比較癖は人生のスパイス
これが初めての投稿となります。
私は2024年6月14日付で、やりたいこと探しを終わらせて、自己実現に向けてスタートを切りました、たくとです。
「やりたいこと探しを終わらせる」というキャッチーなフレーズに心打たれた、自己理解プログラムの修了生です。
やりたいこと探しコーチング「自己理解プログラム」- 自己理解プログラム (jikorikai.com)
修了した翌日である6月15日に、もともと会おうと話をしていた人と、初めて飲むことになり、なんと結果6時間も話し込んでしまいました…
…僕サシは得意らしい。
そんなこんなで電車に揺られながら、最寄駅から20分くらいすっ飛ばして寝過ごしながら内省を重ね…いろいろ考え事をしていたら頭の中がいっぱいになってしまいました。
アイデアを思いついては、すぐに忘れる着想マンである僕は、この感情をどう記していけばいいのだろう?と考えて思い立ったのが、このnoteだったってわけです。
まさか、飲酒後に書くなんて…ねえ…
ということで前置きはここまでにして、本題に移ろうと思います。
目次
結論:比較癖自体は悪いわけではない。
理由①:強みを見つける材料になる
具体例①:比較癖が良く作用する例
理由②:相手のいいところを見つけられる
具体例②:他人に比較癖を使って良いことがあった例
理由③:自分の至らなさを痛感する
具体例③:相手のいいところから気づいた例
結論:比較癖を直することが、根本的に人生をよりよくするとは言い切れない
結論:比較癖自体は悪いわけではない。
僕はもともと比較癖を持っています。
世間一般的には、これまでは他人と比較しないようにして自分だけに比較するようにしよう、ということはよく聞いていたので、その心持ちで取り組んできました。
でも、人間そんなに簡単に変わることはなく…
どうしても比較癖って消えないものじゃないですか。
だって、他人と共存しているからこそ自分が社会というコミュニティに存在しているわけですから。
なんでつい比較してしまうんだろう?
比較することで何がいけないことなのか?
では、比較を完全にやめないといけないのか?
いろいろなことを考えるときが、一時期ありました。
ただ、結論から言うと、比較癖自体が悪いわけではなかったのです。
なんか今日すべてがつながった気がしたので、自分なりの意見をここに書き記そうと思いました。
※賛否両論あると思います。
反対したい意見があったら、考えを深めたいのでぜひ質問してください。
理由①:強みを見つける材料になる
なんだなんだ?マウントとってるだけじゃないか??
そうです。。。悪く言えばマウントです。
ただよく考えてみてください。
これは実は、人間関係で起こってしまうことだと思います。
例えば、自分が自然とやってしまうことに対して、他者ができないと、
「なんでこんなこともできないの?」
「いやこれくらいできるっしょ」
みたいな、人のことを下に見る瞬間って、ないでしょうか?
僕は残念ながらとてもよくありました。
今だって割とあります。
でも!このような残念な考えを止めることで、人間としての価値が向上するのでしょうか?
ちょっと使い方を変えてみたら、すごい武器になると思っています。
つまり、相手のできないことを執拗に指摘するから、マウントに"聞こえてしまう"だけであって、実際はそれを言わなければいいのではないでしょうか。
そして思っていることをよく振り返ってみると、普通にできてるから、自分が当たり前であることが実は異常なことなんだと気づくと思うんです。
具体例①:比較癖が良く作用する例
私の場合、よく思考が深いと言われました。
いや本当かな~と、今でも自覚はありませんが、どうやら内省は自分の強みなのかもしれません。
実は、これまでは考えるのが普通じゃん、そう考えていました。
1人で考え事をしていたら、自然とたくさん物事を思いつくものではないか?と思っていました。
ただ、誰しもがそうではないことがわかったんですね。
ある受講生と話したとき、自分にしか答えがないようなことは、一旦他人との会話を止めて、自分の世界に入ったらどうかとアドバイスしたことがありました。
ただ、翌日…めちゃくちゃしょんぼりしてたんですよね。
その人は対話で思考を深めるタイプだったから、一人で考え事をすることが苦手だったようなんです。
一瞬「え?なんで一人で考えたら疲れるの?」と思いました。
(当事者にはこんな本音があったことを深く謝りたい)
↑これが比較した瞬間です。
ここから、一人で際限なく考えられるということが僕の強みだとわかったんです。
理由②:相手のいいところを見つけられる
これは悪く作用すると、自分を卑下することにつながってしまうので、取り扱い注意になりますが、基本的に以下の考え方でいれば大丈夫です。
相手の行動を見て自分にはできないことに気づいて落ち込んだ時、
「自分にはできないんだよな…」と思うときはありませんか?
それを自分にため込むから、短所になってしまうんです。
これを声に出して相手へ直接伝えてみましょうよ!!
