就活。#3
「慎重に詮議を重ねました結果、
遺憾ながら 弊社の総合職としての採用が難しいこととなりました。
・・・・
お伝えできる評価
非常にバイタリティーに溢れている。総合職としての期待ができる人材だが、面接中に画の強い一面も垣間見え、人間関係でのトラブルもやや不安がある。」
一次面接が不合格となり、このような評価をいただいた。
ありがたいことだ。落ちた理由を言ってくれる会社なんてそんなにないだろう。
ただ、私には最後の一文がきつすぎた。
電車の中でこのメールを開いてしまった。家に帰るまで頭から離れなかった。
そして、家に入った瞬間、涙が出た。
一人暮らしで良かったと思うのは、一人で好きなだけ、いつまでも泣けるところだ。
別の企業の面接フィードバックでは、
「いい意味でも悪い意味でも普通。
心理テストの結果、ストレス耐性の項目が乏しいと出ています。これまで辛い経験をあまりしてこなかったんでしょうか?」
とまで言われた。
なぜ、24歳の新卒採用担当にそんなことを言われなければならないのだろう。
なぜ、あなたが私の「辛い」か「辛くないか」を判断できるのだろう。
面談中、「辛い経験をあまりしてこなかった」というフレーズがどうも引っかかって、全然笑えなかった。
いろんなところで、いろんな評価をいただく。
いいところも、わるいところも。
きっと、他者から見たときに、私はそう映っているんでしょう。どれもきっと間違っていません。自己肯定感が高すぎただけなのです。その落差が大きいから落ち込んでしまうだけ。
自分をもっと知って、全部受け止めて、反省して、また挑戦するしかないのでしょう。そうやって成長していくしかないのでしょう。
これまで自分に向き合うことなんてほぼなかったし、これからもあまりないでしょう。これまで向き合ってこなかった分、今がつらいだけ。
仕方ない。
そう思ってやっていくしかない。
るぴ
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