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PSYCHO-PASS メモ✍️


時系列 まとめ

PSYCHO-PASS

season1

シリーズ第一弾にして屈指の人気作。登場人物、背景、敵キャラどれをとっても一級品。
免罪体質という特殊体質でシビュラの目を掻い潜る槙島聖護をラスボスとした物語の基盤となる作品。
主な死亡キャラ
・縢秀星
・征陸智己
・槙島聖護

PSYCHO-PASS2

season2

シリーズ第二期。普通に面白いが不人気(?)作。
新しいキャラクターが大量に出てきて大量に死んでいくある意味サイコパスな作品。狡噛・槙島の二大神キャラを欠いた中で執行官の東金朔夜も含めて敵がドミネーターを使用しシビュラ自身も進化させる展開。
複数人の臓器を持つ一人の人間である鹿矛囲桐斗が集団のPSYCHO-PASSを測定出来ないシビュラを掻い潜る。
主な死亡キャラ
・鹿矛囲桐斗
・東金朔夜
・青柳璃彩
一係加入キャラ
・雛河翔
・須郷徹平

劇場版 PSYCHO-PASS

劇場版

シリーズ初劇場版。一期同じ脚本家さん+狡噛参戦の激アツ展開。ここから海外へのアプローチが始まったのでPSYCHO-PASSシリーズの基盤を作っているのはやはり『虚淵 玄』天才である。

PSYCHO-PASS SS三部作


Case.1
Case.2
Case.3

PROVIDENCEに繋がるSS三部作。外務省フレデリカの登場、須郷徹平の深堀、霜月美佳の成長、狡噛慎也が日本に戻るキッカケなどシリーズファンであれば必須のストーリー。これをPROVIDENCE公開の3年前に制作したのは正直謎。

PSYCHO-PASS PROVIDENCE

PROVIDENCE

PSYCHO-PASSシリーズの集大成とも言える本作。
登場人物もオールスター作画も🙆‍♀️。大満足の作品。強いて言うなら2時間にしては内容が盛りだくさんすぎる、雑賀譲二先生なんで死んだんや問題があるくらい。主要キャラをあっさり殺すのは今に始まったことではないけど悲しかった😭3期で残された謎がだいぶ回収されてスッキリした。
最後のシーンとEGOISTの歌う「当事者」の歌詞がリンクしすぎてて神。

PSYCHO-PASS3

season3

初見の時は監視官変わっとる、執行官変わっとる、常守朱捕まっとるでポカーンとなった三期。
1時間×8話の変則構成。アメリカドラマの構成を真似したっぽい。伏線を引くだけ引いて回収がほぼ無いのでこれ単体ではあまり楽しめない。PROVIDENCEとFIRST INSPECTORをみてやっと理解できる。

PSYCHO-PASS3 FIRST INSPECTOR

FIRST INSPECTOR

PSYCHO-PASS3の完結編。映画で完結は昨今のアニメではわりとテンプレ展開。公安と外務省の旧一係メンバーの共闘はかなり熱い。でもここでハッキリしてしまうのが旧メンツの良さ。勿論思い入れなどもあるが、キャラとしての魅力が全然違う。
残された謎も多いし満足とは言えないが、最後の狡噛×常守の会話+4への匂わせ(?)があったので🙆‍♀️
狡噛の「すまん」のセリフ為に雑賀先生は殺されたと考えると不憫ッスね笑

考察

常守朱と慎導篤志

 2人の共通点は「シビュラと法は共存すべきである」と考えてること。
 常守は1期から「法が人を守るのでなく人が法を守るんだ」という発言や槙島聖護、鹿矛囲桐斗のようにシビュラの目を掻い潜る人間と相対していることでシビュラには穴があることを明確に認識している。霜月に「政治家の真似事」と言われるように真っ当な議論の末、法を残すことを目指していたが槙導篤志の死とシビュラでは裁ききれないピースブレイカーの存在が決め手となり、自らの手を汚す強硬策で法の撤廃を延期させた。

 槙導篤志は息子である槙導灼が免罪体質者であり、シビュラが欲する人材。法が撤廃されシビュラが完全支配する世界になれば間違いなく灼の脳は取り込まれる。この事態を防ぎたいという思いもあったのではないか。その手段として自分の手を汚しながらコングレスマンを目指していた。法斑静火をみるに最後のコングレスマンになるということはシビュラと同等もしくはそれ以上の力を持つということ。篤志はシビュラとビフロスト両者と取引をしている描写があり、慕っいたコングレスマン法斑劫一郎との契約はPROVIDENCE内で破られており、インスペクター権限は取り消されている。代わりに灼達の安全はシビュラに約束させており、シビュラと常守朱に全てを託して自害する形になった。

