〝那須川天心戦実現はあるのか?“武尊がK-1を離脱できない真相に迫る。そして芦澤竜誠。
ここ数年、格闘技ファンに待望されている「那須川天心vs武尊」の一戦。
その話題が上がる度に多くのファンを期待させては実現しないというお決まりのパターンはもはや格闘技界の様式美のような趣きさえ感じさせる。
当初数年前まで那須川天心より武尊の方が明らかに格上であった。
それが最近はフジテレビ地上波の影響もあって、那須川天心の方が知名度も実力も上だと感じている人の方がむしろ多いと思われる。
sns上では熱狂的な天心ファンと武尊ファンの熱い戦いも日々繰り広げられているが、天心の最近の発言を観ていると、武尊戦にはもうそんなに興味を抱いていないようにも感じられる。
「選手として旬なうちに戦いたい」と思うのは競技者なら誰しもが思うことだろう。
それと共に天心から感じるのは、「武尊と戦うのは無理、その対戦は実現しない」との諦めムードだ。
それは、武尊に対しての諦めなのか、それともこのスーパーカードを取り巻く大人たちの思惑からの諦めなのか。
それに対して武尊からは大きなリアクションがないことから、「武尊はK-1を出るべきだ」「天心・武尊が実現しないのはK-1経営陣が悪い」「武尊はサラリーマンみたいな社蓄」「武尊はもっとこのカードの実現へ向けて動け!」と武尊に対して厳しい罵声のような声も聞こえて来る。
でも、話はそんな単純なものではない。
実はこのカードが実現しないことの1番の被害者は様々な面から考えると武尊なのだ。
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