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Belle des Poupee|おとぎ話はディナーのあとで

 乙女のあこがれ、Belle des Poupee。石畳の通りを抜けて、ヴィヴィアンズ百貨店の一階。今年のクリスマスディナーの帽子は、すみれ色の看板が目印のブティックで見つけると決めていた。

 すみれの花をあしらったケーキのようなキャノチエ。

 ラズベリーソースを模した別珍リボン。

 ひっそりアンティークのレースを沿わせてホイップクリームの代わり。

 まるでお菓子の館のレディのため。

 絹を広げたあかるい夜空に、星々と天使の涙を縫いとめたカチューシャ。

 「ル・べべ!」なつかしい声で呼ばれる。

 小さいころに読んでもらった落っこちた天使の絵本には、まだまだ続きがあった。たぶん。

 ホットミルクの色合いのリボンにも、こっそり顔をのぞかせるすみれの花が。

 あなたもBelle des Poupeeで選んでもらったの? ヘッドピースのひとつひとつに、おとぎ話が隠されているらしい。ディナーのあとで、探してみよう。

Belle des Poupee|アクセサリーブランド →HP 
花びらの型の作成から染め、形成まで全てオリジナル・手作業の布花と、シルク等の上質なリボンを使用し、アンティークを意識したデザインのヘアアクセサリー中心のブランドです。日常を楽しむためのアクセサリーから、特別な日の装いまで。

高田怜央|詩人・翻訳家 →Linktree
英国スコットランド育ち、上智大学文学部哲学科卒。バイリンガル詩作および日英双方向の翻訳を行う。詩集に『SAPERE ROMANTIKA』、写真家・遠藤祐輔との共著『KYOTO REMAINS』、作家・川野芽生とのZINE『黎明通信』など。翻訳にヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS』、CHANEL 2023/24 Cruise Collection『TOMORROW ELECTRIC』、田口犬男「エミリー・ディキンスンからの電話」(MONKEY 英語版 Vol.5)など。2024年11月、第二詩集『ANAMNESIAC』刊行。



【通販期間】
12月22日(日)21時~12月24日(火)21時
【BASE10%OFFクーポン利用可能】
諸条件あり

作家名|Belle des Poupee
作品名|ボアキャノチエ(ビオラ)

モットル麦・シルク・アンティークレース・別珍リボン・布花(ビロード・コットン)・コーム(合金)
作品サイズ|幅22cm/高さ3cm(リボン部分除く)
制作年|2024年(新作)

作家名|Belle des Poupee
作品名|ビーズドットカチューシャ

別珍・レーヨンブレード・シルク生地・ガラスパール・別珍リボン・合金
作品サイズ| 長さ(カチューシャ部品除く、土台部分のみ)35.5cm/奥行き7cm
制作年|2024年(新作)

作家名|Belle des Poupee
作品名|リボンとすみれのヘッドドレス(プードルファー)

ファー・シルク・布花(ビロード)・合金
作品サイズ|横:約25cm(すみれ先端~すみれ先端まで)/ 縦(最大部分):約12.5cm
制作年|2024年(新作)






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