篤志と常守のもう1つの共通点として非免罪体質者でありながら色相が濁りにくいことがある。篤志に関しては免罪体質者の可能性もあるが、その場合篤志の自害をシビュラが認めるはずがないと判断し非免罪体質者とする。この共通点は篤志・シビュラは把握しており、篤志のボジションに常守朱をつかせようとしたことにも繋がる。
 篤志が常守朱に灼を託したのは自分と同じ法の精神を持っていたから+手を汚さない綺麗事を謳う常守朱に別の可能性を感じたのかもしれない。
 この考察では常守朱は槙導篤志の期待をどちらも裏切っている。自らの手を汚し収監されているからである。しかし常守朱は篤志のように権力で灼を守るのではなく、仲間と灼自身の成長と選択に託したと劇中のセリフから推測できる。

公安局と外務省

 公安局はドミネーターを使うように「シビュラ」直属の警察部隊であるのに対して、外務省は潜在犯の縛りを解いていることから「法」の精神を元に活動をしてると言える。狡噛、宜野座、須郷らは常守朱の為に自分は何ができるのかを考え、外務省で行動しているので常守朱が釈放されたことにより、一係との連携を強めていくことが予想される。

4期への展望


2024年で12周年

FIRST INSPECTORのエピローグを考えると4期は制作されると信じております。

PSYCHO-PASS 第1期 2012年
PSYCHO-PASS 第2期 2014年
PSYCHO-PASS 劇場版 2014年
PSYCHO-PASS 第3期 2019年
PSYCHO-PASS FIRST INSPECTOR 2020年
PSYCHO-PASS PROVIDENCE 2023年

2期と3期の間は約5年空いており今回もこれくらい空く可能性もあるでしょう。最新作が2023年という事も踏まえてメタ読みすると
『シリーズ15周年に当たる2027年までに何かしらの動きがある』と勝手な予想をしておきます。

あと約3年、今年もあと1ヶ月半なので長いようであっという間かも知れません。


ワシ推し3人組

4期は恐らくピースブレイカーの話がメインになるでしょう。そこに法斑静火の謎に迫る話が関わってくるのかなと。最後に法斑静火についても軽くまとめます。シリーズファンは常守、狡噛、宜野座この3人が絡んでいるだけでいくらでも見ると思うのでそこに期待したいです。(雑賀先生もいて欲しかった😭)

法斑静火


法斑静火

現状謎が多すぎる人物。新世界の神になろうとしている完璧で究極のアイドルの夫で双子のパパ。

〈ビフロスト〉のコングレスマン。32歳。
常に冷静沈着であり、その思考は柔和な笑みに隠され窺い知ることはできない。唯一の癒しは飼っている愛犬。

公式から与えられてる情報はこれだけ。

物語のラストで公安局の新局長に就任し、槙導灼の監視官継続、常守朱の釈放と執行官として公安局への復帰を命じた。序盤から公安局に有利な判定を下し、明らかに贔屓していた。終盤に明かされた目的としては父である法斑却一郎の復讐ではなく、ビフロストの破壊であることが名言された。却一郎の勝てと言う言葉は他のコングレスマンにではなく、ビフロストという存在に勝てということだったと推察できる。それでも常守朱を解放した理由の説明にはなっていない気がします。

ここで注目すべきは法斑却一郎と静火は実の親子ではなく養子であるという点です。この「養子」という要素から考えられるのは

『静火の実親は潜在犯なのではないか』

ということです。PSYCHO-PASSの世界では潜在犯は子供を育てる権利を失います。そのため今後のポイントとしては
①却一郎の養子になる過程
②常守朱との面識
③実の両親

雑賀譲二の息子説

①に関してはサッパリ予想が着きません。②③は妄想を膨らませて語ります。
②常守朱との関係は法斑却一郎と槙導篤志の関係性が影響してる説。常守朱は槙導篤志の後任的な存在なので却一郎をそばで見てきた静火が常守朱に目をつけても不思議ではありません。
③はモブの潜在犯である可能性が1番高いですが、
せっかくの予想なので「父親が雑賀譲二説」を推しておきます。雑賀先生が認知をしているか分かりませんが同じ厚生省の出身だったり冷静沈着な頭脳型と共通点は意外とあります。これは②にも繋がることで雑賀先生は常守朱に依存に近い感情を抱いていました。そうなると法斑静火が常守朱を支援するのも納得出来ます。

なんにせよ4期が楽しみですね。

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