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資格の取得理由と感想
今日は私が取得した資格の取得理由と感想(+ざっくり取得方法)を綴ります。
取得といっても大して多くはありませんが、もしも少しでも誰かの役に立てたら嬉しく思います。
宅地建物取引士
宅建を取得しようと思ったきっかけは、当時のパートナーに取得を勧められたからです。
私はその頃歌舞伎町で水商売と秋葉原で飲食店バイトを掛け持ちしていて、シフトを調整すれば勉強時間を確保することができました。23歳でした。パートナーが、不動産会社を経営しており、お恥ずかしい話ですがLECの受講料を支払ってくれました。申込したのは受験する年の8月でした。3ヶ月集中パックのような12万円程のプランでした。
宅建に合格したら、水商売を辞めて彼の不動産会社で働かせてくれるとのこと。
宅建に合格したら、少なくとも人生が少し変わるとのことでした。
(とのこと、というのは私は当時宅建が何をするための資格かよく理解しておらず彼に言われるがまま受験に挑んだからです。)
当時の私はお金を稼いで暮らすことに必死でした。自称倹約家なのでその日暮らしというほどカツカツではありませんでしたが。
問題は、17歳で高校を辞めて依頼、活字と関わってこなかったことです。
LECのウォーク問に出てくる単語の意味はもちろん理解できず、それ以前に不動産用語の漢字が読めませんでした。漢字のふりがなを振るのに時間がかかりました。
8.9.10月の中で3回LECの模試を受けました。
最初の模試は13点(勉強しました。)
2回目は25点
3回目は35点でした。(結構感動🥺)
スケジュールとしては
8月は単語調べやふりがなを振る作業
⇩
9月は水野先生の講義動画を永遠と鑑賞
⇩
9月下旬〜10月はバイトを1ヶ月休み毎日エルタワーのLEC自習スペースに歩いて通う
直前期の10月は毎朝7時に青梅街道付近のジョナサンに行き、昼までウォーク問や過去問アプリで学習し、集中力が切れたらLECに歩いて行き、夜まで受講+自習。
今までの人生で1番短期集中的に勉強しました。
試験当日は緊張しすぎて道を間違え、試験終了後は具合が悪くなり、お疲れ様の焼肉へ🍖パートナーの方に採点をお願いしました。忘れません、オペラシティの焼肉屋です。採点したら、42点でした。
その晩咳が止まらなくなり翌朝病院に行き肺炎と診断されました。
合格発表までソワソワ過ごしましたがありがたいことにマークシートミスなく合格していました。そのおかげで6年ほど続けた水商売を完全に辞めることができました。
合格出来たことは本当に嬉しかったし、達成感に満たされましたが、私みたいなポンコツが合格出来て大丈夫なのだろうか?と少々複雑な気持ちも湧きました。
その後宅建士として現在進行形で不動産会社に勤務しています。(パートナーの会社からは関係解消とともに転職しました。)
FP2級
FP2級を取得した理由は片道1時間の通勤時間を何か有意義なものにしたかった(✖️電車内で気楽にできる学習 )からです。
あとは、住宅展示場の積水ハウスの営業マンの名刺に宅建とFP2級が書かれていて、なんとなくかっこいいなと思ったからです。
FP2級は現在の会社に勤務している最中に受験しました。
まずは3級から受験しましたが、3級はアプリ[過去問道場]のみで合格できました。
2級は3級合格後なるべく時間をあけず、2級受験1ヶ月前から学習を開始しました。
正直なめていました。なかなか身が入らず、[ほんださん]のYouTubeを無料視聴していたものの、用語が理解できずあまり頭に入りませんでした。結局直前1週間で焦り4日ほど有給をとりました。4日間のうち最初の2日はひたすら過去問道場。残り2日はメルカリで購入した過去問題集を流し読みして分からないところのみ[ほんださん]のYouTubeを観ていました。
結果、試験当日は後期高齢者医療制度が70歳からである⇨○にしてしまう等初歩的な知識すらインプット出来ておらず、ボロボロな仕上がりでした。
