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海外の海底遺跡③選と日本の水中遺跡(海底遺跡・湖底遺跡・海底洞窟含)⑤選

vivi777


◉海外の海底遺跡①〜③

①ジャマイカのポートロイヤルの海底遺跡は、元々は港町で1692年6月7日の超巨大地震発生により巨大津波も発生して町の3分の2が水没。海底に沈んでいるポート・ロイヤルの港町は保存状態が良い。

②イタリア ナポリのポンペイのバイアの海底遺跡は、西暦79年のヴェスヴィオス火山超巨大噴火(スーパーボルケーノ)以降、辺り一帯がカルデラで地層変動と地盤沈下を繰り返し、西暦700〜800年には完全には海底に水没。

③エジプト北部の都市、カノープス、ヘラクレイオン、アレクサンドリアの地中海に面した町は、紀元365年と746年に起きた超巨大地震と津波、その間にも続いた地盤沈下などによってには西暦800年には完全に水没。

△世界各地で超巨大火山噴火や超巨大地震や異常気象による海面上昇などの影響で水没している都市や町があるのは、全ての発見も解明もされていないが、紛れもない事実である。

△2022年1月15日のトンガの超巨大火山噴火から、特に環太平洋火山帯の火山活動や地震活動が活発になり、完全に地球規模で地殻変動の活動期に突入したと思われるが、日本に住む私達は今のところ自然災害に備える事と海底遺跡が増えぬように祈る事しかできないのだろうか。

△個人的には、2022年1月18日よりインドネシアの首都を人口の過密度や大気汚染や地下水の過剰採取による急速な地盤沈下が問題となりジャカルタ→カリマンタン島へ移転させている。日本も海抜の低い地域の都市は自然災害の影響を受けやすいので、被害を最小限に抑える為にも、今直ぐにインドネシアの首都ジャカルタのように移転又は首都や都市の分散化を計画したほうがいいと思う。

◉日本国内の海底遺跡①〜⑤

① 沖縄県与那国島海底遺跡

・自然地形説と遺跡説があり現在でも解明されていない。

自然地形説は、この地域の地質はもともと侵食されやすく、垂直や水平の階段状の部分は、マグマの冷却時に規則的な亀裂が発生し、それに沿って岩石が侵食される「方状節理」という現象の説。

遺跡説には古代文明遺跡説と中世遺跡説があり、古代文明遺跡説はかつて古代文明がこの地に存在し、何かに使用した建物であるという説。新嵩喜八郎主催の与那国海底遺跡博物館では、約1万年前に海面上昇により水没した世界最古の古代遺跡と主張。中世遺跡説は2005年から2006年にかけて、遺跡の全貌の把握ならびに年代特定のために、琉球大学主催で本格調査が実施され、採集した遺跡のサンプルから年代の特定が行われた結果、遺跡が水没した年代は、10世紀後半から11世紀前半にかけての時代であることが判明したと主張。

個人的には遺跡説だと心が弾む。



② 滋賀県琵琶湖 湖底遺跡

縄文時代から江戸時代まで様々な要因で水没し、水中にあるため解明が進んでいない。
100以上確認されている集落などの湖底遺跡の総称。

・葛籠尾崎湖底遺跡（長浜市）竹生島との間にある。
・西浜千軒遺跡（長浜市）天正地震で水没。
・長浜城遺跡（長浜市）文政近江地震で水没。
・三ツ矢千軒遺跡（高島市）寛文近江・若狭地震で水没。
・尚江千軒遺跡（米原市）文政地震で水没。


③島根県出雲市日御碕神社・経島 海底遺跡

西暦880年の出雲大地震での水没とされるが、水中にあるため解明が進んでいない。

歴史を見ると、その裏付けにも思えるような自然災害の記録がある。それは、西暦880年の出雲大地震だ。日本の平安時代（西暦858～887年の約30年）に編纂された歴史書「日本三代実録」（三代實録ともいう）にその裏付けを記す事柄がある。それによると、西暦880年11月（元慶4年10月）に、出雲で地震があったことが記されている。この周辺には大きな断層があり、地滑りを起こし水没した可能性がある。


④ 鹿児島県徳之島天城町 海底洞窟

2018年10月、日本最大級とみられる水中鍾乳洞を発見、縄文時代初期の可能性がある土器や、新種の可能性がある生物などが見つかるが、全貌は今でも水中にあるため解明されていない。

鍾乳洞は、地殻変動によって地上に隆起した石灰岩が、気の遠くなるような長い年月をかけ、雨水や地下水で浸食を受けて形成された洞窟で、
 
これが海底に存在するということは、そこがはるか昔、陸上だと発表。
 
水中鍾乳洞はおおよそ１万１７００年～７４００年前　水没前の「縄文期」生活痕があり、6000年前までの間に水中に没したのではないかと想定され、逆算すると、ここで遺跡が見つかった場合、それは6000年前より前の時代の物だと言える可能性がある。



⑤静岡県熱海市初島沖 海底遺跡


江戸時代に幕府が注文した徳川家の家紋の三葉葵（みつばあおい）を彫り込んだ紋所入り鬼瓦が見つかり、当時の大坂から江戸に向け航海中に何らかの原因で海底に沈んだ荷船の積み荷がそのままの姿で残っている。

何らかの原因…津波なのか台風なのか気になるところだ。

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