新卒デザイナーによるデザインイベント 参加レポート!【in Designship2024】
はじめに
はじめまして、KDDIアジャイル開発センターのしんです!
今回は10/12(土)〜10/13(日)の2日間に渡り開催された「Designship2024」 にデザイナーチームとして参加してきました💪
このnoteでは実際に参加してみての感想やセッションを聞いての学びなどについて、新卒デザイナー視点で感じたことを紹介したいと思います!
自己紹介
2024年4月にKDDIアジャイル開発センター(以下KAG)に新卒で入社しました。約4ヶ月間の研修を終え、8月からはOJTを受けつつ、デザイナーとして案件に参加しています👍
今回は、様々なデザイナーとの交流を通じて、デザインに対する考え方や取り組み方を学び、知見を広めるべく参加しました!
Designship2024について
イベント概要
Designshipは、2018年から毎年開催されているデザインカンファレンスです。広がりすぎたデザイン同士を接続する機会として、デザインの最前線を学び、第一線で働くデザイナーと語り合うことができる場となっています。
各業界で活躍するデザイナーの知識や経験を共有する、様々なイベントや企業ブースでの交流など、最前線で活躍するデザイナー同士を接続する機会を得ることができます。
会場について
2024年のDesignshipは、東京ミッドタウンのホール&カンファレンスを中心に開催されました💪
それぞれのエリアごとに独特な空気感が作られており、場所によって異なる雰囲気で楽しむことができました🙌
大人数が座れるホールとインパクトのある演出の中で行われるセッションが特徴のMain Stage
参加したデザイナーの想いを知ることができる催しや自社のサービスに触れたりと、企業と参加者の交流が行えるSponsor Booth
メインステージよりも近い距離で登壇者によるセッションや、複数の登壇者によるディスカッションを楽しめるOpen Stage
スピーカーとの対談や、参加者同士の交流ができるMeetup Area
予約できた人のみが、5Fの会場で参加できる、スポンサー企業によるワークショップが行われるWorkshop Area
Designship2024に参加してみて
会場の雰囲気
全体的に人が多くて、大盛況って感じでした🙌
まず入って最初に目についたのはとても大きなガチャガチャ!!
(残念ながら回せなかった…先着順早い…😭)
ノベルティも充実!
ノベルティも充実しており、企業のパンフレットから折り畳み傘など、「これ本当にもらっていいの?」と思ってしまうほど豪華で驚きました😳
今回はKAGもスポンサー企業ということもあり、カグカグの付箋と新しい企業パンフレットがノベルティに並びました!(カグカグ可愛い🎉)
Sponsor Booth
入り口から進んだ先では、廊下にも企業ブースが出ており、Sponsor Boothだけでなく、会場全体で参加者と企業の会話が行われていました。
いくつかのブースにお邪魔して、会社の説明や今回のブースに込めた想い、こだわりポイントについて聞くことができました。
Open Stage
お次は、ホールBの奥にあるOpen Stage!
立ち見している人が大勢いる大盛況の中、パネルディスカッションやスポンサー企業による登壇が行われていました🙌
パネルディスカッションでは、テーマについて3〜4社の企業が登壇し、最前線で活躍するデザイナーの意見や見解を聞くことができました。
Main Stage
いよいよ本命!ホールA、Main Stage🔥
他のエリアが賑やかなコミュニケーションと活気な雰囲気が溢れる場所に対し、Main Stageは静かな雰囲気の中、大演出から始まるデザイナーによる単独ステージのような場所でした。
それぞれのセッションからも、多くの失敗とそこからの学びについて、共有が行われており、私も多くの学びを得ることができました!
KAGの活動!
さらに、絶対に忘れてはいけない!それは…
今回はKAG からもワークショップの開催と先輩社員の登壇がありました!🎉
Day 1:先輩デザイナーによるスポンサーセッション
KAGからはDay 1のスポンサーセッションで「開発チームの中心で心理的安全性をつくる、UXデザイナーの問いかけ方」という題目で先輩デザイナーが登壇しました!
