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新卒採用後辞めちゃった方や、既卒採用、第二新卒採用を目指す方へ。医療事務、いかがでしょうか。

院長先生こんにちは。あつおです。<こんなこと>をしています。
普段は中小クリニックの院長先生向けに記事を書いていますが、いつもとちがった話題を書いてみようと思います。
今日は、「既卒採用、第二新卒採用を目指す方」に対して「医療事務をおすすめしたい」ということをお知らせします。

TOP画像は「https://www.theport.jp/portcareer/article/31917/」キャリアポートさんから拝借しました。理由は、第二新卒と呼べる時期について、さまざまな見解があります。30歳でも第二新卒なんていうアホな会社もあるんですが、ポートさんの「社会人経験があって2~3年目が第二新卒ですよ」という考えに同感したためです。

リンク先のページでは職務経歴書の書き方などとともに、どのような仕事に向かって行けばいいのかなども記載がありますので、新たに職探しをする方は参考になると思います。


さて本題です。なぜ「第二新卒」となってしまったのでしょうか。

よっしゃー働いて稼ぐぞーと意気込んだものの

高校か専門学校か大学か大学院かわかりませんが、人生においてそうそうないチャンス「新卒キップ」を切って、採用されましたね。
この「新卒キップ」の重要性ってご存じでしょうか。

統計的なものをさておいて、人事担当者としての意見を「前提として」書いておきます。

前提1.採用による混乱がめんどくさい

まず、組織運営においては、事業所は職員を育てる場です。育成には一人ひとりの個性がありますが、「育成」に対しある程度の実績がある企業や団体となると、育成プログラムが存在します。
そうなったときに、新卒なら「全員まっさら」のほうが指導がしやすいんです。例えば、たかが半年のくせに先輩風増やすヤツとか、聞いてもいないのに前の職場ではこうしてましたとかいうヤツとかが混ざると、どっと疲れが出ます。
なので、0からの育成をするつもりがあるなら、新卒か既卒が好ましいのです。

前提2.人事評価がめんどくさい

人事評価において、「新卒」「キャリア採用」などで評価を分けるケースが多いです。
例えば、営業職で新卒なら、1年目は勉強。KPIも何を学んだかとか、アポTEL何件とか、「成果」ではないところにKPIが設定されることが多いです。
ところがキャリア採用(中途)となると、ある程度結果を求められます。予算が設定され、売上目標達成度なども評価されるでしょう。
が、第二新卒はどうでしょうか。入職時期もズレるし、目標設定などもイレギュラーになります。何十名と採用すると、悪気はなくとも存在を忘れてしまうんです。イレギュラー目標設定をするのはめんどくさいし、じゃぁ新卒とまるで同じでいいかというと、他の新卒職員とともに4月に入ってくるわけじゃないし、、、めんどくさいから第二新卒は採用するのやめようと思ってしまいます。

前提3.それでも人物が優れていれば採用したいから

要は、第二新卒を採用する理由が、これです。
厚生労働省が2020年に報告したデータによると、早期離職をした確立は、大学卒の離職率が32.8%、短大卒は43.0%、高校卒は39.5%、中学校卒は59.8%となっています。1年10%、3年30%です。
要するに、想像以上に辞めるんです。だから、予想を超えて辞めてしまった場合に、「同じくらいの経験をしている若手を採用したい=第二新卒の採用」になります。

企業はどんな第二新卒を採用したいのか

では、企業としてどんな第二新卒を採用したいのかをご説明したいと思います。まず、「第二新卒を積極的に採用している会社」と、「一応第二新卒も採用しているよ」という会社に分かれます。
前者後者、どちらも「育成はできる」という前提での採用だと思っていいです。育成できないなら即戦力を採用するほうが理想的なので。

「第二新卒を積極的に採用している会社」は大企業で、処遇は良いのに、人が集まらない会社。つまり営業職とか、販売職とかが多いですね。

「一応第二新卒も採用しているよ」は中小企業に多いです。人がいいなら取りたいけど、そんなにたくさんほしいわけじゃない。

さて、第二新卒なら大企業と中小企業どっちがいいですか?って問題が発生します。

さまざまな見解があり、人によって見る場所が違うとは思いますが、私個人としては「とにかくでかい会社に行け」の一択です。
理由は学べる知識、得られる経験の幅が、とんでもなく違うからです。

