糸つむぎ日記⑤
羊の原毛を紡いで、紡ぐ道具を作って、楽しみ尽くす、糸つむぎ日記。改めて書いておくと、去年の11月のブリコラージュまつりのときに、たまたま原毛をいただいて、せっかくだからとナレッジルームに来てくれた人たちと一緒にいろいろなことにチャレンジした記録が、この日記です。今日はスピンドルを使って手で紡ぐはなしです。
手つむぎの道具
原毛を手で紡いで糸にするときは、軸の長いコマのような「スピンドル」を使います。コマがくるくるとまわるのを利用して、細く引き伸ばした繊維によりをかけて糸にします。
スピンドルは売っていますけれど、要するによくまわればいいのです(多分)。クロマニヨン人も糸をつむいでいたらしいので、そこらへんにあるものでどうにかできるはず。早速作ってみましょう!
分解物々交換の棚
活動場所であるナレッジルームには「分解物々交換の棚」があります。これは分解して出てきた「なにかに使えそうだな〜(でもすぐには思い浮かばない)」部品を、おすすめコメント共に預けて、だれかと物々交換するための棚です。
いまあるものでいうと、このあたりが使えそうかな?ハンディ扇風機のカバーと、目覚まし時計のベルもどきだった銀色のパーツ。ちなみになぜベル“もどき”かというと、プラスチックでできていてこれ自体は音がならず、実際に目覚まし時計の音が鳴る部分は別にあったから。
早速紡いでみる!
どちらもちょうどよく穴が空いているのでさいばしをさして固定してスピンドルの完成です。目覚まし時計のベルもどきはちょっと軽すぎたので重りになりそうなものをつけました。
早速紡いでみると、ハンディ扇風機のカバーはよくまわります。軽くて直径が大きいから?
お洋服も、カーテンも、カーペットも、どれも糸が編まれたり織られたりしてできていて、その糸を自分で作ることができるというのは、なかなか新鮮な経験です。
さてさて、紡いだ糸が徐々にたまってきたので、次はどうする?も徐々に考えていこうと思います。(続く)
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