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はじめまして。今日は2024.9.5。かけがえのない人を喪ってはやまる2年。

『女の一生をかけて 良く頑張ったね』
彼はそう優しく震える声で慰めてくれた。

絶対に彼には言ってはいけない
墓場まで持って行こうと決意していたのに。

12年も頑張って秘密にしてきたのに
何故かこの日は伝えなくてはと思ってしまった

虫の知らせだたのか。悪夢の予感が私の脳裏をかすめた瞬間に口を開けて言ってしまった。


後に彼は15日で亡くなる事になろうなんて。。。


彼にとって私は愛するかけがえのない人でした
私にとってももちろん言うまでもありません。


男女の関係等は遠に無くても深い絆で結ばれている唯一無二の愛する人でした。

愛するって本当に複雑でこじらせてしまう。


私『あのね。私……結婚したの。』

彼『そうか。そうなんか。。。それは偉かったね。ごめんね。幸せに出来なかって。。。
女の一生かけて良く頑張ったね。』

彼は生きる希望も光も無くしてしまったかのように3日後
彼『ごめん。余命3ヶ月と医者から言われた』

と目を疑うようなLINEがきた。

私『待って!!!嘘!嫌だよ!!!やめてー
もう 何もかも捨てて 逢いに行く』
とにかく直ぐに逢いに行くと翌朝の始発の新幹線で飛んで行った。

それから15日間で彼は命をひきとってしまった

あまりの急な出来事で受け入れられない事実。

いくら後悔しても泣いても泣き叫んでも彼は二度ともう会えない。声も聞けない。

このタイミングでの私をさらにこじらせた。
後悔の渦の中に埋もれたまま。。。

3年目というイタズラにも月日は流れていく。

続く……。


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