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LOVEロイヤルホスト
飲食店パートを始めた頃、接客をちゃんとしなければという思いから、おもてなしが云々やら、ホスピタリティの極意みたいな本を読んでモチベーションを保っていた。
そこにあるホスピタリティについてさらに調べていると、ロイヤルホストに行き当たった。
ロイヤルホストはその冠にホスピタリティレストランとついているのだ。
ロイヤルホストはファミリーレストランとして子どもの頃も度々行ったし、24時間営業だったので高校生の時にも始発がでるまでお世話になったりした(今考えるとあんまりよくない)。
今では基本単価が高くてとても気軽に入れたもんじゃないみたいなロイヤルホストだが、90年代頃はそこまで高いというイメージはなかった。
極々一般的な高校生の時に、「お昼に何食べる?ロイホでいっか」ぐらい気楽だった。
そんなロイヤルホストの親会社、ロイヤルホールディングスのサイトまで眺めていると、私の履歴書という項目が飛び込んでくる。
ロイヤル創業者の伝記ともいえるものが載っているのだが、これがまたとても面白い。
夢中で読み進め創業者江頭匡一さんの波乱万丈さに、すぐさまこの話を誰か朝ドラにしてくれ!と思った。
すっかり私はロイホのファンというより江頭さんのファン状態。
江頭さんが掲げたロイヤル経営基本理念は飲食に携わる人には全員熟読してほしいなと思う。
ロイヤル経営基本理念
ロイヤルは食品企業である。
お客様から代金をいただくからには、
一、食品は美味しくなければならない。
一、調理・製造も取扱いも衛生的でなければならない。
一、サービス・販売は、お客様の心を楽しませ、
社会を明るくするものでなければならない。
以上のつとめを果す報酬として、
正当な利潤を得られ、
ロイヤルも私共も、永遠に繁栄する。
昭和三十一年六月制定
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こんなにロイヤルホストいや江頭さんが好きなのだが、肝心のロイホは現在住んでいる場所の近くに店舗がなくあまり行けていない。
行けたとしてもとにかく金額の高さに眩暈がしてしまう。
サイゼリヤで1000円あればお釣りがくるのにロイホではメイン、ドリンク、デザートとちょっとご機嫌でいると優に3000円超えてしまう。
なので最後に行ったのは娘の大学合格祝いの時だっただろうか。
値段は張ったがその分いいお祝いになった。
そしてロイヤルホストは24時間営業の廃止、店舗休業日の設定など働く側への意識も高いように思う。
黒須 CS(顧客満足度)とES(従業員満足度)のバランスをどう取っていくべきかのせめぎ合いですね。しばらく悩みましたが、「ESが向上した従業員は、きっとCSを向上させてくれるだろう」という判断で、大きな決断ができたと思います。
この記事は当時ブラックバイトで話題になっていた某グループ会社傘下の一飲食店で働いていた私にめちゃくちゃ沁みた。
ちょっとお高いロイホだが、たまの贅沢として選択肢に必ず入れておきたい。
大好きというより尊敬しているロイヤルホストについてでした。