観てきた!レッド・ワン!
『レッド・ワン』(原題: Red One)日米同時公開。何なら日本の方が一週早い。
ドヴェインとクリエヴァよ?観る選択肢しかないだろ。
だけどIMAX、絶妙に微妙な時間しかなかった。朝一か、ラスト。なんでやねん。IMAXは断念。
氷漬けから回復してアメリカの象徴として国を守り、世界を守り抜いた男は…ハッカーで捻くれ者で狡い男になってました。
キャプテンからの脱却をどうしてもしたいんだなぁ…とか思っちゃったぜ。
子供の頃からサンタを馬鹿にして、居るわけねぇだろ?とサンタは親がプレゼントを用意してんだと親戚の集まり?かなんかで従姉妹らしき子たちに隠してるプレゼントの場所を探り当ててバラす暴挙に出る、夢のない子…。
そんなクリエヴァもとい、ジャック・オマリーは追跡屋・賞金稼ぎという生業で日々を過ごしてました。
飲んだくれで良くないとこに金を借りてるダメ男の典型。
そんな彼は子供の頃から人の行動パターンを読むのが得意で、大人になるととりあえず人の流れを少し見て、パターンを瞬時に汲み取るをマスター。
誰が、いつ、どう動くのか、どこへ行くのかが分かる。観察眼がすごい。だけどそれを悪いことにしか使わない。何なら子供にも優しくない。
そしてバツイチで子持ちで、その子供が悪さをして呼び出されて学校へ迎えに行った時も上手くやらないからだ!と姑息にやるには術を伝授。
どんな教育やねん。
人を、誰も信じるな!を力説する始末。
そんな男がある人物(ダークウェブでのやり取りなので詳細不明な相手)の依頼により、ある情報を盗み取って売るのが物語の始まり。
街は日本と同じでクリスマス一色に溢れている、イルミネーション、音楽、プレゼントを選ぶ親。
だけどもイライラして喧嘩する親、偉ぶる子供。そんな街中を見ながら、一人の男はイライラしております。
ドウェイン演じるサンタクロース護衛隊長。愛称は“カル”
サンタの護衛ってなんやねんってね。サンタも子供たちのプレゼントを聞きに街へ降りてくるんです。マーケットに。
サンタの格好した爺さんのイベント状態だけど、まさか本当のサンタとは誰も思うまい。
そこで良からん輩に襲撃されないようにJ・K・シモンズ演じるサンタ、聖ニコラウス、愛称は“ニック”。コードネーム“レッド・ワン”を護衛してます。
コードネームあるってなんやんねん、大統領かよって感じですがシモンズがサンタですよ!?
有名どころといえば、やっぱりセッションかな?サイコパスオヤジ。
あとはスパイダーマンでのJ・ジョナ・ジェイムソン。めっちゃ嫌な編集長。
だけど今回は子供に夢を与える、むっきむっきのサンタです。
サンタは鍛えてないとプレゼントを配れないと日々、トレーニングを欠かしません。ムキムキ。
そんなドウェインたちが住んでいるのが北極ドーム。東京ドームみたいに言うけど、marvelのワカンダみたいなシールドが張られたドームが北極にあるんですね。
周りからは全然わかりませんがサンタが帰ってくるときだけ、ドームが開くので僅かな振動があります。
あ、サンタはトナカイに乗って帰ります。
普通のトナカイの20倍はあろうかというトナカイが8頭ほどいて、それがソリを引く。空を飛ぶ。
領空侵犯やん!ってなりますがアメリカから出る時はアメリカ空軍の戦闘機が一定の場所まで誘導します。国ぐるみ(言い方!)