こういう時はchatgtpさんに聞きましょう。
「大企業の製造業で考えられる職種を教えて」

製造業の大手企業では、会社全体を運営・管理し、製品の企画から販売までを一貫して支える多種多様な職種が存在します。以下は、一般的な職種をいくつかのカテゴリーに分けてリストアップしたものです。

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### 1. **経営・管理系**
- **経営企画**: 会社全体の戦略立案や経営方針の策定、予算管理。
- **人事・労務**: 採用、研修、評価制度の運用、福利厚生、労務管理。
- **総務**: 会社のインフラ整備や各部門のサポート。
- **法務**: 契約書作成、法的リスク管理、コンプライアンス対応。
- **財務・経理**: 資金調達、予算管理、決算業務。
- **広報・IR(投資家対応)**: 社内外向けの広報活動、投資家への情報提供。

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### 2. **研究・開発系**
- **製品開発**: 新製品や改良品の設計・試作。
- **研究職**: 新素材や新技術の基礎研究、応用研究。
- **技術開発**: 生産技術やプロセスの開発、効率化の推進。
- **品質管理・品質保証**: 製品の品質基準の策定、試験・検査。

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### 3. **製造・生産系**
- **生産管理**: 製造計画の立案、工程管理。
- **製造オペレーター**: 実際の生産ラインでの機械操作、組み立て作業。
- **設備保全**: 工場設備のメンテナンス、トラブル対応。
- **物流管理**: 資材調達、製品の在庫管理や出荷手配。

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### 4. **営業・マーケティング系**
- **法人営業**: 企業向けの製品提案、取引交渉。
- **マーケティング**: 市場調査、販売戦略の立案。
- **製品企画**: 顧客ニーズの分析、新製品やサービスの提案。
- **海外営業**: グローバル市場向けの営業活動。

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### 5. **IT・デジタル系**
- **システムエンジニア**: 社内システムや製品ソフトウェアの設計・開発。
- **ITインフラ管理**: サーバーやネットワークの管理。
- **データサイエンティスト**: ビッグデータの分析、AI技術の活用。
- **DX推進**: デジタルトランスフォーメーションの戦略立案・実行。

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### 6. **環境・安全・CSR系**
- **環境管理**: 環境基準の遵守、持続可能な製造プロセスの推進。
- **安全衛生管理**: 労働環境の安全性向上、リスク評価。
- **CSR(企業の社会的責任)担当**: 社会貢献活動やサステナビリティ戦略の企画。

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### 7. **調達・購買系**
- **資材調達**: 製品の製造に必要な部品や原材料の購入。
- **購買管理**: サプライヤーとの交渉、コスト管理。
- **サプライチェーン管理**: 調達から出荷までの流れを最適化。

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### 8. **顧客サポート系**
- **カスタマーサポート**: 製品の使用方法やトラブル対応。
- **アフターサービス**: 修理やメンテナンスの提供。
- **テクニカルサポート**: 技術的な問い合わせ対応。

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### 9. **グローバル関連職**
- **海外事業開発**: 新市場への進出戦略。
- **駐在員**: 現地法人の管理、現地調達や販売活動。

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これらの職種が協力して、製造業の大企業を支えています。企業によっては独自の職種名や役割を設けていることもあります。興味のある分野について詳しく知りたい場合は教えてください!

chatgtpさん

それに対し、中小企業では

中小企業では、大企業に比べて職種の細分化が少なく、1人が複数の役割を兼任することが一般的です。これは、リソースの制限があるため効率的な人員配置が求められるためです。ただし、会社の業態や規模によっても異なります。以下は、50名規模の製造業中小企業における職種を一般的に整理したものです。



1. 経営・管理系経営者(社長/取締役)
経営全般の意思決定、顧客対応、事業戦略策定。
総務・経理(兼任が多い)
人事、労務、給与計算、福利厚生の管理、帳簿の作成、税務対応。
事務スタッフ
請求書発行、電話対応、来客対応、備品管理など。




2. 製造・生産系製造スタッフ
生産ラインでの加工、組み立て、検品などを担当。
生産管理(兼務が多い)
製造計画の立案、工程管理、納期調整。
品質管理
検査業務、品質基準の維持(製造スタッフが兼任する場合も多い)。
設備保全(外部業者利用が多い)
機械や設備の保守管理(大規模でない場合は製造スタッフが兼務)。




