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後藤と若原と原田を比較してみた
タイトルの通り比較してみたら、先発を離れるきっかけになった第22節の徳島戦を考慮しても、原田にはもっとチャンスを与えても良かったのでは?という結論に至りました。
それはともかく、主題にならざるを得ないモンテディオ山形のGK後藤とV・ファーレン長崎のGK2名を比較したものをご覧ください。後からの説明になりますが、レーダーを見ると加入が噂される後藤は原田の上位互換と言って過言ではないようで、下平監督の求めるプレースタイル含めて獲得は間違いなく良い。 と思います。
まずスタッツを見て驚いたのが、若原の数値の低さでした。キーパーに関するスタッツはキーパーだけで成せる数字ではないでしょうし、個人的に悪い印象はまったく無かったのですが、若原はビッグセーブが印象的だったけど、ビルドアップ含め総合力としては原田>若原という結果です。
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後藤に関してですが、そもそも出場試合数が違うので、セーブ総数とクリーンシート数はあんまり気にしないでいいのかなと思います。それでもJ2でセーブ総数1位。クリーンシート数3位。良いですね。セーブ率も高く素晴らしいと思います。Jリーグ公式データには画像以外のスタッツもありますが、数値、ランキング共に全体として上位に位置しており、さすが 2024 J2リーグ 優秀選手賞なだけあります。
レーダーでも見てみます。左から後藤、若原、原田の順です。レーダーを大きく分けて左側6項目は守備・セーブに関する項目です。それぞれの項目において、青色がリーグ内のTop10%の数値で、同じように緑色がTop11-35%の数値となります。シンプルに青・緑が多ければリーグ内で優秀であると理解してください。6項目のうち、後藤>原田の順に優秀な数値、項目数を記録しています。若原は意外にもこの中で3番手であることが分かります。
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そして長崎にとって、GKであっても重要視するであろうスキルなのが、レーダー右側にある5項目、主にパスに当たる数値です。これはビルドアップに関連してくるかなと思いますが、実は原田と後藤はさほど変わりありません。なんなら原田の方が上と言っていいでしょう。しかしビルドアップに関してはDF、MF辺りの選手間の関係性、それぞれのスキルもあり、一概にどちらが良い悪いと言うのは難しいと思います。とは言え、後藤、原田のどちらもパスの受け渡しに関しては5項目中3項目はTop10%に入り込む実力の持ち主です。その上で守備面で上回る後藤は最初にも言いましたが、原田の上位互換と捉えて良いようです。
12月26日09時30分、後藤の正式加入がリリースされました。