マッハのスピードで帰ってくるので振動が出るんですね。ドームに突入するときに。その僅かな振動を得る機械をパクったのがジャック。
何に使うのか知らないジャックはサンタの居所が分かる装置を渡してしまっていたのでした。
そして、サンタ、誘拐される。
サンタのってか、居場所を知らせたジャックは身に覚えありすぎる追跡に遭います。
どれだ!?あれか?いや、あれ?的な。
結局、呆気なく捕まってしまい箱詰め(木箱の箱詰め。ひどい)されてある場所に送られるんだけど、そこでご対面するのが国際機関の神話管理修復局“MORA"の局長、ルーシー・リュー演じるゾーイ・ハーロウ。
あまりにちゃらんぽらんなジャックに辟易して見せるんだけど、怒り爆発のカルにジャックも”え?俺、何かそんな悪いことした?”と身に覚えありませんのスタンス。
そこに白熊が現れてさすがにジャックも悲鳴をあげる。
だって服着て二足歩行の白熊だもん。可愛い。ガルシアっていうんですが、大きんだけどドウェインがデカすぎでバグる。
ドウェインも登場して、くっそ言い合いになる。「さすが悪い子リストに載ってるだけあるな!」なんて暴言吐かれますが、悪い子リストとは?
Bad Boyの悪じゃありません。Naughty List、やんちゃとか悪戯とかわんぱくとか、そういうタグの子のリストで昨今ではここに掲載される子が多くて、カルはやってられん!もう護衛やめる!と退職届をサンタに渡してたんですね、実は。
そのリストに堂々とランキングされているのがジャックです。
「え?あるの?本当?マジで?」なんて言っちゃうくらい、他人事です。
結局、誰にデーターを売ったのか協力しないといけなくなったジャックはカルと二人でおもちゃ屋へ向かいます。
は?だよねー。ここ、夢が詰まっているよー。おもちゃ屋で買った物が実物化するの!
Hot Wheelシリーズのミニチュアカーが巨大になるんですよ!!
あ、そういえば2回目来店のおもちゃ屋でクリエヴァが「ワンダーウーマンのフィギュアどこ!?」って店員に聞いてて、ドウェインが「本物にはならん!」ってキレてるのは吹いた。
誰に売ったのか問い詰めるべくハワイにいる装置を買った客に会いに行く二人は、そこでボスが魔女グリラと知る。
この魔女、どこにいても名前を呼ばるだけで反応するという特殊魔女。
今回も名前を呼ばれてジャック達はスノーマンの攻撃を受ける。
ハワイにスノーマン?溶けないの?
溶けないんだな。これが。
しかも相手を氷漬けに出来るわざを持ち、怪力。だけど雪なので殴れば砕ける。そしてすぐ戻る。
ジャックも頑張るけど、ドウェインが勝てないものに勝てるわけもなく、ぶっ飛ばされる。
どうやって倒すんだよ!!ってなってたら、鼻に刺さってるに人参抜けば良いだけというオチ。
さて魔女グリラですが、13人の息子と暮らす(小人じゃなく、ムキムキ息子)
このグリラ役のキーナン・シプカさん、子供の頃から役者さんなのでベテランなのだけども可愛い!
あと、エマ・ワトソンさんに似てるので、ちょいちょいそれが話題になるそう。
ジャック達はグリラがこんなことをしてるってことは、グリラの元恋人でサンタの弟である魔人クランプスも共犯じゃねぇの!?ということで、会いに行くんだけど、サンタの弟が魔人ってどういうことやねんと思ったら、レッドワンでは義弟設定です。
諸説あるようで、相棒とか色々と。
レッドワンではサンタは良い子にプレゼントを渡して、クランプスは悪い子を捕まえて“良い子”にするよう叩いて回るという、炎上案件の持ち主。
見た目もふくよかで白髭でウッフォフォのサンタと違って、半分ヤギ、半分悪魔の姿。
見た目からして魔人。
彼もまた悪い子がいつまでもいなくならないことに嫌気をさした一人。
ちょっと見たことある感じでググったら、本格的なのはプレデターの仮面取った顔に似てるものもある。
馴染み深いなって思ったのは”なまはげ”です。
悪い子はいねぇかーのあれ。日本版のクランプスって言われているとか。
その城の入り口には見張り番と山ほどの金貨が。カルに触るな!と言われてたのにジャックは金貨に目が眩んで1枚、拝借。
案の定、捕まる。
そこで解放条件として出たのがビンタ対決。なんで!?