3. 営業・マーケティング系営業担当
既存顧客のフォロー、新規開拓、見積書作成。
マーケティング・商品企画(兼任が多い)
製品の企画立案、販促活動、市場調査(専任ではなく、経営者や営業担当が兼任することが多い)。




4. 研究・開発系(専門性に応じて)技術担当
新製品の設計や技術開発を担当(中小企業ではこの職種がない場合も)。
製品改良担当(兼務が一般的)
既存製品の改良や顧客の要望対応。




5. IT・デジタル系IT管理(兼務が多い)
社内システムやPCの設定・管理(場合によっては外部業者に委託)。
デジタルマーケティング(必要に応じて)
自社のホームページやSNSの運用(営業や事務スタッフが担当する場合も多い)。




6. 調達・物流系調達担当
必要な原材料や部品の購入。
在庫管理・物流(製造スタッフが兼務する場合が多い)
製品や原材料の在庫管理、納品準備。




7. 環境・安全系(法令遵守に限定されることが多い)安全衛生管理(兼務が一般的)
労働安全衛生や環境基準の遵守(多くは工場長や製造スタッフが兼務)。




8. 顧客サポート系カスタマーサポート
製品に関する問い合わせ対応(営業担当が兼務する場合が多い)。
アフターサービス
修理やメンテナンス(外注の場合も多い)。

chatgtpさん

なぜ私が大企業を押すかというと

中小企業の特徴として、兼務が多いんです。
一つの職種が明確に分かれていないことが多く、例えば営業担当がマーケティングや商品企画を兼任する場合があります。
若手として入職していきなりあれこれやらされてみたり、意味もなく業務を任されたりする可能性が高いです。

また、経営者の関与が深いのも特徴です。
経営者が営業やマーケティング、顧客対応に直接関わることが一般的で、要するに「絶対的強者」による「経営方針」と「営業方針」が確定してしまいやすいので、変化を求めるのは冗談抜きできついです。

それから、外部業者の活用も多いです。
コスト的に内製化が見合わないものはほとんど外注になってしまいます。もしあなたがやりたいことを見つけても、内製化されないのであれば仕事になる可能性は限りなく低いです。

良い点としては、大企業に比べて役割分担が柔軟で、社員一人ひとりの裁量が大きいことです。大企業では右に倣え、マニュアル絶対主義的なところがありますが、中小企業は「成功したら勝ち」的なものもあります。

また、分社化や、組織拡大などで、役職が追加されることがあります。
企業が成長する過程で、専門職や専任担当者が必要になり、新しい職種が増え、抜擢されることもあります。

話は変わりますが、、、家庭内手工業って覚えてますか?

社会の時間とかに習いましたね。

18世紀半ばに始まる産業革命以前は、人の手による「家内制手工業」の時代でした。ものづくりは職人が担い、1人が最初から最後まで一貫してこなすやり方が一般的でした。

google先生

これを産業革命ではなにをしたかというと、

当初は手動で1人の労働者が同時にできる作業が264~288錘の巻き取りにとどまっていたものが、成年1人と2~3人の少年の補助で、同時に1600錘を巻き取れるまでになり、生産性が飛躍的に向上したのです。これは手動ミュール紡績機が運転調整に熟練を要したのに対し、自動ミュール紡績機は糸継ぎと装置トラブルの監視だけをすればよくなったためです。

google先生

要は、「技術の発展により、人の手で行うよりもはるかに大量の生産が行えるようになったことで、分業化され効率が向上した」ということですね。

つまり、細分化されている大企業のほうが、兼務しまくる中小企業よりも、はるかに効率がいいのは当たり前のことなのです。

つまりなにがいいたいのか?

