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面倒くさがりの大雑把でも出来たブリコラージュ

「それぞれのブリコラージュ」シリーズ。手放し難いものを持ち寄って、わいわい話しながらつくりかえて感じたことをご紹介します。

みなさんはじめまして。窪田有希と申します。皆にはくぼちゃんと呼ばれています。

私がこの活動に参加したのは、もともと自分でも物をつくりかえていて、単純に興味があったからなのですが、そもそもなぜ私はそんなことをしていたのか?最初にちょっとだけその話をしたいと思います。

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(過去つくり変えたものたち)

私は昔からつくりかえる事に興味があった訳ではありません。むしろ面倒臭がり屋の浪費家で、買っては捨て、買っては捨て、という事を繰り返していました。

そんな私だったのですが、ある日たまたまつけたテレビで " 〜2030 未来への分岐点 プラスチック汚染の脅威 大量消費社会の限界〜 " という番組を観ました。

その番組はリサイクルされずに放置されたプラスチックごみが今地球全体に拡散されており、このままだとゴミを捨てる場所がなくなるよ。これから先10年がその分岐点だよ。という内容のものでした。

単純な私は地球って今ここまでの状態だったのか!とかなりショックを受け、それからというもの

「物を買うときはめちゃめちゃ気に入ったものしか買わないぞ!買ったとしても不要になったタイミングでつくりかえるぞ!!!」

と思い、そのような生活をするようになったのです。

なので私はつくることが得意なわけでもセンスがあるわけでもなく、「なるべく物を捨てたくない。あわよくばゴミになる予定だったものから使えるものをつくりたい。」というモチベーションでつくりかえる事をしています。

というわけでVIVISTOPコラージュの活動はそんな私にぴったりなのでは?と思い参加する事にしました。

前置きが長くなりましたが、では今回何をみんなとつくり変えたのか?
それはこちらのPCケースです。

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PCを買い替えた際に使わなくなってしまった物なのですが、緑と黒の色合いが気に入っていたので生まれ変わらせることにしました。

ただ、この生地がウェットスーツのようなゴム素材になっていて、他の物につくり変えるイメージがまったく湧きません。
うーん、どうしよう......。
一人の時だったらここでいつも一旦保留となる事が多いのですが、今回は何も考えず活動場所であるナレッジルームに持っていくことにしました。

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とりあえず何も考えずPCケースを分解していたところ、アイデアマンの穴山さんがふとこんなアイデアをくれました。

「ルームシューズとかいいんじゃない?」

「ええ!?ルームシューズ!?」と思ったのですが、ふと先日建設中の友人の家で借りたこちらのルームシューズの事を思い出しました。

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こちらのルームシューズ、ゴム素材で作られており、足にフィットして非常に履き着心地がよかったのです。「同じような素材だし、もしかしてつくれるかも!」と思い、私はこのルームシューズをつくることにしました。

でもこれってどうやってつくるんだろう。色々調べるの面倒くさいな....。(笑)
細かい計算が億劫だった私は、足に直接解体した布を巻いて、足の形に線を引き、裁断し、足の形に沿うよう縫い合わせる。
という超絶大雑把な方法でルームシューズをつくりました。(ゴムという伸縮性のある素材だからこそ、可能な方法ですね......。)

意外とこんなやり方でも形になるもので、つくっていくうちに段々とそれっぽくなっていきました。

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ある程度形が出来た後は、滑り止めとして靴底に布用のボンドを塗りました。

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あとは履き口の部分をミシンと手縫いで処理して・・・
完成です!

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なかなか満足のいく仕上がりで、こちらは今実際VIVISTOP新渡戸で活動する時の内履きとして利用しています。

もともとめんどくさがりやの私でも、皆でやることでめんどくさいを乗り越えたり、捨てたくない!というモチベーションで新しいものをつくったりする。
多分きっかけってそんなもので、完璧を目指さなくともまずはやってみようって気持ちが大事なんじゃないかなと思っています。

これを見て、「ちょっとやってみようかな...。」と思った方、ぜひ一緒にやりましょう!

VIVISTOP for Bricoleurは、参加者募集中です。見学はお気軽にどうぞ!
https://note.com/vivistopbrico/n/nabb8b273d1a8


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