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無職になった時の話①

以前、公務員(教員)試験に合格するまで7回の受験を経験した話を書きましたが、その間何をしていたかを順に書き記しますと

1.臨時教員(常勤)

2.同じく臨時教員(非常勤)

3.無職

4.施設管理の団体職員(非正規→正規雇用)

5.再び臨時教員(常勤)

になります。同じ臨時教員でも常勤教員と非常勤教員の違いはご存じの方も多いと思いますが前者はフルタイムで勤務し授業の他、部活顧問、校務分掌あり。さらにボーナスもあり。それに対して非常勤の臨時教員は授業1コマあたりいくらとの金額を設定され、業務は完全に授業のみ(ボーナスは当然なし)といった感じです。

4.の「施設管理の団体職員(非正規→正規雇用)」のところでお気づきになられたかもしれませんが、私はここで一度正式に就職というものをしています。ですがやはり公務員としての教員に未練があり再び臨時教員という立場に戻ります。ここでお尻に火がついて試験に合格したんですね。なぜ、そうなるまで火が付かんかね(笑)

さて、タイトルの「無職」の時のことについて書きます。まずなぜ無職になったか。単純な事なのですが、臨時教員も長いことやっていると次々と若い臨時教員が現れてきます。そうなりますと古い(?)臨時教員は次第に次の年の臨時教員の口が来なくなってくるんですね。あっても非常勤とかになり、この世界も若手が求められるんだなと自分の年齢を嫌でも感じるようになります。

で、私の場合「2.」の非常勤講師の話をいただく前にありがたいことに当時の校長先生から「○○で常勤講師の話あるよ。でも先生(私のこと)が得意なバレーボール部の顧問は既にいるからできない。非常勤なら半年だけの勤務になるけどバレーボールの指導できるとこあるけど・・・」

と私の今後のことを考えてくださり、誰がどう考えても常勤講師でできる方を選ぶ案件に対して私は、

「ハイ、バレーボールができる方(非常勤)に行きたいです(キッパリ)!」←アホ


タイムマシンがあったら当時の私にジャンピングニーを食らわせたいほどのトホホな判断をしてしまいました。だって給与もそうですが、仕事が半年後に無くなるの確定しているんですよ!一度途切れたら臨時とはいえ現場に戻るの結構大変なんです。私の身を案じて次年度の常勤講師の口をようやく見つけてくれた当時の校長先生には何とお詫びをしていいものやら。

若かったのでしょうね。体も動くし、バレーボール大好きでしたし。
結局、非常勤先では外部コーチという肩書で、かつ授業もしっかり行い、無事に(?)無職となりました。
一応、年度途中からの臨時講師も探していただいたのですがそうそう都合のいいものはありません。

半年間という短い勤務でしたが、しっかり生徒とコミュニケーション取ったつもりでいたので、最終日には涙涙のお別れになると思っていたのですが、夏休み中の退職ということで、人知れずぬるっと去るという結果に。我ながらウケる。

気が付けば無職になってからの話はまだ書いていないですね。思いがけず前置きが長くなったのでまた後ほど書きたいと思います。


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