作期間では登頂にチャレンジしたものの、できなかったそう。本番で諦めずに挑戦し、見事成功させるこうしろうに会場からは大きな拍手が送られました!
まさかの遠隔操作!?
全参加者の走行後に、各拠点の最高得点者によるリモートエキシビションが行われました。
なんと、一方の拠点にあるロボットをもう一方の拠点で操作を行い、遠隔で操作することができます!
ロボットに搭載されたカメラと、ロボットが動いている拠点側からの「もうちょっと左!」といった掛け声をもとに、走行にチャレンジ。「いつか草刈りも遠隔でできるのではないか?」と思わせる、非常にワクワクした時間でした!
おわりに
8月29日にキックオフミーティングを行ってから約2ヶ月半。
「大変な草刈りをロボットで楽しく解決する」というテーマから始まったWEEED Robot Challengeは、子どもたちだけでなくクルーも楽しみ、心を踊らせたプロジェクトでした!
しかし、これでプロジェクトは終わりではありません。この後は参加者のみんなのアイデアを実際のロボットに組み込み、実機の製作に移ります!
果たして、VIVITAが作った草刈りロボットが田んぼなどで大活躍する日はいつなのか!?今後の活動にもぜひご注目ください!
本大会のアーカイブ全編はこちらよりご覧になれます。