種族を超えた恋@妄想編

高齢者医療、福祉に関わる話題を選び、真面目な記事を投稿する職員が多い中、
あえて己の趣味について薄く浅く語ります。
介護支援専門員の「さっちゃん7号」です。
真面目な話と努力が苦手です。
よろしくお願いします。


突然ですが、私の恋人をご紹介します。
フクスケさんです。
どうぞ。

彼は帯広在住で、帯広競馬場内のふれあい広場という所で生活しています。
年齢は11歳。人間の年齢に換算すると、44歳です。
(馬齢は人間の約4倍と言われています)

始めて彼と出会ったのが、2022年の6月5日。
ばんえい最強馬であるメムロボブサップが出走する
スタリオンカップを観戦しに行った日です。

帯広競馬場の裏手にある「ふれあい広場」で、動物たちに餌やりができることを知り、
スティック状にカットされたカップ入りの人参(約5~6本入り)を100円で購入。
胸のときめきを抑えながら、彼の口元へ人参を差し出し、
ふにふにっとした唇に触れたあの時の感触・・・今でも忘れられません。
人間が種を超越し、馬に恋した瞬間でした。

本当は、噛みつかれないか怖くて、ビビりまくっていたのは内緒です

年に数回、彼に会うために帯広へ行くのですが、
先日、10月某日、某市に彼がやってくると聞き、
小1時間車を走らせ、会いに行って来ました。

「私のために会いに来てくれた!」

こんな風に思い込める自分が大好きです。
たった1時間程度の逢瀬でしたが、
愛しき彼の健やかな姿を拝めましたので、幸せなひと時でした。
ありがとう、私のために連れて来てくれた人。

よく、競馬は動物虐待と言われますが、
もしすべての競馬をこの世からなくしてしまったら、
馬たちはどのように生きられるのか、考えることがあります。


  1. 移動手段 → 馬で通勤、通学

  2. 農耕馬  → 畑を耕す農家のアイドル復活

  3. 愛玩動物 → 広大な敷地で放牧し、毎日手入れしながら自宅で飼う

馬1頭にかかる費用は年間数百万と言われています。
(参考までにサラブレッドですと約300万円~700万円との噂あり)
餌代、馬房、馬を洗う場所、馬が走る回れる敷地、蹄鉄の交換、
獣医の確保、頭絡などの馬具・・・などなど。
馬1頭だけでも、車以上の経費が必要なわけですから、
愛玩動物として生きるのは、難しそうな感じですね。

そう考えると、なぜこの世に競馬があるのか、
公営ギャンブルとして存在し続けるのか、
何となくではありますが、理解ができるような気がしています。
大きなお金が動くような支援がなければ、馬は生き残れない。
そのひと言に尽きると思います。

とどのつまり
私のように、

馬と遠距離恋愛中

などと、妄想する情熱を注ぐファンが存在する意義も
あるのではないか・・・と思うわけです。

何でも頭ごなしに否定せず、
なぜそれが存在するのか
なぜそこに意味や意義を見出す人がいるのか
対人援助である福祉についても
固定観念を排除して支援ができればと思います。

そうすればきっと




万事
うま(馬)くいく!
(極寒)




後味の悪い駄洒落を投下して
今回の記事を終了させていただきたいと存じます(礼)



次回!


和菓子を買うなら
ここへ行け@札幌編
(馬じゃないのかよ)


いつの更新となるかは未定ですが
薄ぼんやりとご期待ください。

貴方様の貴重なお時間を割いてまで
駄文を読んでくださりありがとうございました。


クラーク病院通信(ブログ)もあります

母体の社会医療法人社団三草会クラーク病院のクラーク通信というブログもあります。ご興味のある方はリンクを貼っておりますのでご参照ください。
クラーク病院通信 (fc2.com)


いいなと思ったら応援しよう!