ZERO ー定めの運命ー
「なぁなぁ、今日予定ある?」
「ねぇけど、どした?」
「飯行かねー?って思って、」
「いいなぁ、行こーぜー!」
今日、俺は飯を食いにいこうと思っており、金をいつもより多く持って出た、張り切りすぎて、集合時間よりも早く来てしまった、
「ねぇねぇ、たっくん何あの人ー?」
「彼女待ちじゃね?」
「えー!彼女いなそうな顔してんのに!」
、、、聞こえてんだよ、あー言うやつが大っ嫌いだ、
「お待たせー!まった?」
到着だな、
「全然待ってないよー!」
「良かったー、ちょっと遅れちゃってさ💦」
あれ?時間そんなに立ってたっけ、時計を確認するが、時間は大丈夫だ。
「こっちの時計では大丈夫だそ?」
「あれ?あ!時間長針止まってる!」
なるほど、そりゃあ遅れてると思っている訳だ!
そんな感じて、飯を食べ終え、帰ろうとした時、ものすごい揺れを感じた、
「皆さん!地震ですので、揺れが収まるまで机の下にかくれてください!」
店員の指示に従い、机の下に身を隠していたが、電球が降ってきて、背中に当たった、ものすごい激痛がおこったが、そんなこと言ってる場合じゃない、
「キャッ!」
さっきの声、店員さんに何かあったのか?俺はいても立ってもいられなく、机の下から飛び出した、そこには、冷蔵庫の下敷きに、なっている店員さんが、とにかく店員さんの所に、行こうとしたが、揺れているため歩きずらい、頑張って近づき、冷蔵庫を持ち、壁に立て掛けた、
「大丈夫か!」
俺の声がないため、友人が安否を、確認してくれた、答えようとしたが、天井が降ってきて、俺に直撃、さっきの電球で背骨がイカれてんのに、これ以上は死を覚悟した、
「大丈夫だ!お前だけは生き延びてくれよ!」
そこで意識は途切れた。