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不妊治療 オプション検査の実態

不妊治療をはじめてみたものの、妊娠・出産には至らず、焦り・不安を感じていませんか?わたしもその1人です。

治療を6年続けていますが

同級生の産婦人科医との話のなかで、はじめて知ったことを紹介させていただきます。


不妊治療の検査は2種類です


・初診検査
・オプション検査

※検査内容はクリニック、病院によって違いがあります。

初診検査(女性)約5万円

・超音波検査(子宮・卵巣の検査)
・子宮頸部細胞診(がん検診)
・採血(血液型、感染症、抗精子抗体、風疹抗体、甲状腺、末梢血液一般、抗ミュラー管ホルモン、HbA1c、ビタミンD、ホルモン検査)
・クラミジア抗原検査
・子宮卵管造影
※検査内容はクリニック、病院によって違いがあります。

オプション検査(女性)約30万円

・慢性子宮内膜炎(BCE)検査
・子宮収縮検査
・着床の窓(ERPeak)検査
・フローラ検査
・染色体検査
※検査内容はクリニック、病院によって違いがあります。
※お住まいの地域により、助成金が出る場合もあります。

オプション検査は不妊治療を続けている中で
妊娠まで至らないときに
お医者さんから「では、●●の検査をしてみましょう」とすすめられます。

治療をストップして検査をするなら
最初にすべての検査をしたらいいのではないか?!
とわたしは思っていました。

そのことを同級生の産婦人科医(以下、医師)に聞くと、衝撃の回答でした。

オプション検査をしても妊娠率は上がらない

医師:「●●の検査は、やっても妊娠率が上がらないからしてないんだよ!
100人に1人以下の確率で、効果ある人はいるかもだけど、たぶん上がらないし海外では否定的なものばかりだよ。」

私:「えっ!!!!Σ(・□・;)検査したけど。。。」

医師:「必ずしも否定はされていないけど、ここ10年妊娠率は横ばい。
新しい検査とか治療は色々出てるけど、効果ないってこと。
王道をしっかり極めるのが大切やね!」

私:「王道?ストレス溜めないとか、食生活を大切にとか?」

王道であるエビデンスのある治療を続ける

医師:「エビデンス(根拠、証拠、裏付け)がしっかり出ているもののみをしっかり極めること」

私:「王道(エビデンス)は患者さんも知ることができるの?」

医師:「知れるけど、実際に患者さんを治療して、真の意味を理解していくものだから、文献読むだけでは難しいと思う。。。」


さて、本日のまとめをさせていただきます。

不妊治療のオプション検査をしても妊娠率は上がらない!

かぎりあるお金を使うのであれば、王道であるエビデンスのある治療を続ける!

〈余談〉

「お金持ちの患者さんは色んな検査をして、次世代の不妊患者さんのために色々チャレンジしてほしい」by.同級生の産婦人科医

不妊治療に関わるお医者さんは今の患者さんが妊娠・出産をすることを第一優先と考えている一方、不妊治療の医学の発展のためには色々なデータを集める必要があるとも考えています。

病院(クリニック)によっては
新しい治療法や検査があれば【試してみる】という観点から
患者さんにすすめることもあるので、その時にその治療・検査をすることでの【体への負担、精神面の負担、金銭面の負担】が
今の自分の状況に合っているか冷静に判断する必要があると思います。

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