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viviONのリサーチプロセス紹介!!

こんにちは!viviONのUXリサーチャー後藤です。
今回は社内で実践しているリサーチプロセスについて紹介したいと思います!

【STEP1】 ステークホルダーとの調査連携

調査連携ではステークホルダーへのヒアリングからはじめます。初回ヒアリングでは抱えている課題や調査目的を議論し、そもそも調査が必要な案件かどうかを判断します。もしかしたら、調査コストをかけずともすでに持っているデータから解決案が得られる可能性があるからです。

調査が必要と判断された場合、調査後に何を得られていれば課題解決ができるか、納期等をヒアリングした後、リサーチャーの方で2~3個程度の調査プランを作成・提案します。提案を基にステークホルダーと最適な調査プランを決定し、調査に関するToDoリスト・役割を詰めていきます。

viviONのリサーチではアウトプットに齟齬が生まれないよう、調査・分析段階にステークホルダーを巻き込む形をとっているため、リサーチャーと一緒に作業するステークホルダーの方々に分析担当などの役割をつけていきます。

【STEP1】ステークホルダーとUXリサーチャーがする作業

【STEP2】 調査設計から施策化まで

調査設計〜実査

STEP1で決めたプランに基づき、調査設計を行なっていきます。例えば、アンケート後にリクルーティング(インタビュー対象決め)、インタビューを行うプランであれば、アンケートの質問・アンケート配信先・リクルーティング条件・インタビュースクリプトの4点を用意する必要があります。

リクルーティング条件とインタビュースクリプトは仮決めをしておいて、アンケート結果を見た後に必要があれば修正をかけます。特にこれまで調査実績のないユーザー群を調査する場合は、仮説が変更されることが多いため修正をかける傾向にあります

アンケート作成の時点で仮説を立てているのですが、結果が仮説と異なっていた場合はその原因を探り、再構成した仮説に合わせてリクルーティング条件とインタビュースクリプトを変更します
アンケート、インタビュースクリプト作成にて気をつけていることは別の記事で紹介させていただきます!

【STEP2】主にUXリサーチャーがする作業

分析

分析の際に『たくさんデータは集まったものの、どこから手をつけたらいいかわからない!』という状況にならないように、事前に「分析観点(何を明らかにする?)」「分析材料(何で明らかにする?)」「仮説」の3つをしっかり用意しておくことが大切です。

例えば、分析観点が『海外ユーザーはどのような判断軸で日本語マンガを購入しているか?』であれば、分析材料としては『日本語能力の高さ・翻訳/日本語マンガの楽しみ方・購入理由・翻訳があると嬉しい部分/なくてもいい部分・使用する翻訳ツール』などが必要となります。

仮説は「日本語能力が低いユーザーはイラストを中心に楽しむため、画力を重視している。実は翻訳精度を気にしておらず、翻訳してあるかどうかにあまりこだわりがない」のように立て、分析結果と比較し違いがあった部分について原因を明らかにしていきます。

【STEP3】 施策化・実働

viviONのUXリサーチでは分析結果レポートに合わせ、ほぼ必ず施策化提案を行います。例えば、『海外ユーザーは画力の高い日本語マンガを好んで購入している』という結果が得られた場合、それを活用した広告展開・特集企画などの提案を実施し、調査終了した後も引き続きステークホルダーと次のステップに進みます。UXリサーチャーは調査のみを担当する人と思われがちですが、 viviONでは調査結果を活用し効果を追う部分までが業務範囲となります。

【STEP3】ステークホルダーとUXリサーチャーがする作業

まとめ

これまでの記事ではインタビュー方法やオタクナレッジ共有会等、部分的に取り組みをご紹介をしてきましたが、今回はUXリサーチの全体像をお話しさせていただきました!
今回は調査の場合を紹介しましたが、ユーザビリティ評価・事業創造等、他にも様々な取り組みをしており、今後紹介できたらと思います!
長文にお付き合い頂きましてありがとうございました!

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