エリア予選振り返り～熱契約～
はじめに
はじめまして。普段は鹿児島でバトスピをしているりぶと申します。
今回は初めてエリア予選に参加しましたが、なんと優勝することが出来たので、記念に初めてのnoteを書いてみたいと思います。拙い文書ですが、時間のある方は読んでくださると嬉しいです。
デッキの選択理由
今の環境が<激覇>を中心とした雑多環境だったので、初めは雑多に強そうな<獄契約>を使う予定でした。
ですが、獄契約は出来ることが多い分プレイスキルが問われるデッキのため、自分にはとても扱いきれなく、練習やSBでも負けが続いていました。
そんな中、元々眼中にはなかった<熱契約>が話題に上がり、使ってみてはどうかと提案されたので組んでみたところ、かなり好感触だったので本番はこれで行こうと決めました。
各種採用カードについて
Xで見た優勝リストを参考にし自分なりに改造したので、どんな意図で採用したか、またどんな活躍をしたか等を書いていきたいと思います。
プチグロウと煌臨カード達
ワイバルトVの採用理由ですが、初めはカルカロドントを採用していましたが使っていてイマイチ強みが分からなかったので、破壊範囲が広くアタック時もカウント1盛り＋破壊という部分が強いと思い採用しました。
ちなみに1、2回くらいしか使ってないです。
ブレイヴ
ヒートライザーがあまりにも強すぎて他をほぼ使った記憶が無い…ですが、ハルバードもツヴァイザーもソードグロウが欲しい時や割れないネクサスなどがある時は必須なので、確定枠だと思います。
ディラノスXV
テキストの上から下まで余すことなく全部強いチートカード。
基本メイン効果で疲労するから忘れがちですがLv2、3効果の耐性と回復はディラノス自身も含んでいるので、ディラノスにヒートライザーをつけて連パンしても大体勝てます。実際、ディラノスで2回とどめを刺せたのでガチです。
ラルヴァンダード
最近の熱契約ではあまり採用されていないイメージがありますが、この構築では序盤にいかにリソースを稼ぐかが大事で、後1などで出せたらかなりアドが稼げるため採用しました。
妨害札、ピン投カード
スピッツァーとカシウスはとりあえず入れとけ枠です。カシウスはグロウ＆ヒートライザーで落ちる可能性があるため2枚採用です。
赤の世界とフェブラーニはラルヴァンと同じく序盤に引けた時のアドがデカすぎるため採用しました。
バースト枠
バースト枠は元々ファラオムやアレックス等が入っていましたが、ファラオムが読まれやすいことや契約スピリット/アルティメットが多いと読んでジゴを採用しました。
そして恐らくびっくり枠でもあろうモーレンカンプの採用理由ですが、苦手な紫(特に妖蛇)対面へのメタ＆相手の盤面を止めてC6以上なら除去＆トラッシュを利用して早期に連パンをするというこのデッキにとって欲しいものが揃っていたからです。
バースト条件も緩く、熱契約はディラノスやプチグロウの煌臨等の相手が除去したいカードが多いので、上手く噛み合ってるなと思います。
予選では使う機会は無かったですが、決勝トーナメントでは2戦とも大活躍してくれました。
今回優勝出来たのも、このカードのおかげだなと思うくらいの大活躍でした。
当日の対面
予選
予選はほぼずっと緊張しまくっていたので、実は記憶が曖昧です。覚えていない所も少々ありますが、ご了承ください。
1.鋼契約
まさかの同県対決(笑)
ただ初めての大型大会で緊張しまくってることもあり、緊張を少しは解せたので逆にここで身内に当たれて良かったなと今は思ってます。
戦績はというと、初手に<フェブラーニ>があったため後攻を選択。後1プチグロウ＋フェブラーニでリソース稼ぎながら2点。
後2でグロウ＆ヒートライザーwithヒートライザー、ディラノスXVでまず2点。相手のバースト<ジェノカルヴァリー>が開く。手札には<スピッツァー>がニコニコで待機中。そのままスピッツァーを発射し、もう一度グロウで殴って勝ち。
2.零契約
個人的にかなり苦手な対面です。
友人の使う零契約に何度も負けた記憶が蘇ります。
<タシカニ>だけはやめてくれ！と思いながら後攻を選択。
正直まだ緊張していて記憶が薄いですが、相手の引きが恐らくあまり良くなく、バーストのアンシャンテでようやく引いたであろう<ゼロフェンサー・ウィズ>が煌臨。煌臨時を発揮したいようですが、自分の手札には<Mark6 カシウスの槍>がニコニコで待機中。もちろん槍を飛ばして煌臨時は不発に終わる。
次のターンに<ソードグロウwithブレイブ3本>で3点トラッシュに送って勝ち。
3.激覇
やはり当たるだろうと思いました。あとは事故らないように祈りながら相手の先行１ターン目、なんと契約ダンからの<ラルヴァンダード>、<緑の世界>とかいう最高の動き。やばい。後１の自分はプチグロウでダン破壊。ラルヴァンやフェブラーニ引けず。
相手の2ターン目、なんとまたもやラルヴァンと緑の世界。ホントにまずい。ここから巻き返したいところだが、記憶が少し飛んでしまってどう攻めたかは覚えていない(ごめんなさい)。
フィニッシュは、相手の<ラグナロックXV>の召喚時に対し<Mark6 カシウスの槍>を飛ばしたところ、相手が投了して勝ち。
動きはかなり良かったが、2枚目以降のダンとネオマザーコアが来なかったのが勝因でした。
4.ハデス
当たりたくない紫に当たってしまった…しかも直前の練習の時に勝てなかったデッキだったので、かなり慎重にプレイしました。
