私が今ボランティア講師をしない理由
こんにちは!オンラインで日本語教師をしているvivaです。
知識も資格もゼロからのスタートで、現在フリーランスのオンライン教師として半年経ちました。
オンラインで日本語教師を始める前、知識がゼロの状態から、講師業を始めるにあたり、ボランティアで日本語を教える経験をしようか迷いました。
今回はボランティアを迷った理由と、その選択について書いていきます。
はじめに
まず始めに申し上げますと、私は、ボランティアをする方たちを心から尊敬しています!
そして、いつか私もボランティア活動に参加したいという願望を込めて、今私がボランティアをしない理由を書いています。
タイトルで不快に思った方がいらっしゃったら本当にすみません。
しかし、私がこの結果にたどり着くまでに悩んだ末の思考回路というか、行動というかを書いてみたいと思っています。
日本語教師をボランティアから始めようか、どうしようか、悩んでいる方の参考になれればと願っています。
あくまで私の場合ですので、温かい目で見ていただけると嬉しいです。
ボランティアをしようと思った
ボランティアをしようと思った理由は、2つあります。
1つ目は、お金をもらって仕事をする前に、知識を増やし、自分の経験値を上げておきたかったこと、もう一つは、日本語を学びたい人が無料で学べるまさにwin-winの図だと思ったからです。
しかし、私はボランティアで日本語教師になる選択肢を取りませんでした。
しないんじゃない、そもそも できなかった。
実際に私自身も日本語教師になると決めてから、ボランティアから始めようか迷いに迷って、いろいろ調べていました。
その結果、私の現状では「ボランティアはできない」という結論にたどり着きました。
というのも、私自身にボランティアをする余裕が全くなかった!からです。。
これまで共働きでギリギリだったのに、私がボランティアになると夫ひとりの給料で家族6人を養うことになります。
私は乳飲み子を含む1歳~8歳の4人の子供を抱えて、会社を辞めフリーランスでやっていくと決めました。
どう考えても、私がボランティアをすることには無理があります。
フリーになった理由は以前書いたので、もしよかったらお読みください。
フリーランスは自分の行動、時間すべてが、自分の仕事。
働こうが、休もうが、私の行動や、時間の使い方が、直接収入に結びついてきます。
フリーランスとして、本業でボランティアをするということは、ただで仕事を受けているようなもの。そもそも駆け出しの余裕のないフリーランスが、無償のボランティアとして時間を使うことは、果たして家族のためになるのか?
結果は見えています。
ボランティアで日本語を教えることは、今の私の現状ではそもそも不可能な話だったのです。
WEBセミナーを受けた
では収入を得ながら、地域のコーディネーターのような仕事ができきないものか?と考え、調べてみました。
すると、ちょうど県国際交流という名前の入った公益財団法人主催の「日本語学習サポーター育成ウェビナー」というオンラインでのセミナーを見つけました。
WEBセミナーの感想
ワクワクしながら受講した感想は、結論から言うと、とても残念でした。
20人ほどの受講者がおり、セミナーの講師は大学や県内各地の公民館などで日本語を教えている方でした。
私がこのセミナーで知りたかったのは、「この講師のように、企業や県、市などから講師として補助をもらいながら、公民館などで無料の日本語講座を開く方法」です。
何をどうすれば、先生のように、フリーの講師として依頼を受けられるようになるのか知りたかった。
しかし、実際の内容は「 日本語学習サポーター」という無償のボランティアの話。
勉強になったこともありましたが、知りたかった内容とはあまりにも異なったため、私が勘違いして受講してしまったのか不安になりました。
しかし、みんな私と同じように、日本語教師として、地域や人のために活動したいが、現状ボランティアは難しいので、どうにか仕事にできないかという思いで受講している方たちだったので、フリートークの際にみな「やはりボランティアベースの話ですか」という感想で、私だけが勘違いして申し込んだセミナーだけではなかったのだと、ほっとしたのを覚えています。
失礼とは思いつつ、講師の方に「先生の活動はすべてボランティアですか」と伺ったところ、「いえ、私は講師料をいただいています」というお返事でした。みんなが苦笑いした瞬間でした。
ボランティアを諦めた
セミナーの後、ボランティアを諦め、オンラインの日本語教師として始めることに来ました。生徒さんには申し訳ありませんが、知識のないまま、走りながら学んでいくことにしました。
しかし、日本語教師として走り出してみたものの、やってみるとわからないことだらけ。
フリーランスとしても教師としても、どちらもうまく行く気がしない。
悩んだ挙句、話し方講師業と経営コンサルタントとして活動している友人に相談してみることにしました。
コンサルを受けた
経営コンサルタントの友人から質問されたのは
「それって遊び?趣味?」でした。
わたしの日本語教師という選択は、遊びのつもりも趣味のつもりもありません。
友人はわざと その質問をしたのです。
仕事にしたいのであれば、脳をビジネスの脳に切り替えなくてはいけない。
その友人は「私はボランティアで仕事を受けない。プロとして他の講師と同じ土俵に立てなくなるから。」と言っていました。
趣味ならボランティアでやってもいい。
でもそうじゃないなら、プロの意識をもって、その分の対価をもらう。
それが自分でやっていくということ。
頭をガツンとされた感じがしました。
一理あるーーーー!!
すぐにはその脳にはなれんけど。と思った瞬間でした。
いや、一理というか、フリーランスならそうであれ!
プロの意識をもって、それなりの対価をもらう人間であれ。と自分でも思うのですが、、、難しいですね。
ちょっとまだそうなり切れていないのが現状です。
私はプロだ
私は プロのフリーランス日本語教師。
わたしは プロの フリーランスにほんごきょうし。
ワタシハ プロノ フリーランス ニホンゴキョウシ。
……ダ……
はぁ。書いてうるちに、自分が自分をプロと呼べず、思わずカタカナになってしまいました。
そうですね。フリーランスとしてもプロとしても自覚が足りていいないことを改めて痛感しています。
日本語教師としてプロ意識をもって、
フリーランスとして、ちゃんと稼ぐためにビジネス脳が持てるように努力します。
講師料をもらいながら無料の講座を開ける人になりたい
長ーくいろいろ書きましたが、結果、講師料を企業や市などからもらいながら、地域や人のために活動できる人になりたい。という考えに今至っています。
そのためには、依頼されるだけの人材にならなければいけないですね。
日本語を教える知識を付け、それ以上のものが伝えられるよう日々勉強します。
……まとまっていませんが、、、書いてみて いろいろ自分の中で目指す道が見えてきたような気がします。
今更ですが、振り返ってみると、大学生の夏休みに、地域の小学校でボランティアをしていました。日本語を母語としない子供たちに、算数や国語を教えるボランティアです。
当時はバイトもしていましたが、私がボランティアできたのも、両親が学費や家賃を払ってくれ、生活に困っていなかったからなんだと今頃気が付きました。
終わりになりましたが、私は日本語を教えることに限らず、世の中すべてのボランティアの方を尊敬します。
私も人の役に立てるよう、ちゃんとフリーランスとして己を確立し、自立します。
そして何よりも家族を幸せにしながら、夢に向かって進めるよう、日々精進していきたいと思います。
この文章が誰かの参考になりますように。
長文になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日もいい一日を!
viva
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?