RePot 栽培中!
着なくなった服やハギレでポットを作って野菜を育てることにチャレンジするプロジェクト「RePot」。3Dプリントした型を使って成形したポットに種まきをして1ヶ月弱。徐々に育ってきたので、ナレッジルームで育てているものの様子をお知らせします!
ポットづくりと種まき
4月中に2回ほどポットづくりワークショップを実施して、15名ほどの方にポットづくりを楽しんでいただきました。
そして、ハーブやミニトマト、二十日大根などの中から好きな種を選んで種まきしました。
水やりが、難しい!
活動場所である中央ラインハウス小金井ナレッジルームはガラス張りでとても日当たりがいいので、1週間もするとどれも順調に芽が出てきました。
しかし、水やりが難しい!
毎日様子を見られればいいのですが、どうしても週末は不在にしてしまいます。こんなときこそ電子工作!と思ってmicro:bitで水やりタイマーを設置したり、吸水ふきんを使って底面吸水するようにしたりして、ゴールデンウィークにそなえました。
そして連休明け。
ちょっと水浸しになりすぎたようで、いくつかのポットはカビが生えてしまいました。ガーン!
RePotは半分がリサイクルウール、残り半分が牛乳パックでできています。ウールの特徴は、保水性があること。それが仇になって水分過多になりやすいのかもしれません。ウールは保水性があるから水切れの心配が少なくて栽培に良いという古いレポートを目にしてポットづくりを始めたのですが、かえって扱いが難しいものになっている気がします。なかなか思うようにはいかないですねえ!
カビがちょっと生えても元気に育っているものもあり、いくつかは根っこがポットをつきやぶって出てきました。根が出てきていれば、ポットごと畑に植えかえても大丈夫そうです。もう少し大きく育ったら、植えかえを検討したいと思います。
ポットづくりに参加されたみなさんは、その後どんな様子ですか?ぜひ育ち具合などを教えてくださいね!
コットンも使えるかも?
ところで、ポットの材料はウールではなくコットンでも試してみています。もともと不要になったニットをDIYでわた状に戻して作りかえることをコンセプトに活動していたので、ウールを使ってポットを作るところから始めましたが、ミキサーにかけてしまうならコットンも使えるということが分かってきました。しかもコットンの方が扱いやすいような気もします。
こちらはコットン100%のハギレで作った紙。カラフルに作れて楽しい。
型を使って立体物が作れることや、綿のハギレも材料として使えることをふまえると、作れるものがまた広がりそうです。5月末には型の原型アイデアを広げるワークショップなどもやりたいと思っていますので、お楽しみに!
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