雪道の運転はお気をつけて
先日の強烈寒波の影響で、日本中が大雪に見舞われましたが皆様の住む地域はいかがでしょうか?私の住んでいる地域は比較的毎年雪が少ないと言われているのですがそれでもたっぷりと雪が降りました。
そうなると大変なのが通勤の道路。普通タイヤで走っている人はさすがにいないのですが、慣れない道路環境に車間ガバガバのノロノロ。私の職場でも時間ギリギリになって到着してきた方が何人もいました。
雪道での車のトラブルは私も数回経験した時があります。なってみてわかるのですがあれは本当に焦ります。同乗者もいなく一人だと余計に。
そのトラブルで1回でなく複数回経験したのはタイヤの空回り。これまでFF車(前輪駆動)に乗っていた時には上り坂で登らなくなってしまい、その場で脳内フリーズ。幸い後続車がいなかったことから、そのままゆっくりバックで数十メートル下がって方向転換して別な道を進み何とか目的地へ到着。後続に車がいたら大ごとになっていたでしょう。
4駆の車に乗っていた際には、気持ちに余裕もでき、上り坂で止まるなんてことはありませんでした。しかし、安心しきっているとバチがあたるものです。深い雪の中に突っ込んでしまった際にそこから脱出しようとアクセルをふかしたら穴を掘ってしまい、すべてのタイヤが空回るという事態に!その時はなぜかスコップを車に積んでいたため、タイヤの周りの雪を掻き出し、脱出に成功しました。なかなかの悪運の強さです。
一番怖かったのは、もう25年以上も前になりますが、FF車に乗って峠の山道を越えて年末実家に帰ろうとしていた時のことです。前日からの雪で道路はアイスバーン状態。さらにその峠は通常時でさえ事故が多いといわれている難所でした。なぜそんな雪の日に、そんなところをと思われる方もいらっしゃると思いますが、理由は簡単「そこ通った方が近いから」(笑)まあ、若かったのでしょうね。それにそれまで一度も雪道で怖い思いしたことがなかったというのも理由としてはあります。
アイスバーンの下り坂をカーステレオ大音量で、スナック菓子食べながら舐めた感じで走っていました。「ちょっとハンドル取られるなー」くらいな感じで走り進めていた時に食べていた袋入りのスナック菓子が全部なくなってしまったんですね。普通こう言う時、家にいたらどうします?そうです、10人いたら10人(当社比)が底の隅に残っているかけらを袋を逆さにして食べます。
さあ、わかりやすい前振りにネタバレ気味ですが、私は車の中でそれをやってしまいました。その直後、車はスピンし、ハンドルを戻してもブレーキを踏んでも止まらない。何回転かした後、下り坂に車のお尻を向けるような形でようやく止まりました。ホッとしたのもつかの間、後続から大型トラックが迫ってくるじゃありませんか!すぐに車を方向転換し安全な場所に止めて、しばし放心状態になっていました。ちなみに怪我等は一切なかったです。
雪道は本当にストレスがかかります。山道じゃなくても雪道は緊張で体がこわばります。雪が多い地域の皆さんだけでなく、運転されるすべての皆様、どうかご安全に!