始まりはそう 同じ木の下で
9月29日。
Sexy Zoneがグループとして誕生した結成日。
もう13年も経つんだね、この日が大切な日になって、ありがとうを言うのも13回目です。
今年の3月31日にSexy Zoneのラストライブがあって、それからもう半年が経った。4月1日からそれぞれの新しい夢が猛スピードで動き出して、この半年間はあっという間だったような気もするけど、思い返すと本当にいろんなことがあって、すごくすごく長かったような気がする。
正直、色んな気持ちが芽生えた半年間だった。
Sexy Zoneのことをこれからも大好きでいようと、好きでいて良いんだと思ったあの夜が遠くなるたび、どこかその大好きな思い出に蓋を閉めなきゃと無意識に感じていた自分もいた気がする。5人時代の映像も曲も、その蓋が開いてしまうのが怖くて…この半年、自発的には1度も再生できなかった。
timeleszになって、3人のツアーがものすごく良くて、timeleszの3人の新しいグループのカタチ最高じゃん!!!と思った気持ちに全く嘘はないけど、どこかで寂しい気持ちをこの最高の思い出で上書きしないと!と強がっていた自分もいたのかもしれない。
timeleszの新しい夢のため、後ろを振り返ってはいけないと、前だけ見ていないとって、どこかで思ってしまったのかもしれない。
そんな自分の弱さに気付きながらも、思い出の蓋は開けられないでいた。
でも、今日はなぜだか分からないけど…5人のSexy Zoneの姿を観たいなーと直感的に思った。正確に言うと、今なら久々に観れるかもとも思った。
だから、あれ以降ずっと観れていなかった5人で立った東京ドームの映像と白馬の5人旅を観た。これを書きながら冷静になって考えると自分でもいきなり一番しんどいチョイスをしたな〜と思うけどw、案の定久々に5人でいる映像を観てびっくりするくらい泣いた。初めて観た人みたいに泣いた。笑
特に5人旅の最後で、風磨くんが
「すげぇ寂しいんだよな、本当は。でもいいと思うんだよな、それで。すっげぇ楽しかったから」
「ないものになる訳ないしさ 道を分けて違えて歩んでいくっていうのもまた俺たちだから。それは別にいいんじゃねぇかな 寂しくて」
と泣きながら感情を零してくれたこの言葉が、今日の私に改めて刺さってしまってとんでもないくらい泣いた。笑
RIDE ON TIME(シーズン5 episode8)でのこの言葉も思い出したりして、Netflixで観に行ってまた泣いた。笑
色んな気持ちが混ざった涙だったけど、やっぱり一番は「寂しい」なんだと思う。
そして私は、この先もこの"寂しい"を抱えていくのだと思う。
この先どんなにtimeleszの3人やケンティー、マリがそれぞれの道で大活躍して大成功したとしても、"5人でいる未来がみたかった"という思いは私の中でずっと消えないと思う。それは決して5人の決断やこれから歩む道を否定したいわけではなく、私がSexy Zoneと歩んだ日々をこれから先も大切にしたいという気持ちがあるからこそ、曲げたくない思いだ。
Xでは、あまり後ろ向きなことは言わないように一応気をつけていて、セクシーの話題は以前よりしなくなったし、ケンティーの姿を見るとまだ寂しくて言葉にできないこともあるし(多分逆の人もいるよね)、timeleszのことばかりに騒いでいるように見えるかもしれないけど、私もやっぱりSexy Zoneのことを思うと、まだまだ…ずっと寂しいのが本音。
でも、今日そっと蓋を開けて沢山泣いて…やっぱりこの5人が好きだなって思えたことで、やっとその寂しさを自分で認めてあげられたような気がした。
今までの時間に対する恋しさと、これから先を見上げる高揚感は、別物として同時に持っていていいんだよな…って思えた感覚があったのかな〜
タイプロが始まって、今後どんどんtimeleszとしての思い出が重なっていっても、Sexy Zoneとして重ねた時間を上回ることも上書きすることも絶対なくて。今は大切な宝箱が二つ並んでいる。そんな考えでいる。
だから、寂しくなったり会いたくなった時は、
このSexy Zoneっていう宝箱を開く日があっていいし、沢山泣いて、寂しくなっても「寂しくていい」とか「寂しくなくなる方が寂しい」って言葉を抱きしめて、その気持ちをそのまま持っていていいんだよって、私から私へ、そして同じ思いを抱えているかもしれない誰かへも、届いたらいいな。そのままでいいよって。いいよね。
わたしにはSexy Zoneを好きになれて、出会えた大切な人がたくさんいる。
そして、その絆はきっとこれからも続いていくし、新しく増えてもいくんだと思う。そんな大切な人たちとず〜〜っと君たちの話をこの先も笑ってしていたいと思えるくらい私にとってSexy Zoneは一生の宝物です。
だからこそ、君たちの始まりをいつまでもこうして覚えていたい。
たまに寂しくなって泣く日もあるけど、許してね。
同じ木の下から歩み出した5つの未来が、たくさんの愛の光でこれからも照らされていますように。
Sexy Zone、5人が"5人"になってくれた始まりの日に、いつまでもありがとうを言わせてね。
びび
2024.09.29