【保存版】子どもに教えたい金融教育の基礎 – お金に強い子を育てるための完全ガイド
こんにちは、たくみと申します。
X（旧Twitterで発信活動をしています）
今日は、Xの投稿で反応の多かった図解を記事にしたいと思います。
2025年2月11日の投稿
はじめに
「お金ってなんだろう？」
子どもにこう聞かれたとき、あなたは自信を持って答えられますか？
「お金はモノと交換するためのものだよ」
「働いたらもらえるんだよ」
もちろん、それは間違いではありません。
でも、それだけでは 「お金を賢く使う力」 は育ちません。
お金は 「ただ稼ぐもの」ではなく、「管理し、増やし、守るもの」 です。
それを知らずに大人になると、浪費を繰り返して貯金ができず、クレジットカードの使い方を間違えて借金に苦しむことになるかもしれません。
実際、私自身も社会に出たばかりの頃は、お金に対して無頓着でした。
給料が入ったらすぐに好きなものを買い、なんとなく貯金して、投資なんてリスクがあるものだと避けていました。
でも、あるとき人生の転機を迎え気づきました。
「お金の知識があるかないかで、人生は大きく変わる」
そこから本を読み、実際に投資を始め、学びながら実践するうちに、
「もっと早く知っておけばよかった！」と何度も思いました。
何度も後悔しました。
だからこそ、これから親になるアナタも
今、親として子供を育てるアナタも
「子どもにお金の教育をすること」 はとても大切です。
今回は、年齢別に 「子どもが本当に身につけるべき金融教育」 について、エピソードも交えながら解説していきます。
幼稚園（3〜6歳）：お金って何？を知る
幼稚園の子どもは、お金に対してとてもシンプルな認識を持っています。
私が小さい頃も、最初は「お金はお店に行けばもらえるもの」と思っていました。
ある日、スーパーでお菓子を買おうとしたとき、「お母さん、お金ちょうだい！」と言いました。
母は私に「どうして？」と聞くと、「だって、お店の人がくれるんでしょ？」と。
そこで、「お金はただあるものじゃなくて、お仕事をしたり、何かを売ったりして手に入れるものなんだよ」と聞かされました。
その後、母からおつかいを頼まれることが増え 「お金を使うと減る」ことを体験 させられました。
おもちゃや、食べ物を大切にすることも
何度も何度も教えられました。
この時期には、 お金は無限にあるものではなく、大切に使うものだという感覚 を少しずつ持たせることが大事だとおもいます。
小学生（6〜12歳）：お金の大切さと管理を学ぶ
小学生になると、お小遣いをもらい始める子も多いでしょう。
お金を「もらうだけ」ではなく、「管理する」力を育てるのが、この時期のポイントです。
私の知り合いのご家庭では、お小遣いをもらった子どもが、全額お菓子やポケモンカードに使ってしまい、お小遣い日にすぐになくなってしまい大泣きしてお金を欲しがるというトラブルがありました。
そこで、「使うだけじゃなくて、少し貯めるともっと楽しいことができるよ」と話し、 貯金箱を作ることにしてもらいました。
「500円貯めたら好きな漫画を買える」
「1,000円貯めたら強いポケモンカードが手に入る」
こうした目標を立てることで、子どもは 「お金を計画的に使う楽しさ」 を学びます。今は中身はさておきです。
また、お小遣いの中から 「使う」「貯める」「増やす」など優先順位をつけると、さらにお金の使い方が上手になります。
中学生（12〜15歳）：お金を「増やす」ことを学ぶ、社会とお金のつながりを学ぶ
中学生になると、学校の授業でも経済や社会の仕組みについて少しずつ学び始めます。
ただ、「経済って難しそう」と感じる子が多いのも事実です。
そんなとき、子どもにとって身近な話題と結びつけて 「お金はどのように社会で動いているのか」 を考えさせると、興味を持ちやすくなります。
お金を「増やす」ことを学ぶ
ある日、甥っ子に「もし1万円あったら何に使う？」と聞いてみました。
「お菓子とゲーム！」と即答でしたが、「1万円を使わずに、1年後に1万1,000円に増やせる方法があるとしたら？」と問いかけると、「え？そんなのあるの？」と興味津々。