相手の初ターン、<ハデス>、<ヴィオレ魔ゐ>、<紫の世界>を配置。既に3シンボル立っててかつ紫の世界もあるという絶望。
返しのターン、プチグロウで攻撃。割るネクサスを迷うが、カウント盛られることが一番厄介なためハデスを割る。
申し訳ないことにまた道中の記憶が飛んでしまっているが、ハデスを割り続けたことが功を奏し、最後はディラノスXVにヒートライザーを付けて2回殴って勝ち。
実はこの試合で初めてディラノスXVでトドメを刺した。
なんと予選全勝！あと2戦勝つことが出来れば代表になれる。いろんな期待と不安を背負いながら決勝トーナメントへ。
決勝トーナメント
造契約
実は初手を見た瞬間、「あ、勝ったわ」と謎の自信が湧きました。(この時はさすがに緊張は解けてた)
なぜなら、練習やSBで造契約にはほぼ負けておらず、なおかつ初手が<グロウ＆ヒートライザー>、<ヒートライザー>、<ディラノスXV>という最高の初手をしていたからです。
後攻を取り余裕を持って攻めていきますが、ここで少しミス。
レーヴのアタックに対してソーンプリズンを打った返しに、ヒートライザーでレーヴを破壊してしまったことです。
これでは受け煌臨された後ブロックされてしまうし、返しのターンに殴り返されてしまう…と思いながらも、やってしまったことは仕方なく、攻撃するしかないので攻撃。
相手はもちろん<デイブレイカーレーヴ>を持っており、グロウ＆ヒートライザーが破壊されてしまう。
だが、このターン自分はバーストをセットしていたので開き、<モーレンカンプ>を提示する。スピッツァーは無し。
デイブレイカーレーヴを重疲労させ、Lv2で召喚。
そして残したヒートライザーで1点。提示なし。
<ラバーズ>を持っていないことを願ってモーレンカンプで攻撃。Lv2効果でトラッシュ3枚を除外し回復。
相手のフラッシュは無し。1点。
残りライフは2。
さらに攻撃。自分のトラッシュを除外し回復。
相手のフラッシュはまたもや無し。さらに1点。
残りライフは1。次が通れば勝ちだ。
ラバーズが無いことを心から願い、最後の攻撃。
トラッシュはお互い無いため回復は出来ない。
フラッシュ無し。
そのまま勝ち。
まさかのモーレンカンプで勝てた…笑
勝てたことに喜びつつもここまで来たからにはあと1戦、絶対に勝つと決心し最後の試合へ。
ハデス
予選4回戦目で当たった方ともう一度当たりました。
またハデス…さっきのように上手くいくのか…？と不安になりましたが、ここまで来たし頑張るしかないと思い、覚悟を決めました。
とにかく<モーレンカンプ>来てくれ！と願いながら確認した最後の初手。
そこには望んでいた<モーレンカンプ>の姿が。
内心大喜び。そしてほかの2枚にも目をやると、なんと…
<赤の世界>、そして2枚目のプチグロウ。
今日の自分は最強だ…と思いながら試合開始。
自分は先行。
モーレンカンプをセットし、赤の世界を配置。
相手はハデスとヴィオレ魔ゐを配置。そしてバーストをセット。
前の試合でバーストは<ジャグラスジャグラー>しか入ってないことは把握済み。しかしまずい。
2ターン目、プチグロウを2体召喚。片方で攻撃し、ハデスとヴィオレ魔ゐを破壊する。ここで引いたカードは<ディラノスXV>。
相手はバーストを発動。もちろん<ジャグラスジャグラー>。
回復状態のプチグロウを選択されたので、あえて魂で残さずにデッキ下へ。
フィールドを離れたことで、<モーレンカンプ>発動。ジャグラスジャグラーを重疲労させ、Lv2で召喚。相手フラッシュ無し。プチグロウで1点。
続けてモーレンカンプで攻撃。トラッシュを除外しつつ回復。フラッシュ無し。1点。
さらに攻撃、またまたトラッシュを除外しながら回復。フラッシュ無し。1点。
さらに攻撃。トラッシュがないため回復はできない。フラッシュ無し。1点。
相手残りライフ1。
相手のターン。まずはハデスを再配置。コアが3つ乗る。
続けて<仮面ライダーエボル コブラフォーム>を召喚。召喚時を使おうとしたところに<Mark6 カシウスの槍>を投げる。
続けて<デルズヴァジュラム>を手札から召喚。こちらの盤面が更地になる。そしてターンが帰ってくる。
こちらのターン。カウントは2、煌臨無し。相手の場にはコアが3つ乗ったハデス、コアが1つ乗ったデルズヴァジュラム。手札は無く、リザーブにもコアは無い。
対してこちらの盤面、スピリットこそいないが、<赤の世界>がある。そして手札には<ディラノスXV>がいる。
ただ、デルズヴァジュラムのBPが意外と高く、ディラノスだけではとどめをさせないと思い悩んでいたところ、あることに気づく。
「カウント2しかないから赤の世界転生出来るじゃん！」
そうと決まれば決行だ。早速ディラノスXVをソウルコアを払いながら召喚。
ディラノスXVで攻撃。赤の世界を転生させる。
カウント2以上のため、デルズヴァジュラムを破壊。
相手のフラッシュ無し。
そのままディラノスXVでとどめ！
総括
なんと優勝しました。しかも全勝で(！？)
ガイアの優勝プロモも貰えたし、今度の2月の日本決勝にも出れる…正直未だに実感がわかないです。
練習に付き合ってくれた鹿児島の方々、本当にありがとうございました！
自分の出せる全力を出して、いい結果を残せて本当に良かったです。
次は2月の日本決勝に向けて、ぼちぼちと練習等色々とがんばって行こうと思います。
最後に、拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました！