![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146861036/rectangle_large_type_2_cffd4d0110f89f39422613986541ceab.png?width=1200)
【Tips】1つのダッシュボード内で複数のVizを切り替えながら表示
本日は、1つのダッシュボード内で複数のVizを切り替えながら表示する方法2つを整理しようと思います。
やりたいこと
下のような、カテゴリ別売上推移と製品別売上を1つのダッシュボード内で切り替えながら表示させたいとします。
![](https://assets.st-note.com/img/1720613843558-Lkz680qBLr.png?width=1200)
1.フィルターで切り替える
まずは、フィルターで切り替える方法です。
パラメータを用意する
フィルターと連動させるパラメータを用意します。
処理速度が早くなるようにデータ型は整数を選択し、リストに値と表示したい名称を入れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1720614728886-bCQ6BJD7K7.png?width=1200)
フィルターを用意する
先ほどのパラメータを連動させるフィルターを作成します。
![](https://assets.st-note.com/img/1720614838427-RI6swTwgoG.png?width=1200)
各Vizにフィルターを設定する
パラメーター、フィルターが用意できたら、各Vizにフィルターを設定しましょう。
パラメーターの表示で、Vizとパラメーター内選択が一致している状態にします。
![](https://assets.st-note.com/img/1720615125796-GHbffNNrhr.png?width=1200)
その状態で作成したフィルターをフィルターに設置し、表示されている値と表示させたいVizの内容が一致しているのを確認の上、チェックを入れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1720615265189-5wIp9YMQzP.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720779393229-HyZYuGhII1.png?width=1200)
もう一つのVizも同様の状態とします。
![](https://assets.st-note.com/img/1720615601998-3HBkDw7cds.png?width=1200)
ダッシュボードに配置する
いよいよダッシュボードへ配置します。
空のダッシュボードに垂直コンテナをドロップし、その後に各Vizをドロップします。
![](https://assets.st-note.com/img/1720615878221-a61kumn292.png?width=1200)
そうすると現在パラメータで選択されている対象のVizと各Vizのタイトルのみが表示されます。
このままだと不格好なので、各Vizのタイトルを非表示にします。
![](https://assets.st-note.com/img/1720779489845-IkRZF3y3Qo.png?width=1200)
ダッシュボードのタイトルを表示させ、表示内容には作成したパラメーターを使用することとします。
![](https://assets.st-note.com/img/1720616296309-cV4kRc6biM.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720616440935-B3pdt201OX.png?width=1200)
完成
こちらでフィルターを使用した、1つのダッシュボード内で複数のVizを切り替えながら表示が完成となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1720616617680-RCjFFFelNq.png?width=1200)
2.動的ゾーン表示で切り替える
次に、2022.3以降に追加になった機能、動的ゾーン表示を使用した方法です。
パラメータを用意する
こちらは1で用意したものと同じパラメータを使用します。
計算フィールドを用意する
以下のような計算フィールドをVizの数だけ用意します。
パラメータの中身を確認し、パラメーター=パラメーターの値 にします。
![](https://assets.st-note.com/img/1720707705908-r536Z9jwb9.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720707824210-lMM18Gben9.png?width=1200)
Vizの数だけ、計算フィールドを用意したら、準備は万全です。
![](https://assets.st-note.com/img/1720708168156-kVVZwvcOIz.png?width=1200)
ダッシュボードに配置する
いよいよダッシュボードへ配置します。
先ほどと同様、空のダッシュボードに垂直コンテナをドロップし、その後に各Vizをドロップします。
現段階では、先ほどとは違い、Vizがすべて表示されている状態となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1720708317764-GLM0SEGJtG.png?width=1200)
Vizを選択し、左上の表示が対象のVizとなっていることを確認します。
そして、「値を表示して表示状態を制御する」にチェックをいれると、先程作成した計算フィールドが選択できるので、選択します。
その他のVizも同様に、対応する計算フィールドを選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1720708592295-FpDU1ul4WZ.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720708723412-QrGoKOVU55.png?width=1200)
Vizのみの設定だと、パラメーターの切り替え時に凡例が残ってしまいます。こちらの設定は、凡例も同様に設定することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1720779893442-aIqL0whrrj.png?width=1200)
完成
パラメーターの選択ごとに表示が変わる様になりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720780501386-WZlVU2e9FA.png?width=1200)
シーンごとに有効活用しよう!
以上が1つのダッシュボード内で複数のVizを切り替えながら表示する方法でした。
1つのダッシュボードにVizがてんこ盛りだと、何から見ていいの?と混乱を招いてしまうこともあると思います。
今回紹介したシート切り替えを有効活用することで、スマートなダッシュボードを目指しましょう♪