(↓↓ 登壇した先輩デザイナーの紹介もどうぞ!!)
「”人”ではなく“コト”に焦点を当てる」
なぜなぜ攻撃の代わりに進める問いの変換について、そのやり方について実例を踏まえて説明してくれたので、とてもわかりやすかったです!
Day 2:サービスデザインワークショップ
Day 2では事前予約した人限定ですが、「生成AI「ビジつく!」と共創するサービスデザイン」のワークショップを実施しました!
(僕もチームファシリとして参加しました👍当日すごく緊張した…💦)
ワークショップではKAGが開発した生成AI「ビジつく!」を使ったデザイン活動を行いました。結果は大好評👏
「ビジつく!」を現場でも使ってみたいとのコメントや参加したデザイナー同士の新しい交流など、多くの参加者を満足させることができました!!
(↓↓ 「ビジつく!」についてはこちらから!)
学びと気づき
Designship に参加してみて
企業ブースでは、ブースのコンセプトや出展に向けた取り組みについても話を聞くことができました。その場にきたデザイナーから、今後のサービスのタネや自社のサービスについてのリサーチが行える独特な機会であることがわかりました。
また、普段のリサーチとは異なる意見に出会える、出会いの場としても、こういったイベントならではの効果であると感じました。
セッションを聞いて
今回 Designship に初めて参加してみて学んだことはたくさんあります。最も強く感じたことは、「失敗や挑戦したことから、何を学ぶのか」そして、「どうやって楽しむか」を考えることがデザイナーには必要ということです。
登壇したデザイナーの話を聞いていると、自分がこれまでに挑戦したことや失敗したことについて話している人が多くいました。失敗から始まったデザイナーの話で多く出てきたのが、「自分がワクワクするもの、作っているデザイナー自身も楽しいと感じるものをデザインすること」が大事ということです。それこそが今回参加して、最も重要な学びであると感じました。
スポンサーとして参加してみて
これまでに私が参加したワークショップは、デザイン思考に馴染みがない方を対象に行なったもののみでした。そのため、デザイン思考を普段から取り入れている人に実施することによる違いを感じたことが印象的でした。
最大の気づきは、ワークショップで使用したサービスや資料について、お互いのデザイン業務での活用方法に関する意見交換が起こったことです。
異なる分野やタイミングで活動するデザイナー同士が集まったことで、普段とは違う視点での意見を聞くことができました。「営業に同行し、依頼内容に対するサービス案をその場で提案し、反応を見る」など、参考になる意見も多く、参加者の発言からこちらが学ぶことも多かったです🎉
新卒で参加してみて良かったこと
活躍している新卒を見ることができた
Designship2024には、多くの新卒デザイナーも参加しており、自分と同じ立場の人が登壇したり、企業ブースの出展を主導していたりしました。他社の新卒がどう働いているのか?その活躍を知ることができ、自分ももっと頑張ろうと思うきっかけになりました🔥
新卒同士のため、コミュニケーションも盛り上がりやすく、企業を横断した横の繋がりを持つことにも繋がるように感じました!
普段とは異なる視点や気づきを早いうちに学べる
自社以外の会場で行うワークショップの運営に参加するは今回が初めてでした。そのため、これまでに参加したワークショップでは聞いたことがないトラブル(予約した人がちゃんと来るのか?など)も多く、普段とは異なる緊張感を感じることも多かったです。
予想していないトラブルも起こりやすいため、自社で開催する時より想定しておくことが多かったです。その結果、普段よりも状況を予想して、動けるように準備することができていたように感じました。
まとめ
「Designship 2024」は、様々な分野へと広がり続けるデザインに対し、最前線で活躍するデザイナー同士を接続する絶好のイベントでした🙌
私自身、失敗も挑戦も、そこでの学びを活かすことが成長に繋がることを、実例を通して知ることができました。
これからも、自分自身がデザインを楽しみつつ、デザイナーとして成長できるように、失敗から学び、多くのことに挑戦していこうと思います!!🔥