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ゴッチの歌詞

ASIAN KUNG-FU GENERATION 通称アジカンが昨年デビュー20周年を迎え、今年"ファン感謝祭2024"が開催される。
場所は横浜に最近できたBUNTAIというアリーナ。私は抽選も一般も撃沈してしまい、チケットを手に入れることができなかった。
ただ全国で行われる"ファン感謝サーキット"のチケットは手に入れることができたため全力で楽しみたい。

Noteの投稿一発目となる本記事ではそんなアジカンのギターボーカルであり、ゴッチの愛称で知られる後藤正文氏が書く歌詞について書きたい。

僕とアジカンの出会いは長崎でひたむきに白球を追っていた中学生時代まで遡るのだが、そんな野球部時代は辛く厳しい記憶として刻まれているため、思い出すだけで体の筋肉が硬直し身震いしてしまう。出会いについては心の傷が癒えているであろう100年後ぐらいに書こうと思う。

そんな中学生時代は歌のメロディーや楽器隊の演奏がかっこよくて聴いていたのだが、大人になるにつれてゴッチが書く歌詞にハッとさせられたり勇気づけられることが多くなった。そんな中、最近ふとした時に僕は何故ゴッチの歌詞が好きなんだろうと考えることがあった。何故大人になるほどに心を揺さぶられ、時に涙させられるのか。考えたときに一つのことに気が付いた。
それは歌詞のテーマとして未来への希望について書かれていることが多いということ。大人になると昔は考えなくてよかった仕事や人間関係や将来への不安など、皆何かしらを抱えて日々過ごしている。そんな現代社会において挫けそうな時もゴッチは「今はだめでもきっと良くなるよ」と言ってくれる。だから僕はゴッチの歌詞が好きなのだと気づいた。

いくつか好きな歌詞を紹介する。
まずは「迷子犬と雨のビート」

僕たちの現在を
繰り返すことだらけでも そう
いつか君と出会おう
そんな日を思って 日々を行こう
夜の街角の
土砂降りになって震える迷子犬も
きっと はにかんで笑う
そんな日を思って 日々を行こう

作詞作曲:Masafumi Gotoh 2010年 ASIAN KUNG-FU GENERATION「迷子犬と雨のビート」から引用

ゴッチが言う「君」とは昔は単に恋愛対象なのだと思って聞いていた。
「君」とは自分にとってかけがえのない存在であり、また「希望」でもあるのだ。僕は何度もこの曲に助けられた。

凍える夜を堪えたように
怒鳴るような太陽を避けたように
今はまだ雨宿り
急ぐほど重要な理由もない
呼び声が君に届くように
出会うべき人と出会うように
君はまだ雨宿り
耳だけは澄まして時を待つ

作詞作曲:Masafumi Gotoh 2018 ASIAN KUNG-FU GENERATION「UCLA」から引用  

UCLA。これまた名曲。
「今はまだ雨宿り」
いつ止むかは分からないけど、雨は必ずあがる。
そう信じて生きていこうと思える歌詞。


これらの歌詞を読んでいると、「未来を諦めない」というゴッチの想いが伝わってくる。それはゴッチが音楽活動を続ける意義の一つでもあるのだと思う。

今日は僕が大好きなバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONのソングライターである後藤正文氏が書く歌詞について書いた。

今後も日常で感じたことや好きなことについて書いていこうと思う。

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