 大企業のほうが、効率がよいので、給料もいい。収益もあるから、育成プログラムもしっかり作ることができて、将来的にさまざまなキャリアプランが設計できる。
「じゃぁ、第二新卒って、大企業にぴったりじゃーん」
・・・
って思わないでくださいね。

そういう大企業は、新卒がちょっとやそっと離職したところで、第二新卒を補充しようとはしないのです。

つまり第二新卒になった時点で、「新卒採用だけでは必要な人員数に満たないから」という、不人気な会社に行くしかないのだと思ってください。
とはいえ、不人気=悪い会社 というわけではありません。

例えば、トヨタ自動車。
新卒5:キャリア第二新卒5の比率と言われています。

当社はもともと新卒採用の企業文化が強く、一度トヨタグループに入社すれば生涯トヨタのビジネスパーソンとしてその人生を全うする、といったモデルが一般的でした。しかし時代は変わりました。

自分の人生やキャリアは、主体性を持って自分の意志で切り開いていく――。自ら問いを立てて、そこに向けて自立自走していく人物像こそが現在のトヨタにふさわしいと考えられ、新卒社員を育成していくほか、広く外からも新しい風、つまりキャリア・第二新卒を受け入れようという方針へシフトしたのです。

社内の風土改革も相まって、多様性が反映される環境。そうでなければ、今後のトヨタの成長はないだろうと、考えたわけです。
(中略)
しかしもう一つ、トヨタには懸念すべき課題が残されていた。それが入社後の定着率についてだ。

近年、特に入社2~3年の若手を中心に、退職率が上がってきている傾向にあり、それが同社の悩みの種にまで発展していた。トヨタが永続的に成長・発展していくためにも、人材育成と定着は必須だ。トヨタはこれを全社で解決すべき大きな課題と捉えて、今年から入社後定着施策に注力している。

「私たちは、以前から若手の退職率が年々上がってきていることに、危惧を覚えていました。転職市場がオープンに活発化しているという外部要因を除いても、当社の環境に不満や不安を感じて退職していく人が増えてきたのは事実です。

人事部 人材育成室 採用グループ 山口勇気氏の言葉

第二新卒を積極的に採用するトヨタ自動車でさえも、「想定外の退職者数による補充」として行っています。

つまり、この二次新卒で「より高みに行こう」としているわけで、新卒と同じレベル(未経験)では、第二新卒枠には入れませんということです。
新卒と同じレベルでいいなら、来年の新卒枠を増やせばいいだけですから。

二次新卒は、スキル中心のキャリア採用ではないし、まっさらな新卒採用でもないんです。
新卒時には見つけられなかった、輝く原石を探すための採用なんです。新卒よりも高く設定されたハードルがありますので、そうとう難易度が高いと思っていただいてよいです。

本当にぴったりな仕事をお知らせします。

はっきりいいますと、そんな輝く原石でしたら、「二次新卒」なんて言わなくても、普通に中途採用・キャリア採用で採用されます。
多くの二次新卒は、「なんらかの理由で、自己都合で、短期間に退職してしまった方」です。
能力が高いのに、ミスマッチで入職してしまって、次を探しているなんていうのはごくまれなケースだと判断してよいです。

一般的な第二新卒は、「新卒」で採用されたところよりも、「下位」にあたり会社・業界にしか行けません。
絶望しかないように感じませんか。

「イメージだけの優良企業」を捨てて、「優良中小企業に行きませんか?」って声を大にしていいたい。

ここまで長い事書いてきて、この1文がいいたかっただけです(笑)

「どこにいったらいいですかね」と聞かれれば私は間違いなく「大企業に行きなさい」と答えます。これは、入ってから何になるか選ぶことができるからです。
特に大企業において、ジョブローテーションを行って、最適配置されるのはとても安心ですね。

でも、貴方はそこまで我慢できなかったんでしょ?じゃぁ、何の仕事ならワクワクしながら楽しく続けられるのよ?って話です。

わくわくする仕事って、、

それは、理念です。あなたは仕事を通して何をしたいのかってことです。生活のために、金のために、人生を切り売りするのやめませんか?ってことです。

でも、これまで20数年(30数年の可能性もある?)生きてきて、今更
「夢はありますか?」
なんて考えるのは難しいと思います。

が、考えてください。第二新卒を成功させるにはここが最も大切です。

採用担当者がなぜ第二新卒を採用するのか

むちゃくちゃハードル上げて、来年に新卒枠1つ増やすだけでいいのに、なぜわざわざ「第二新卒」なんていいだしたのか。原石を探すためだと申し上げました。これは中小企業であっても同じです。
だから、「まるであなたのためにある仕事じゃないか!」と思えるようなドンピシャ具合が必要なんです。

