RePot Project 製作中!
不要になった服をわた状に戻して作ったリサイクルウールで、ポットを作って野菜を育てることにチャレンジするプロジェクト「RePot」。2023年2月末にスタートしてからもうすぐ1ヶ月。ようやくポットの片鱗が見えてきた近況をお知らせします!
リサイクルウールの使い方
製作日初日は、まずリサイクルウールの利用方法を整理しました。
そのまま使ってカイワレなどを育てる
ポットの形のフェルトにする(ウール100%)
牛乳パックと混ぜて型に入れてポットの形にする
1. そのまま使う
そのまま使う場合は、ただ使えばいいので、容器だけ3Dプリントして作りました。リサイクルウール以外のものと比較できるように、穴が6つ並んでいる容器です。湿り具合を測るための水分センサーもプログラミングが得意なメンバーにmicro:bitを使って用意してもらいましたよ〜!
2. フェルトをポット形にする
リサイクルウールをフェルトの材料にしたものづくりは、去年からずっと取り組んでいますが、なにしろ時間がかかります!フェルト用の針でちくちくする時間は集中できて楽しいものの、あまり続くと飽きてくるのが正直なところ。そこで!
電動フェルティングマシーンを導入しました。あっというまにワタがフェルトになります。
超特急でフェルトにできるとはいえ、あくまで平面なので、これを立体的なポットにする方法はもう少し検討が必要ですね。でもきっとなんとかなるはず!
3. 紙と混ぜてポット形にする
一番難航していたのが、紙と混ぜてポット形にする方法です。
牛乳パックとウールを混ぜてリサイクルペーパーを作る活動も去年からやってきていたので、これを応用して、パルプモールドという卵パックなどで使われている方法を参考に、ポット形にしようと目論みました。
製作初日、誰が何を作るのか役割分担するときに「型は私が作るよ〜(3Dプリントすればどうにかなるだろう)」と引き受けたので、テキトーに型を作ってみたわけですが、これがちっともうまくいきませんでした!
脱水がうまくいかず、ふにゃふにゃして深さのあるポットにならないし、乾かないし、型から外そうとするとくずれます。
こりゃ、だめだ。とにかく型が悪い。そして、それは私の責任!と思いまして、オープン時間外に粛々と型づくりに勤しみました。
で、どうにか形になりました。
まだ素材の量や手順、サイズなど検討が必要ですが、とにかく型はできたので、あとはメンバーのみなさんと一緒に実験しながら形にしていきたいな〜と思います!
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