FigmaでUIコンポーネント管理はじめました その2 コンポーネント登録の進め方
こんにちは。とうとう筋肉痛が2日後にくるようになってしまったせっきーです。
今回はFigmaでUIコンポーネント管理記事の第二弾になります。
第一弾はこちら
フォーマットは決まったので、次はコンポーネント登録の進め方についてです。
ここではエイシスの代表的なサービス「DLsite」を例に挙げます。
コンポーネント登録の進め方 ~DLsiteの場合~
DLsiteはサービス開始から26年(1996年)経っている大規模サービスで、
使っているUIパーツがものすごく多い
ページ数も膨大でデザイナーがすべてを把握しきれていない
状態でした。
そこで、この二つの問題を解決するために
「サイトマップを参考にしながら全ページをFigma上で再現する」
という手法を取りました。
この方法であれば全ページを把握できていなくても漏れなくUIパーツをピックアップできます。
全ページを1から作るのは確かに時間がかかるのですが、ページをいくつか見ていくと、他のページでも使われていそうなパーツが数多くあることがわかります。
1ページを再現し終わった時点で1つ1つパーツを細かく見ていきコンポーネント化します。
その際、できるだけ細かくコンポーネント登録をしておきましょう。
アイコンのひとつひとつからメニューの一項目、各UIの差分(hoverなど)もコンポーネントとして登録することで、UIパーツの使いまわしや修正が容易に行えるようになります。
コンポーネント化が終わったら各コンポーネント用のPageにマスターコンポーネントを放り込みます。
ページに使われているパーツのコンポーネント登録が終わったら、そのコンポーネントを使ってさらに次のページを再現…と続けていくことで最終的にはすべてのページのUIパーツを登録することができます。
初めの方はページの再現、コンポーネント登録が大変ですが、後半になるにつれてコンポーネントが溜まってきてページ再現の速度があがります。
まとめ
今回はDLsiteにおけるコンポーネント登録の進め方についてご紹介しました。この記事が何かのお役にたてれば幸いです。
次回はVariantやPropertiesなどを使った具体的なコンポーネント登録の方法についてまとめられたらと思います。
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