人生は決められた沿線を行く電車内の日々そのもの

人生は街を歩くように気軽に散歩できない？

人生を日々生きるということは、街を散歩したり気軽にお店に立ち寄るような自由時間があると思い込んでました。

それは最初から勘違いで無理だったんです。

簡単に言ってしまうと、我々は人生という電車に乗って既に決まっている目的地まで切符を買ってしまってるから、途中下車も走ってる電車から飛び降りて窓から見えてる気になるお店へ向かうこともできません。

唯一できるとしたら、人生の中で何箇所かある駅に止まった時、ホームに降りてそこから景色を眺めるだけです。

満足したらまた次に来る電車に乗って目的地に向かうだけです。

勿論駅から基本外に出られませんし、もし無理矢理改札口飛び越えて出れたとしても、そこはあなたの目的地ではないので何もできなくなり、やがてかなり行き詰まって遠回りをした気分で疲弊して改札に戻ってくるハメになるだけです。

しかし一旦出てしまった為に切符がなかなか手に入らす、その切符を手に入れる為に相当苦労するかもしれません。

ただ乗車してるだけ？

焦っても悩んでも到着する目的地はその人ごとに決まっているから、そこまでなにもできません。

人生努力したとか資格取ったとかいろいろ熱く語る方もいるかもしれませんが、それは車内で本を読んでいたとか窓の景色楽しんでたという個々に過ごし方違ってた程度なんです。

それじゃ乗車してるだけで何のために生きてるの？

列車から見える景色やその時カバンに入ってる本や持ち物が人によって違うので、その与えられたものを使って自分の限られた車内行動をやるしかないんです。

「でもそれに何の意味があるのか？」と悩むと方多いと思いますが、その車内には限られた人と吊り革と席と広告があります。

それらは全て課題であり答えであるため、座って過ごすのか、歩き回って広告見るのか、隣の人と話をするのかを列車から降りれない人生の中で満喫する時間なんです。

その結果何もないかもしれませんが、実はそれさえ今回の答えだったりします。

次の人生の乗り物は？

ひょっとしたら次の人生は新幹線かもしれませんし、飛行機もしくは観光バスかもしれません。

ただ一つ言えることは、どれも運転手になって自由に動けないということです。

自転車や自家用車は？

先程もお伝えしたとおり、個人で運転して動くことは自由意志と同じだから全くできないのです。

車なら社用車とかタクシーがあるかもしれませんが、やはり目的地まで乗っているだけです。

なんで何も選べないことに？

人生は全て全ての人があらかじめ決まっていて、それらをタダ演じてるだけだから、実は自由に見えて台本無視したアドリブもパフォーマンスもできなくなってて、今回与えられた配役を演じきることが常に求められているだけなんです。

人生をお芝居に例えると、台本があって役も決まってて決められた台詞もちゃんとあって、それをシナリオどおりに演じきるという流れの人生。

それでも演じてる俳優さんが違うと、その人ごとの個性や演じ方で全く別物に化けるよなそんな部分を試されてるような、個性は出せても物語は変更できない人生。

いくら決められていても

幾ら目的地が決められていても、その列車の中で転んだり、上手く会話ができなかったり、先ほどの話ではないけれど、芝居の配役でセリフ忘れたり出番間違った人が居たら、ストーリー合わせるために違う人が台詞覚えてて上手く言ってみたり、抜けた役者さんの部分を上手く誤魔化して演じたりするように、時々修正が行われることもあります。

一見自由な部分に見えますが、結局決められた流れを修復してるだけなので、自由意志というより埋め合わせな感じです。

結論

結局のところは今回の話でもわかるように、我々には選ぶことも予想外のアドリブも内容修正以外許されてないようで、ひたすら終着駅まで乗ってるしかない人生やらされているのでした。

※よく「それじゃ殺人も戦争も決められてるんですか？」を言っては揚げ足を拾う方が出てきますが、もし決められているなら全員一致でごく自然に受け入れてますから、そうならない違和感あることは違うと感じますし、そのやり直しがしわ寄せとして環境にまで及んでいるのだと、私は感じました。

一部自然災害や与えられた役目で寿命を終えることが決まってる方いるのも聞いたことありますが、私が勝手な判断基準で語ることじゃないから、流れとして自由意志破壊する行為があることもお伝えしております。

私のように日本の片隅でのんびり脇役やってるだけの存在には大役任されて演じてる人の気持ちは分かりませんが、とにかく自分の終着駅まで許される範囲のプチ充実探求しながらそのままの姿で飾らず生きて行こうと願って過ごすことにしています。

「自由意志範囲」を伝えるための乗り物に例えた考察、読んでいただいて誠にありがとうございました。

逆にややこしくして、なんかすみません💦

お粗末さまでした💦💦