凹みすぎて実家の母に採点をお願いしました。
なんとか7割とれて合格しましたが本当に酷い内容でした。
そして、感想です。特に資格を活かして新たに転職等の考えは最初からありませんでしたが、数年経って学習内容はほぼ忘れてしまいました。
合格当初は1級も受けたい!と一瞬思いましたが、私のレベルでは到底無理だと諦めました。
確定申告は毎年していますが、その時に少しだけ用語がわかるかなというレベルでただのいっ時の自己満足で終わりました。
行政書士
昨年11月10日に行政書士試験を受験しました。
受験理由はいくつかありますが、1番は学歴コンプレックスが少し緩和されるかなというものです。
2番目に、大卒でないと受験出来ない社労士試験を受験できるからです。
ざっくりな学習方法についてはYouTubeのヒヤリングが主になります。
私はちょうど1年前の2月に産休に入り3月に出産しました。2月からの産休に入ったらすぐに勉強開始する!と決めていたのに切迫早産で赤ちゃんが予定より3週間早く出てきてそれどころではありませんでした。産後1ヶ月間は深夜は授乳で起きている時間が多かったため、YouTubeをずっと流していました。
日中も寝不足頭がまわらないのでYouTubeを流しながら昼寝していました。特に憲法は眠り歌になりした。じっくり動画を観ることは出来ないのでとにかく耳で聴いていました。
9月から焦りを感じ始め、受験者のSNSなどは怖くて見ることをやめました。
私は独学だしテキストもきちんと揃えていないため自分自身が正しい学習方法で学んでいないことが明らかでした。やみくもに走っている感が否めませんでした。しかし、環境が環境で、育児こそあるものの在宅時間が圧倒的に長くそこは強みだと思っていたので、ヒヤリング、視聴、ネットサーフィン(合格者の勉強法をサーチしたり予備校のコラムを読んだり)をひたすらしました。
noteで合格した方のブログもたくさん読みました!
11月10日が試験終了後、自己採点をしました。
記述無しで166点でした。
記述は体感では10点〜15点かなといった具合だったので、本当に落ち込みました。奇跡が起きなければ合格しないなぁといった手答えだったので、切り替えて年始から民法のYouTubeを見始めていました。
結果としては188点(記述は24点ついていました)で合格でした。どういう配点で24点もついたのかが興味深いですが何はともあれ合格できて嬉しかったです。
落ち着かない年末年始でした様、日によっては落ち込み、または逆に奇跡を期待したり、少し疲れたのか合格通知到着後は体をこわしました。
感想ですが・・・
合格発表前までは、奇跡が起きますように!と祈り、合格したくてしたくてたまりませんでした。
合格がわかり、本当に嬉しく思いました。時間が無駄にならなくてホッとしたという表現が正しいかもしれません。
そしてその後、、悩みがむしろ増えました。
合格した以上、何か今までの生活や働き方に変化をつけなければ。資格を活かさなければ。育児だけをする今の生活ではダメだ。このまま会社に復職してはダメだ。
といったように、何者でもないことに変な焦りのようなものを感じ、何もしたいことがないということ自体を悪のように捉えるようになりました。
つい最近まで、不合格を想定し健気に民法の学習をしていたのに!です。
妹にその旨を話したら、『とりあえずハイになってるみたいだから、ハイが終わったら何か次のステップを考えてみたら?』と言われハッとしました。
そうかぁ。私はハイになっているのか。
たまたま合格出来たからって。(汗
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長くなりましたがここまでが資格取得の考察になります。読んでくださった方、ありがとうございます。
ちなみに現在は普通自動車免許取得に向けて練習に励んでいます。
取得することが出来たら、noteに長かった免許取得への道のりを書こうと思います。