STORY #5 おーちゃんの「The Global」—VIVITA ARTISAN CLOTHES PROJECT in 二子玉川 Powered by 東急
このプロジェクトについて
2021年の春、9名の子どもデザイナーが、第一線で活躍するアルチザンやクリエイターと共創する「VIVITA ARTISAN CLOTHES PROJECT in 二子玉川 Powered by 東急(株)」に参加しました。
子どもたちがいつか叶えたい「最高の一日」をモチーフにして、誰もが「特別な日」に着たくなる「特別な一着」をデザインしました。ひとつひとつの作品が生まれたストーリーを、子どもデザイナーと一緒に活動したクリエイター/クルーのレポートでご紹介します。
デザイナー紹介
おーちゃん
絵を描くこと、プラモデル制作が好きです。
将来は今までにないGlobal向けのWebサービスを作ってみたいです。
おーちゃんの「特別な一着」
商品名:The Global
コンセプト:世界を驚かせよう。
いつか、起業家として全世界に自分のサービスを発表したい。その瞬間を迎えるための一着が完成しました。
メッセージ:
ぼくの将来の夢は、グローバルなwebサービスで起業し、五感全てで体験する動画サービスを世界に発表することです。その日のためのシャツをデザインしました。シャツそのものを地球、コードをグローバルなネットワークに見立てました。赤道をイメージした赤いラインもポイントです。
特徴:
赤道をイメージした赤いラインと、ネットワークに見立てたコード、移動ができるアイコン形のポケットがポイントです。
袖をロールアップできるベルトがついています。
「The Global」が完成するまで
・自分自身を観察し、マインドマップをつくって分解してみる
おーちゃんは趣味がたくさんあって、とても物知りで驚きました。(みーしゃ)
・「最高の1日」をイメージして、言葉にしてみる
30歳の自分を思い描くのが難しかったけれど、やってみたいことを考えながらどうにかまとまりました。(みーしゃ)
・「最高の1日」のマインドマップをつくる
マインドマップにすることで、「未来の自分」について、もう少し詳細までを思い描くことができました。(みーしゃ)
・モチーフを集めてムードボードづくりに挑戦する
WEBサービス、世界中のアプリのアイコン、プレゼンのことを盛り込んだ、かっこいいボードができました!(みーしゃ)
・ムードボードからカラーやテイストを決め、デザインを考える
アイコン群を表現したかったけれど、少し難しかったです。その代わりに、着る人が思い描くアイコンを描けるようなデザインにしました。(みーしゃ)
・実現に向けて、シタテルとの交渉
可動ポケット・自由な結合が可能な紐のギミックの実現をアイディアを出してもらって、なんとか実現できました。ギミックが多いために価格が高くなってしまうので、紐の本数を減らしたり、ポケットのプリントを無くす(コンセプトアイディアで、誰でも着れるように、着る人に描いてもらう)など、工夫しました。(みーしゃ)
・素材を選ぶ
プレゼンテーションするときに使えるよう、ピシッとした印象になりそうな生地や色を選びました。(みーしゃ)
・スタイル画/仕様書
・世界観を言葉にして、プレゼンテーションの準備
プレゼンテーションはシンプルに説明、魅力を伝えることを目標にしました。また、話す内容はスライドを見れば分かるようにして、暗記しなくても話せるように考えて組み立てました。(みーしゃ)
・完成したサンプルと対面
実際にかたちになってみると、デザイン画、一部だけの生地サンプルではわからなかった部分が見えてきました。思い描いていたものは全て形になっていて驚きました。(みーしゃ)
・プレゼンテーションに挑む
緊張していたけれど、事前にストーリー・流れをちゃんと理解していたので、言葉につまることなく自分の想いを伝えられたと思います。(みーしゃ)
おーちゃんとの道のり
デザインにおーちゃんらしさがよく出ていると思いました。私たち大人でも細部までデザインをするのが難しいのに、チャレンジして成功させていている姿勢が素晴らしいなぁと思いました。おーちゃんがグローバルなwebサービスを発表する日が楽しみです!(ゆうこ)
短い時間(たまに習い事などで時間が足りなかったり)だったけど、今までにないシャツを完成させることができました。プレゼンテーションをしたことがないところから、将来を思い描いて形にするのは難しかったけれど、最終的には格好いいシャツが出来たと思います!(みーしゃ)
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おーちゃん & みーしゃ