ストレスフリー超大全

3章 「天職」を求め、「やらされ仕事」から抜け出す

をぜひお読みいただきたい。結構、マーケティングとか、経営とか、CS向上とかやってる方にはそんなに珍しい事でもないんですが、これからなんの仕事をしていくのか?と考えるこの瞬間ならぜひ読んでみていただきたいです。

そして、もう1つ言えることは、大企業に比べ、中小企業は、労働生産性が低いと申し上げました。
要するに、
職員100,000人の会社は、一人当たり1000万円を稼ぐのに比べ
中小企業は
職員500人の会社は、一人当たり500万円を稼ぐ
のようなことです。
5%しかない大企業は、95%の中小企業の、倍に生産性があります。たとえ話じゃなくて、「統計上のデータで」です。

でも一部、中小企業なのに、大企業の何百倍の効率をたたき出す企業もあるんです。

それらの会社の特徴は、「何か」に「とんでもなく特化」しているというところ。
また、「企画」はするけど、「営業」や「製造」や「販売」は外注であること。
そして、職員全員がリーダーシップとオーナーシップを持って、組織をより良いものにしようとしていること。

ここで提案します。クリニックの医療事務、どうでしょうか。

医療事務へのイメージですが、派遣とか、女性とか、まぁいろいろあると思います。ところが、クリニック(無床診療所)って労働生産性が、病院(有床)と比較しても大して変わらないんですね。

クリニックって、最小規模で考えますと、
・医師1名
・看護師4名
・医療事務4名
の計9名で1億円とか売上あるんです。労働生産性、脅威の1000万円超なんですね。これって、大企業並みなんです。
1億円/12か月=月833万円の売上
833万円/月25日稼働=1日33万円の売上
暇ではないですけど、くっそ残業とかしなくても、ほとんど達成できてしまうんですね。

そして理念としては「人の命を救う医療の一端を担う」っていうのはそれも高尚な感じがして生きる理念となりやすいのではないかと思います。

医療事務を進める理由その1

未経験でも入職できるチャンスが強め。未経験でもOK!というクリニックがたくさんある=環境が良くないところが多い=でも経験は積める。

医療事務を進める理由その2

万が一嫌な職場にはいってしまったとしても、3か月くらい歯を食いしばってがんばれば、全国どこへ行っても同じ仕事がある=つぶしが効く

医療事務を進める理由その3

そもそも出入りが多い仕事なので、短期間で退職しても職歴が黒くなったと見られない

医療事務を進める理由その4

子育ての終わったお母さん達がメインの仕事なので、若くても経験がある、仕事ができるなら評価される。年功序列じゃない。

医療事務を進める理由その5

キャリアプランが設計できる
医療事務(受付)➡医療事務(会計)➡医療事務(レセプト担当)➡医療事務リーダー➡クリニックマネージャー➡事務長

事務長は、持つ決裁権も大きく、やりがいの強い仕事です。
また、これまた全国どこへ行っても不足しているのでどこでも働くクリニックを探せるようになります。
事務長ともなれば、所得も最低年収600万くらいから。高い方だと1200万くらいまではいるんじゃないでしょうか。
また、コンサルタントとして独立開業する方法もあります。

医療事務を進める理由その6

命にかかわっているという存在感、達成感がある。理念につながりやすい。例:通院患者からがん死亡者ゼロを目指して健診を行う とか。

医療事務を進める理由その7

職場が安定している。よほどバカなことしない限り医療法人が倒産することはないです。倒産しているのはよほどバカなことをしたか、健康的に不可能になってしまったかの2択です。

絶対に気を付けてほしいこと

目の前にいる患者様だけをみて、その人のために働いていると思うと、なかなか気力が持ちません。
例えば、予約もしないくせに「いつまで待たせるんだ」とか
例えば、「こんなに待たせるなら金はらわねーぞ」みたいな輩みたいなもの来ますから。
なのでそんなちっさなところじゃなくて、もっと大きな視点で見ていただきたいです。

院長先生の目指す先・ビジョンを知る

例えば、「5年後、このクリニックはどんな状態になっていて、私はどんなことができるようになっているのか」と考えることができるような職場であるかどうかはとても重要です。

歯車としての働き方を許容する

「私たちは歯車じゃありません!」なんていう方もいますが、いやいや、歯車ですよ。ただ、その与えられた位置を自分で設定できたり、全体的にどんな船になっていてその1コマなのか知ることができたりします。
役割として、私は今ここを守るんだという気持ちを忘れないでほしいです。

