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昨日の記者会見をみて感じたこと。【誰にとっても決して対岸の火事ではない。】

フジテレビの件、
 
他のテレビ局の人、視聴者側、取材陣、
もちろん事実を追求するのは必要だろう。

ただ  自分は正しい、と他人事になっていないだろうか?
私も含めて。

昨日の会見で、一部の質問者側の方々の態度に
疑問を感じた視聴者は少なくなかったのでは?

石田健さんが呼びかけてくださったように、
質問する側も、質問する態度や質問内容は
何しても問われないはずがない。
正義の仮面で、新たな被害を生んでいないだろうか。

報道されている事柄が事実だとしたら、もちろん許せないし、
被害者の方が受けられた被害は、察するに余り有る。

だからこそ、二次被害も、新たな被害も、起きないよう配慮が必要だ。
また
フジテレビだけの問題なのか。
場所を変え、私たちの周りにだって起きていないとはいえないかもしれない。
いつでも誰でも被害者にも加害者にもなりうる。

他のテレビ局、メディア、企業、自分の会社、学校などなど、決して対岸の火事では無いハズ。


私はそんな風にはならない、そんな事はしない、
そんな風に言いきれるのだろうか。
昨日の記者会見を見ていて、
色々考えさせられた。

大学生の頃、電車をまっていた駅で
中学時代の友人から声をかけられた。
懐かしい顔。
そして、昔話していた時、友人が私に、
昔、私にいじわるされていたと。

全く自覚すらなく衝撃だった。
その子にすぐお詫びした。お詫びしてもその子にできた心の傷は消えない。
その子がその時明るく私と対面してくれて感謝した。でも本心はわからない。
辛い思いさせたのだと反省とお詫びしかできず、その場を後にした。
自分はいじめる側にはならないなんて自信満々だった当時の私は、ただの愚か者だった。

にしても、加害者に善し悪しはないだろうが、
罪の意識の無い無自覚な加害者になっていないか。

今回の件で、自分にまた言い聞かせてみる。
再度自戒したい。

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