他人の長所を見つけることにつながります。
具体例②:他人に比較癖を使って良いことがあった例
仕事中に、何でもかんでも確認にくる後輩がいました。
実は自己理解プログラム中に、イライラして仕方がなかった人だったのですが、だんだん視点が変わって、イラっとしなくなったんですよね。
(このころは、よくコーチに相談していたなあ…)
自分の場合、割と自分で考えて行動してしまう癖があります。
そのため、確認しないといけないことを漏れてしまったりして、怒られたり、ミスが起きたり、ということが日常茶飯事でした。
しかし、その後輩は、確認をしてから行動するという強みがあったのです。
確かに失敗は多いけど、失敗を最小限に抑えよう、というリスクを抑える行動として、自分を壁打ち相手にしていたんですよね。
そんなことも気づかず、わかってるなら聞くなとか、とても冷酷なことを伝えてしまったことがあります。
(実は、この性格の悪い自分に気づいたのは、オンラインイベントの資質トーク会でした。当時の方々には大変感謝しています。)
しばらくして、いいところを見ようとして、
ふと、「本質をとらえようとするよね」とふと伝えたことがありました。
本人にどう解釈されたかはわかりませんが、これは比較癖があってこそ、相手の強みに気づく例なのかな~と勝手に考えてます。
今思えば、慎重に物事を進めて、リスクを最小限に抑える
という他人方向の長所が、その人にはあったのだと思います。
理由③:自分の至らなさを痛感する
これも取り扱い注意になります。
実はこれを言いたくて、この記事を書いたといっても過言ではありません。
相手の行動や表情から、自分の内側を観察するツールとして使えるんじゃないかと思うんですよね。
これは本人の敬意を込めて、具体例を厚めに書きたい笑
具体例③:相手のいいところから気づけた例
今日会った人は、僕と同じく「初めまして」が大の苦手でして…
でも、話していくうちに、彼の素が見えてきて、とっても素直な顔をよく見せるようになりました。
「なんでか知らんけど、このふとした笑顔、むっちゃ癒されるわ…」
と別れた後、電車で沁みるように感じてしまいました。
あぁ、こういう顔見たかった…と。
なんというか、心の氷が解けてくるような、とろけるようなそんな笑顔だったんですね。
彼の笑顔を見た瞬間は、そこまでいろいろ考えなかったんですけど、
ふと1人になったとき、「ぐわ~~~」と込み上げてくるような。。。
なんというか、彼の笑顔を思い出すだけで多幸感でいっぱいになるんですよ。
あまり人に本心を打ち明けることはしないんですけど、自分はとてもガードが堅い人間なんだ、という、短所に気づいた瞬間でもありました。
…あ、その人に本心を見せたくなかったってわけではないんです。
誰にでもそういう対応をしてしまうんですよ。
今まではここであきらめて、「まあ、これが自分か」みたいな。
公平に人と接することができるとか、かっこつけたこと書いてましたけど。
本心はさみしさから目を背けていたんです。
でもさみしさの原因って、本心を誰にも見せまいと、簡単に人を信用しないことが続くことで、「どうせ自分のことなんてわかってもらえないし、傷つくのが怖いから一人でいよう」みたいな防衛反応が悪循環になるってこともあると思うんですよね。
気持ちを表出しても安全な場所があるなら、それだけで満たされるじゃないですか。
こんなことを今まで気づかなかったんです。
いや当たり前だろこんなのって思ってる方も多いと思いますが、これに自分はコーチングを受けても気づけなかった。
もしかしたら忘れていただけかもしれません。
ここまでで人の行動や表情から、自分を省みるきっかけをもらった例です。
いや~それにしても本当に楽しかったわ。ありがとうね。
結論:比較癖を直すことが、根本的に人生をよくするとは言い切れない。
さて、ここまで長々と話してきていつ終わんねん飽きたわっていう人も多いと思います。
むしろこんな適当に書いている文章を読んでくださっている読者の皆様、本当にありがとうございます。
そろそろ結論に入ります。
比較癖がなぜ悪いととらえられるのか?
その意見の一つとして、
「比較することで出てくる感情が、自分を責めることになるから」
これに尽きます。
だからこそ自分だけを対象にして、過去と比較すると、成長を実感しやすいのです。
そりゃ自分は成長したいってほとんどの人が思っているでしょうから。。
もちろん、自分はこのままでいいよと思う人もいると思います。
そんな人にこそ、上記の具体例を使ってみると、なんかいいことあるんじゃないかな?と考えています。
何でもかんでも、すぐに「悪い」と考えるのは時期尚早。
実は、抽象的な結論はこんなことだったのかもしれません。
最後まで見てくださった皆様、ありがとうございました。
酔いがさめてきました。今日はこの辺で…!
書いているうちに1時間たっちゃった。アチャー