CTOを募集する会社と応募する人に関して。
エンジニアの人にとっては、そこを目標にしている方も結構いると思います。
ですが、現状の会社にエンジニアが何人かいる場合
・なぜCTOを外部から募集しているのか(中にエンジニアがいるのに)
・何を期待してCTOを募集しているのか(全くエンジニアについて知りませーん)
をちゃんと良く知る必要があります。
中にエンジニアがいるのに、外部から呼ぶ場合は、
既存のエンジニアが全員経験1〜2年の子ならまだしも、そこそこ積んでる方もいらっしゃると思いますが、その上に立たないといけないという言葉の意味をしっかりと理解しないと、入って即退社する羽目にもなるのではないかなと思います。
私自身、開発責任者(部長)として、招聘されて部下が全員年上・・・ということがありました。
実績を残すまでは正直、肩の荷が重いですよ。
私の場合は、システム部として残っているプログラミング的な課題を入社後1週間で解決し、技術力をなんとか誇示でき、信用を得ることができました。
平均年齢40後半の会社に、30前半で部長として入るわけですから・・・その周りからの視線の痛さは、想像できますよね?この若造が・・・!じゃないけど(・w・)
逆に、システムエンジニアやプログラマーが一人もいない会社がCTOを募集している事も多々あります。
ですが、そういう会社はCTOに求めている仕事内容が結構すごいです。何でもできるスーパーマンを求めている割りには、給料が全然なかったり。
それに関しては、その会社に一人もエンジニアがいないわけだから募集の仕方すら分からないので、そう言った部分は理解してあげてください。
話を聞いてみたら、エンジニアにとっては思ったよりは求められることが少ないということもありますので。
もし自信がなければ、とりあえずCTO候補やCTOとしてではなく、ただのSEとして給与もこれくらいでやらせて頂けませんか?という交渉も全然ありだと思っています。そういう交渉をされることを喜ばれる社長様もいらっしゃいます。そこから期待に応えてCTOになられるのも一つの道だと思います。
私はあくまでエンジニア側の立場なので、CTOの募集などしたことありませんが、募集される会社に思うことが・・・あります。。
※あくまで個人の主観です
CTOって、募集するからには会社にとって結構重要なポジションになると思うんですよね。
そこに一次面接だからって、よく分からん人事担当者が出てきたりすると、正直、入りたくなくなります。技術的な質問してくるので技術的な感じで返すと、理解できてなさそうなのに理解できたふりをしますし・・・。
「あなたが我が社に入社したらどういうチームを作りたいですか?」
みたいな質問も正直よく意味がわかりません。
次にそういう質問が来たら「ゾンビアタックを駆使してデスマーチを乗り切る、そんなチームが作りたいです!」とでも答えてやろうかしら・・・。
むしろ、会社として、どういう事がしたいからCTOが欲しいのか・・・会社としてはこういうチームを作って欲しいのですが、できますか?みたいな質問の方が全然嬉しいです。
そもそも、CTOレベルのポジションを募集するのに1次面接に社長自身が出てこないと、「あれ、あんまり必要とされてないんじゃない?」と思ってしまいます。
私自身、意味の分からないことを言ってくる人事担当者が1次面接で出てくると、例え2次で社長面接になろうが、蹴っています。恐らく入っても人事に対する不満が出てきて、一緒に同じベクトル目指してやれるとは思えません。ただし、エンジニアの経験のある人事担当者が出てきた場合は話は別です。ちゃんとした技術の話もできますしね。
1年以上CTO(候補)を募集している会社が何社かあり、受けたこともあるのですが、まさに上記の人事担当者の面接から始まるので、もしかしたら私と同じ考えで、自ら2次面接を辞退している方が多いんじゃないかなと思います。
Paizaや@typeやエージェント使って募集しても、そこが変わらないんじゃいつまでたっても採用コストだけかかって採用できないんじゃないでしょうか・・・。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?