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【カナダワーホリ】 そもそもワーホリってするべき?…#31


はじめに

みなさんこんにちは。2024年7月にワーキングホリデービザでカナダに入国をした“だよ”です。日本でしていた仕事を退職して“カナダワーホリ”を始めた北海道札幌市出身の24歳です。これまで生きてきた中で、海外生活に憧れたことはありませんか。今回は、ワーホリという制度についてです。

自己紹介・カナダに来た経緯はこちらに詳しく書いています。

https://note.com/vivid_panda200/n/n4b22b87aa363

ワーホリとは

日本のワーキングホリデー制度は1980年から始まり、40年以上の歴史があります。私が滞在しているカナダは1986年からです。日本と協定を結んでいる国は30カ国(2024年11月22日時点)。原則18歳〜30歳の間にビザの申請をする必要があります。(年齢は国によって少し違うので調べてみてください)

以下引用
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ワーキング・ホリデー制度とは、二国・地域間の取決め等に基づき、各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が、その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し、二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
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(外務省のホームページから引用)

と書いているように働いてもいいし休んでもいいし自由にどうぞというものです。基本的に入国から1年間滞在可能なビザなので、その間は別の国に旅行に行ってもいいし、1日で帰ってもいいんです。ホリデーですから。注意点としては、その国では一生に1回しか使えません。カナダワーホリ終了後、もう一度カナダでのワーホリビザは使えません。カナダワーホリの後、オーストラリアワーホリなど別の国なら行けます。

最近はROワーホリなど31〜35歳までを対象としたものもあるようなので興味がある方は調べてみてください。

そもそも1年間の就労ビザ

「ワーホリビザは最大6ヶ月間就学できる」というのを目にします。もちろん正しいのですが、就学自体は観光ビザでも留学ビザでも6ヶ月間できます。では、ワーホリビザのメリットは何か?それは『1年間制限なく働けるということ』です。安価で手に入る1年間の就労ビザなんです。ちなみに『LMIA』と呼ばれる就労ビザは2年間有効ですが、申請費用や弁護士費用などを合わせると約6000カナダドル(約66万円、1カナダドル=約110円)かかると言われています。その半分となる1年間の就労ビザが357カナダドル(約3万9270円、1カナダドル=約110円)で手に入るのはとてもお買い得です。


『LMIA』の新規申請は、2026年9月まで受付予定でしたが2024年9月26日に突然終了しました。カナダ政府が外国人労働者を減らす方針に切り替えたためです。全ての都市で終了したわけではなく、失業率が6%以上の国勢調査大都市圏が対象です。

2024年10月ごろの失業率
トロント  8.6%
カルガリー 7.6%
モントリオール 7.3%
バンクーバー 6.2%
ビクトリア 3.5%

現時点でトロントやバンクーバーなどで就労ビザをもらうのは非常に難しい状況です。この失業率の高さは、移民を受け入れすぎたことと景気の悪さが原因とみられます。

ワーホリをするべきか

『人による』というのは前提で、挑戦したいと思ったならするべきです。ただ、みなさん金銭面や人生設計はさまざまなので自分に合った時期に渡航してください。求人は引き続きあるので、探していれば仕事は見つかりますよ。

20歳前後の学生

休学をしていく人が大半です。就活もあるので大学3年生で休学する人が多いと聞きます。体力もある年齢なのでオススメです。ただ、社会人経験がないので仕事探しはやや苦戦するかもしれません。また、金銭面にあまり余裕がないと思うので、親御さんに初期費用の全額または半分を出してもらう人もいます。

社会人1~3年目

社会人として働いた経験があるので、探し方も含め仕事を見つけやすい気がします。ワーホリ後も25歳前後なので、帰国後もまだまだいけそうです。実際、この辺りの年齢が多い印象です。

社会人4~6年目(アラサー)

学生や新卒に比べて貯金ができているのはないでしょうか?目標設定や今後の人生設計もしっかり考えている人が多いので、素晴らしい生活が送れそうです。帰国後も30歳前後なので挑戦するにはいい年齢だと思います。

30歳(ギリホリ)

ワーホリビザが申請できるギリギリの年齢でラストチャンスです。日本での社会人経験がしっかりあるはずなので、帰国後の再就職もできるのではないでしょうか。カナダの永住権を狙っていく人もいますね。

行ける時に行ってほしい

ワーホリビザのルールはどんどん変わっています。ワーホリ自体がなくなることはないでしょうが、コロナ禍になってしまうなど、思いもよらないことが起こる可能性はあります。また、年々ワーホリビザの申請料が少しずつ上がっています。さらに渡航者数も増えているため、家や仕事探しの競争率も激しくなっています。お金だけではありません。ワーホリビザの申請は原則30歳までにしないといけません。行きたかったけど、結局行かないまま40歳、50歳になった時に後悔するのはもったいないです。とにかく体力がある若いうちに海外へ出て視野を広げるのはとてもいいことですよね。

ワーホリは30の国と地域にいける

オーストラリア
ニュージーランド
カナダ
韓国
フランス
ドイツ
英国
アイルランド
デンマーク
台湾
香港
ノルウェー
ポルトガル
ポーランド
スロバキア
オーストリア
ハンガリー
スペイン
アルゼンチン
チリ
アイスランド
チェコ
リトアニア
スウェーデン
エストニア
オランダ
ウルグアイ
フィンランド
ラトビア
ルクセンブルク

これだけ行けるので、オーストラリアやカナダ以外も挑戦してみてはいかがでしょうか。

英語力について

最低限の日常会話ができないと働ける場所の選択肢が狭くなります。友人も作りにくいですし、家を決めたりなどの手続きも苦労するでしょう。もちろん自分が何をしたいか?何を目標にするかでいろいろ変わりますが、英語力はもちろんあったほうがいいです。私がカナダにきて大事だと思ったことはとにかくリスニング力。聞くことができれば単語を並べて言い返せますし、何を言われているかがわかります。どれだけ“英語のお勉強”ができたとしても聞けないのは致命的です。そんな私はいまだにリスニングがあまりできていません。しかし中学1年生レベルの英語がある程度できればなんとか生きていけます。


今後ワーホリを考えている人はいろいろ情報収集していると思いますが、ワーホリで海外へ行った人がSNSやYoutubeで言っている『英語力ゼロ』は信用しないでください。その人にとってはゼロかもしれませんが、全くゼロじゃないです。そもそも『英語力ゼロ』ってどのレベルを指しているのでしょうか。ただ、結構タメになることを話してくれているので参考になりますよ。

最後に

読んでいただきありがとうございます。ワーホリは面倒なことが多いですが、海外挑戦するいい機会です。行くことを決めたなら応援します。週2程度の発信を目標としていますが、疲れてめんどくさくなったら、、、そういうことです。もし、気になること知りたいことがあればコメントください、わかる範囲でお答えします。返信速度はカメさんです🐢

次回予告

次回は、命を繋いだホットドッグについて書くかもしれません。


また会いましょう。


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