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【大学受験】出願準備編

この春は第一子が大学受験を控えているおり、絶賛準備中。
国立理系が第一志望ですが、浪人はしたくない、とのことで私大も複数受験予定です。
制度も複雑、課金制度も充実、すべてオンライン化、と当然のことではありますが、私達の時代とは全く異なる!と驚いた点を徒然なるままに記載します。

1.入試要項は各自がホームページからダウンロードが前提
何を隠そうこれが一番の隔世の感でした。我々の時代は、資料請求して素敵なパンフレットと入試要項等を取り寄せたものですよ。。
まあ今はホームページや動画で情報発信する時代ですものね、大学側も発送や印刷のコスト削減できてよかった、よかった。と思いつつ、結局紙でないと腹に落ちない世代故、家庭用プリンターで大量印刷ですよ。。1校につき50ページ超の入試要項を。経費削減のため2アップも試みたのですが、2アップだと老眼でよく見えないので断念。。涙。
合計300枚超の印刷、個人レベルではコストアップしていないか?
コンビニで全部印刷したら一体いくらに?印刷しなければよいのでしょうが、ハイライトとか付箋を貼りたいし。皆さんどうしているのかしら。
少なくとも受験票の印刷は最低限必要なので、プリンタがない場合はコンビニ印刷等の利用が求められます。情報弱者なんていっていられない世の中です。そのうちアプリ登録必須とか、ますます難しくなったりするのでしょうか。

2.入試制度が複雑・選択の多様化
共通テスト利用、グローバルテスト、外部試験併用、共通テスト併用、etc, etc..
共通テスト利用も、学校によって科目や各科目の比重も異なります。それらを熟知すれば、自分の子供の得意不得意をうまく利用してお得な学校を見つけることができるのでしょうが、素人には難易度が高すぎ。
国公立も共通テストの換算方法が学校によって異なるんですよ。シンプルに合計点で競うのではないという。私達の時代もそうでしたっけ?
対策と傾向はとても現場にいない親はついていけないため、子供と担任(進路指導に熱心な学校)におまかせしました。
あとは個人的にびっくりしたのが、共通テスト・外部テスト利用で、学校独自の英語テストがなくなった私立大J。かつて「女子の東大」とも呼ばれた帰国子女御用達の大学なのに、英語テストがなくなっているとは。。(英語と関係ない学部に限る) 調べると、4技能を評価したい、外部テストであれば継続的に努力して取れるので、一発勝負の入試よりも、力が評価できる、という方針のよう。それならば納得。かな。

3.「受験・就学に関する配慮」
今回確認した大学の入試要項には必ず配慮に関する申請方法が記載されていました。これも私達の時代にはなかった項目。調べてみたところ、共通テストでその対応が始まったのが2020年とのこと。かなり最近ですね。
最も新聞等にはまだまだ不便や不平等を強いられているというエピソードもあるので、実態がどこまで追いついているかは不明。
大学では多様な出身地や年齢の人と触れ合うことを期待しますが、配慮が必要な不自由さにも理解して配慮できるチャンスが広がるとよいな、と思います。現時点では、本当に狭い似たような環境の子どもたちとしか触れ合っていないので。。

4.その他、入試要項はじっくり読むのは大事!
わざわざ印刷したので、結構しっかり読み込んだんですよ、各大学。
そうすると、同じような学部でも違いがかなりある。定規・コンパス持ち込み可否、合格発表の公開時刻、会場が選べる大学 or 申込み順の大学、等等。
外部英語テストの加点方法のように、合否に関わる重要ポイントも。
現役時代はしっかり読み込まず、ハサミ持参が必要だったのに持って行かず、隣の人に借りたエピソードを持つ私でしたが、今更ながら入試要項の重要性を痛感しました。
多様な入試な現在では、入試要項を読み飛ばす人はそうそういないとは思いますが、入試直前のみならず、受験を考えている方は早めに読み込んでみるのもよいかもしれません。まあ制度は毎年ころころ変わるけどね。汗。

そんなこんな、今どきの出願方法の気づきでした。
3年後にももうひとりの子供の受験があるので、その時はまたいろいろ変わっているのかな。参考になれば幸いです。






・入試制度
・入試会場
・持ち物
・入試要項は印刷三昧

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