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院長先生。。DX、してますか?

こんにちは。あつおです。
今日はクリニックにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性をお伝えさせていただきたいと思います。


クリニックにおけるDX化

1.クリニックにおける業務効率について

院長先生方は「何」を指標に、経営を考えていらっしゃいますか?

スタッフは忙しい忙しい、こんなに忙しいんじゃ辞めるとかいうんだよ。でも暇そうにしているときもあるんだ。。

よくいる院長先生

良い組織にするためには、スタッフに対し、よい環境と、成長の機会と、妥当な給与・妥当な賞与を出すことが望ましいです。それには高い効率が出ていることがとても重要です。効率が悪かったらそんなことをやる暇も時間もないので。。
それには属人化の脱却と、業務の透明化が避けては通れず、そのためにもDXが必要になります。

2.患者サービスの向上について

院長先生が思う、患者サービスってどんなことでしょうか。

待たせない、接遇をちゃんとやって、、、それくらい?

よくいる院長先生

一昔前でしたら、それしかありませんでした。が、現在は「スマホで調べる」ということが可能になっています。となると、患者が自院のことを知るための患者ポータルが必要です。
大型の病院などであれば健康記録だとかの話になると思いますが、クリニックに求めたいのは、「健康に関する情報を受け身でも知ることができる」ということに尽きます。これは、既存患者への情報提供や、リピート率の向上など経営的にも重要な問題です。

3.データの安全性と管理

DX化を推進することで、「紙」での管理が少なくなります。もちろんゼロにはなりませんが。。
PC上にWORDやEXCELのファイルを置いて、患者データを入力して、印刷して管理する、、、これって安全でしょうか。電子カルテが当たり前になった現在、先生のPCは安全ですか?
しっかりとしたセキュリティを担保しないと、ウィルスとまでは言わなくともマルウェアやトロイの木馬など、単純にネットで情報を調べているだけでも拾ってしまうことも多く、そこからデータの改ざん・流出・喪失などにつながります。
DX化し、WEBストレージを使用していくことで、セキュリティの安全性を、外注化することができます。

4.経営データの最適化

DX化することで、データ分析などが容易になります。
例えば、、、

  • 毎月末に医師会への請求のために問診表を1枚1枚数えたり

  • なにかを申請したり、市や県や医師会からデータ提出を求められたとき、提出に何日も取られたり

  • 業務効率を先輩クリニックと比較しようとしたらできなかったり

医療は、なんとなくどんぶり勘定でも、まじめに診療をしたら患者様はついてきてくれるのですが、きちんと計画を実行していくようにしないと、出口戦略が取りにくくなります。

DX進めないとどうなるか・・・

30年前の医療を提供している医師を見て何を思うか。

地域医療に貢献するということは、決して「経営だけ」ではないのはわかります。でも、現状維持は後退の始まりなんです。

現状維持”は後退の始まりである

松下幸之助

現状維持では後退するばかりである

ウォルトディズニー

進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。

福沢諭吉

現状維持は後退の始まりなんです

あつお

まぁ、昔ながらの先人たちをみて、みんなそう思うんでしょうね(笑)

どんなシニアキャリアを描くのか

どんなシニアキャリアが「幸せか」は、本人たちしか知りえませんが、30年前の知識で診療をされている患者は少なくとも幸せじゃないでしょうね。
医師にとってのシニアキャリアの分かれ道は「開業するか否か」でしょうね。

悪い例のおじいちゃん先生の具現化(髪ボサ・よれよれ白衣・診察室で食事・汚い)

リクルート社に調べによると

何歳まで働きたいですか?
1位 生涯 26.6%
2位 70歳まで 19.9%
3位 65歳まで 16.5%
4位 75歳まで 13.8%
5位 80歳まで 4.0%

つまり、一生涯働くか、または75歳くらいで引退かなーと思ってらっしゃる医師が多い。
逆に考えると、75%の方がいつか引退したいと考えてらっしゃるということ。

開業医にとっては、60歳で「設備投資」とかしにくいですよね。でも、まだ15年も医師として働く可能性があるということなんですね。

60歳までは最先端でいきましょうよ

DX?よくわからんよ。。。
ってのはいいんです。院長先生が知っていようが知っていまいが、医師はそんなにシステムに詳しい必要はありません。毎日のカルテさえ入力していただければ、いやカルテさえも医療秘書が書いてくれますから、他の職員に任せればいいーんです。
だからこそ、DX化して、データを取って、業務効率を上げて、必要な職員数を把握して、そう言った取り組みを、、、

事務長にやらせましょう

院長先生は医師として、診察や医師採用だとか、経営とかへ進みましょう。コンサルタントの話を聞き、それぞれどれくらいの数値になるのが妥当なのか、今どんなことが求められているのか、そういったソフト的なところを追求していただきたいです。
で、環境・ハード面に関しては、事務長に丸投げして、3年おきくらいに新しい施設を見学に行かせて、情報を持ち帰らせたらいいです。

どんなところをDX化したらいいのさ?

まず圧倒的に事務まわりです。

え、うち、電カル・WEB予約・WEB問診表入ってるよ。。。

院長先生

入ってるだけじゃだめなんです。それで業務効率が上がっているかどうかの問題です。
入っているだけでは、

認知・興味・決定・購入のセールスファネル

で終わってしまいます。
きちんとDX化ができれば

リピート・紹介までして初めて成功

リピート・紹介までつながります。
院長先生、この認識ありますか?

新規顧客の抱え込みは、開業して3年で終焉を迎えます。
なぜなら、認知すべき人に認知し終わるからです。
極端な話、クリニックが東京にあるのに、北海道の人に認知されてもしょうがないですよね。

「情報を見る方」というのは、「自分が欲しい情報」しか目に入らないのです。つまり、その情報を欲している人8割に届いてしまったら、もう次の1割に届けるのは至難の業です。

だから、「内科」を見つけて風邪症状で来院されたとしても、まさかここで「スギ花粉の舌下免疫療法をやっている」なんて思いもしないんです。
院内にサイネージ流して、チラシ作っても、きちんと伝えなければ、届くべき人に届きません。

そこをしっかり意識してDX化していくと、風邪から、舌下免疫、パパのCPAP、お子さんのインフルエンザワクチン、毎年の検診・・・そうやってつながっていくことが、「DX化以前よりも簡単に」できるのがDX化の最大のメリットです。

でも、そんなことやってる暇なくない?

はい。院長先生がそんなことをやっていたら、診察が滞ってしまいます。
なので、事務長を採用して、事務長にやってもらいましょう。

事務長採用に関してお困りでしたら、ちょっとはお手伝いできるかもしれません。とても希少な「事務長」という職の採用と育成に特化した事業を行っています。

ご興味あればぜひどうぞ。


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