そこで、「銀行に預けたらどうなるか？」「株に投資したらどうなるか？」という シミュレーションゲーム を一緒にしてみました。
銀行に預けると利息はほとんど増えず、投資では増減があることを知ると、「お金って使うだけじゃなくて増やすこともできるんだ！」と驚いていました。
中学生の段階では、実際に投資をするのはまだ早いかもしれませんが、 「お金を増やす方法は労働収入だけではない」 ことを知るだけでも、大きな学びになります。
社会とお金のつながりを学ぶ
中学生は、自分の興味のあるものから 「お金の動き」 を学ぶのが効果的です。
例えば、普段遊んでいるスマホゲームの 「ガチャ」 も、お金をどう使うかのトレーニングになります。
「このガチャ、10連を回すのに3,000円かかるけど、手元に5,000円しかない。どうする？」と問いかけると、「全部使う！」という子もいれば、「3,000円だけ使って2,000円は残す」という子もいます。
ここで「お金を使うときは、本当にその価値があるかを考えることが大切だよ」と伝えると、「確かに…」と納得することが多いです。
また、ニュースを見ながら「なんで円安になったの？」「なんで物価が上がるの？」と話し合うのもおすすめです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ社会とお金の関係を学ぶことで、金融リテラシーが自然と身についていきます。
高校生（15〜18歳）：投資やリスク管理を知る
高校生になると、アルバイトができるようになり、自分で稼いだお金を管理する機会が増えます。
また、「大学進学のための費用」「クレジットカード」「ローン」など、お金に関するリアルな問題が身近になってきます。
投資の基礎を学ぶ
高校生になると、投資についての知識を少しずつ身につけることが重要です。特に、 「投資＝ギャンブルではない」 という考え方を知ることが大切です。
実際に、甥っ子の高校生が「投資って怖くない？」と話していたことがありました。
そこで、「例えば、10年間毎月1万円ずつ積み立てたら、どうなるか計算してみよう」と言って、親戚の家族一同で一緒に計算してみました。
すると、「え！？こんなに増えるの？」と驚きながら、「銀行に預けるだけじゃなく、投資もアリかも」と考えが変わっていきました。
この段階では、
・株式投資の仕組み（配当、値上がり益）
・投資信託とは何か
・複利の力
を理解することで、「お金を増やす手段は貯金だけではない」と学ぶことができます。
リスク管理を知る
高校生になると、クレジットカードやローンについての知識も必要になります。特に 「リボ払い」 の危険性を知らないと、大人になったときに苦しむ可能性があります。
私が大学生の頃、同じ学科の男の子が「気づいたらリボ払いで30万円の借金ができていた…」と嘆いていました。
「最初は毎月3,000円だけ払えばいいって言われたから、気軽に使っちゃったんだよね…」と。
でも、実際には 利息がどんどん膨らんで、支払いが終わらない状態 に。
このような話を高校生のうちに聞いておくと、「クレジットカードは計画的に使わないと危ないんだ」と実感できます。
また、
・借金の種類とリスク（奨学金、住宅ローン、消費者金融）
・詐欺や金融トラブルへの対処法
なども、高校生のうちに学んでおくと安心です。
まとめ
お金の教育は、 一度に全部教えなくても大丈夫です。
年齢に応じたステップで、
「お金の価値を知る」→「管理する」→「増やす」→「守る」 という順番で学んでいけば、自然と金融リテラシーが身についていきます。
私自身、「もっと早く知っていれば…！」と思うことがたくさんありました。
だからこそ、 子どもたちには「お金に困らない力」をつけてほしい と強く思います。そして、お父さんお母さんの皆さんにも一緒に学んでほしいと思っています。
「お金を知ることは、人生を豊かにする第一歩！」
今日からできることを、ぜひ実践してみてください。
最後に…
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