毎夜毎夜、クランプスが楽しんでいるのがこのビンタパーティー。
勝てたら好きなだけ金貨をやるぜ!みたいなあれです。そのクランプスナハトの真っ最中だったそうです。
勝てるわけない。ドウェインよりでかいのに。腕もドウェインより太い。
この特殊メイクで顔がわからないクランプスを演じているのがクリストファー・ヒヴュさん。
マッチョと戦うのは2回目です。そう!ワイスピICE BREAKでシャーリーズ・セロンの護衛でヴィン・ディーゼルと殴り合った彼です!!
わかるか!!!
このビンタ対決、一応、カルが一発お見舞いするもののビクリともしない。魔人ですから。
『あ、無理無理無理無理』って顔でジャックを見るが、ジャックなんて死んじゃうじゃないの。
でもすぐにズルをしてクランプスをぶっ飛ばすことに成功。でもグリラとは会ってないし、無関係ってことが判明して振り出しに戻る。
その頃、グリラは悪い子はいなくならないんだから、悪い子は閉じ込めていくしかないのよ!と、悪い子閉じ込めスノードームを量産中。
このスノードーム量産、あと閉じ込めのためにサンタのパワーが必要でサンタを拐ったんですね。
そこになんとジャックの息子が閉じ込められてしまう。(人質)
それを知った父親ジャック。息子を一人にしておけないと自分もわざと捕まり、カルにすべてを託す。
スノードームになぜ閉じ込められたの!?僕が悪い子だから!?と狼狽える息子を悪いのは俺だ!と改心するジャック。
改心したらスノードームのパワーはなくなり割れて解放されるようで、二人とも解放!
この魔女の巣窟はどこだ!?とジャックが探っているのと同じ様にカルも魔女の巣窟を探し当てるんですけど、灯台下暗し。
サンタの城の地下に潜んでやがって、サンタの妻も熊と一緒に閉じ込められた。
熊、実は出番がさほどない。残念。
二人は街にスノードームをプレゼントの代わりにばら撒こうとするグリラの足止めに成功するも、グリラが真の姿に変身。
本性は醜く巨大な女巨人です。進撃の巨人なみにデカいです。
立体機動装置もない二人がどうやって戦えと?
サンタを守って死ねるなら良い人生だったわ!とか縁起でもないことを言うジャックでしたが、そこに助太刀が。
兄貴を助けにきた魔人クランプス!!
でも魔人もぶっ飛ばされるけどね。デカいんだもん、魔女。
ラストはサンタが囚われから解放されて魔法でグリラをスノードームに閉じ込めて決着です。
が!大仕事残っとるで!プレゼント配らんといかんで!!
ってことで大急ぎで、世界中、一軒一軒配ります。
煙突なんていりません、サンタはアントマンのように伸縮自在です。
アクロバティックしながら走り回るんで筋肉がいるんですね。
特別にソリに乗ってその様子を見ていたジャックと息子の姿を見て、もう一度、人を信じてもいいかもしれないとカルも仕事を辞めることをやめてMerry Xmasです!!!
なっが!!相変わらず長いですが、ドウェインとクリエヴァのコンビはよかったー。ちゃらんぽらんなクリエヴァも新鮮だったな。
吹き替えも豪華です!
ドウェインは楠大典さん、ヴィン・ディーゼルとかドウェインとか、マッチョな役が多いですね。
クリエヴァは言わずと知れた中村悠一さんです。
クリスマスにぶつけて来ずに、その前に公開かーって思ってたんだけど早速、配信始まるそうです。
最近は配信、早いですね。
ということで、毎度毎度、長いお付き合いをありがとうございます!
年内はも予定が取れないので、来年ですね。一弾はステイサム!!!!
養蜂場の暗殺者ですよ。養蜂場に入るのは危険だからスタントかCGでやろうって提案を断り、普通に入って刺されなかった男です!
そしてなぜか監督は刺された!離れてたのにっていう裏話。
アメリカではすでに公開されており、すっごい評価高いのでめっちゃ楽しみです。
またお付き合いくだされば幸い。
では!!!