サービス残業は月間15時間までと決める

タイムカードなど打刻して、毎日10分とか30分とかズレが生じると思うんです。例えば10分前に出勤して、昼休憩が45分しか取れなくて、退勤が10分遅れたら、今日の残業だけで45分の所定外勤務が発生したことになります。20日間出勤すると15時間の所定外勤務が発生します。
なので、月間15時間までは残業残業騒がないでほしいです。なので、しっかりと出勤時、退勤時(場合によっては休憩も)にきちんと打刻してほしいんです。
で、コンスタントに毎月20時間とか超えてくるようなら、手当が出るかどうかは大切ですし、毎月40時間を超えてくるようなら、業務改善をするか、もしくはその職場から逃げたほうがいいです。
医療事務なら15時間以上のサビ残は、ある程度仕事ができるようになるまでは我慢して、「もう他にいっても行ける!」となったら在職期間中に、他院の見学を開始しましょう。

事務長という職種が存在しているかどうか

院長先生が一人で頑張っているクリニックもありますし、だれも頑張っていないクリニックもあります。
院長先生にある程度能力があった場合、間違いなく患者さんが増えて、業務過多になるんです。そして「事務長」を採用します。
逆に事務長を配置できていないようなクリニックに未来はありません。
面接時に「経営は誰がやっていますか?」と聞いてみてください。それが院長先生のみなら、大したここことない組織だと思います。
「事務長がいる」または「マネージャーを作ろうと思っている」などであればぜひそこに立候補していただきたい。
まずは受付➡会計➡リーダー➡経理、採用➡事務長へと進んでください。

総評

医療機関、特にクリニックの採用をしていると、かなり多くの40代未経験の医療事務希望の方が来ます。
予測ですが、ハローワークなどで「手に職つけてお仕事復帰しませんか?」など、医療事務の資格取得を進められているんじゃないかなと思います。
また、同様に大学中退とかから「医療事務の専門学校」に行ってみたり、なんか

わかりませんを盾に

みたいな方々の受け入れ先になってしまっている気がします。
だから、40代の医療事務の方が、最低給与みたいな金額で働いているし、その金額で働く人がいるから医療事務の給料あがらないし、大した仕事を求められないし、期待されないから続かないんだと思うんですよ。

なので、しっかり20歳代から経験積んで、30歳までに受付・会計・レセプトあたりをマスターして、30歳を超えたら人材育成とか広告宣伝とかに移行出来たら、年収500万は取れるとおもうんですよ。
直接実務(患者業務)から外れることができれば、朝から出勤しなくても、リモート勤務でも、時短勤務でも、産休とっても、育休とっても、絶対に貴方に戻ってきてほしいはずなんです。
それが、貴方の存在の意義になれませんか?

あなたが育てた医療事務がクリニックを運営し、
あなたが集患・増診したことで早期発見につながって
あなたのおかげで命がつながる方が生まれるんです。

「医療事務のまま一生を終えないようにキャリアプランをしっかりつくり、医療の片隅で人の命を救って行く一部を担う」
なんてのは、第二新卒として働いていく為の「特化」に良いと本当に思っています。

第二新卒って、まぁ、正直ちょっとミスっちゃったわけじゃないですか。
でも、そのまま取り返そうとするとなかなかしんどいと思うんですよ。

ただ、上の事例ではないですが、思い切ってキャリアチェンジしてみるのはどうでしょうか。
大企業並みの労働生産性がある仕事にいくと、結局は一人当たりの仕事に対して利益があるので、確実に働き方にゆとりがでます。

例えば、1日10万円の利益がでる会社で、10人働いていたら、1人1万円以上もらえるはずがないですよね?
でも、1日50万円の利益がでる会社であれば、20人で働けますし、1人2.5万円くらいは平均でもらえるのかな?とおもえますよね?

労働生産性って、良い会社と、よくない会社で、それくらいあたりまえに違うんです。

なので、

わくわくして働き続けること

労働生産性が高い仕事

に注目して選んでみるのはどうかなと思います。

医療事務ってどんな仕事なん?
とか迷うことあれば、公式LINEからご質問いただければと思います。

あつお公式LINE

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