Xデザイン学校 ビギナーコース#08(最終回)
5ヶ月間、たくさん勉強になり、本当にありがとうございました!
「UX」や「サービスデザイン」への再認識
5ヶ月に、私は「UXをよくすれば、良いサービスを作れる」だと思い込んでいた。
5ヶ月後の今、「『UX』はただ『サービスデザイン』の一環であり、UXの前にはパーパスやアート思考などがある。ユーザーリサーチを通じて実現したい未来を見つけるのではなく、実現したい未来が先に見えて、そしてユーザーの体験を元に、サービスを改善していく、というのが本来サービスデザインのあるべき姿」ということがわかった。
そして、わかって、本当によかった。
今までUXやサービスデザインに関する知識はほとんど会社での業務を通じて身についたのだが、それだと、どうしても視野が自分が業務内容に限ってしまい、狭くなってしまう。
今回の勉強を通して、私はUXやサービスデザインはどれだけ面白く、可能性が広い分野のかがわかった。そのお蔭て、UXデザイナーに転職した自分にももっと自信を持って選んだ道を信じるようになった。
サービスデザインの実践
また、このコースで教わったことは、自分の起業にもとても役に立った。0から1までサービスの作り方や考え方をずっと学びたかったが、体系的に教えてくれるところが見つからなかった。このコースを申し込む前は、UXデザインやユーザーリサーチだけを学ぶのかな、と思ったが、そういう意味だと、とても嬉しい裏切だった。
先生のこの言葉は印象的だった。物事の本質を見抜くため、「考え切る」力がとても大事だ。だたし、それは昔の自分にとって足りないものだった。
そのため、毎回講義が終わったあと、学んだことを宿題のプロジェクトだけではなく、実際に自分が作っているサービスにどういう風に応用できるのかを考えるようになった。
その結果、コースが終わると同時に、サービスのパーパス、ペズソナ、シナリオも明確になった。さらに、教わったシナリオの作り方を活かして動画作成し、コンセプト検証までできて、本当に心より感謝しています。
最高の仲間たち
そして、一番嬉しいのは、やはり私は最高のチームメンバーたちに恵まれていたこと。
他のチームと違って私たちのチームはリーダーを決めなかった。だからといって、意見がまとまらなかったり、誰も発言しなかったりすることはなかった。むしろ、全員しっかり自分の意見を持ちつつ、他のメンバーの意見にも尊重して耳を傾けた結果、意見の発散と収束がうまくできたのだと思う。
5ヶ月間で一緒にサービスについて議論したり、考えたり、本当に楽しかったし、皆さんからたくさん勉強になって、貴重な経験だった。本当にありがとうございました!
最後
これが文章の最後でも、私にとってサービスデザインの学びはこれで終わるのではない。学べば学ぶほど、UXやサービスデザインは本当に奥深い分野だな、と感じた。これからもっと色々勉強しつつ、経験値を上げていきたいと思う。
今度はベーシック、もしくはマスタコースの受講も検討しているが、今年中に作っているサービスのβ版を市場に出す予定があるので、ちょっとまだ受講できるかどうかわからない状況だ。とはいえ、今年が難しくても、来年かいつかまた受けたいと考えている。
また、台湾のイベントもし実施されれば、時間合えばぜひ参加したいです!
短い間ですが、本当にありがとうございました!