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なんでも手を出す建築学生 「ギリシャ建築を雑にまとめるとこうなる。」
本記事は、めちゃめちゃ大雑把になんとなく「ギリシャ建築って何?」ってことを掴みたい人(自分)のために書いたものです。
是非、寛容な心と共にこの記事を読み進めていただければ幸いでござりまする。
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つまり以下のような人におすすめの記事です
・建築とか全く関係ないけど教養としてなんとなく「ギリシャ建築」について知っておきたい!
・建築好きな友達・彼氏・彼女などと会話してるときになんとなく会話についていけるような知識が欲しい
・ギリシャに旅行いくけど、そういえばギリシャ建築全然知らんわ。ちょっと勉強しといた方がいいかな。
・建築学生だからテストに出るしなんとなくでいいから流れを掴んでおきたい
つまり、ゴリゴリ勉強してぇ!ギリシャ建築博士になるぞぉ!という方はあまり参考にならないどころか、
「こんな少量の記事じゃギリシャ建築は語れねぇだろ。ふざけんなぁー!」となってしまうかもしれません。
この記事はギリシャ建築のほんの一部の大雑把なまとめなのです。そこんところはご了承ください。
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ってことで早速、始めていきましょう。
建築学生の建築学生よる”なんとなく知識欲しい人のための”
「ギリシャ建築」雑まとめ!!!
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まず、いつの時代の建築様式なのか。
紀元前7世紀〜紀元前4世紀らへん
キリストが生まれるよりめっちゃ前の大昔
とにかく大昔の建築のお話ですね。
日本でいくと縄文時代と弥生時代の狭間くらいの時代です。
ちなみに、筆者の自論では
「建築様式に終わりも始まりもない!!!」のです。
建築様式なんていうのは、いつのまにか始まっていつのまにか終わっていくものなので、
時代については「〇〇年〜〇〇年!」と覚えるのではなく、
なんとなく「キリストが生まれるよりも500年も前の話なのか。」「日本では竪穴住居とか高床式倉庫とかやってたころかぁ」と思っておくくらいがちょうどいいのです。
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次、場所について。
待てよ...ギリシャってどこ?
(地理に弱い筆者は世界の国の位置を把握していません。)
ここら辺らしいです。イタリアの横らへん。
(雑な地図だけど伝われぇ!!!笑)
キリストが生まれるめっちゃ前の時代(上記参照)に
ここら辺に多くの都市国家が成立して、
その国家たちが仲間になって強かったらしいです。
(筆者は世界史を知らないので知識のある人はその知識で補いつつ読み進めてください。笑)
国が強かったり平和だったりすると建築の技術が進みます。
んで、ギリシャ建築が生まれた。ってところでしょう。
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ギリシャ建築って、どんな建築?
こんな感じのやつです。ほぼ全部、こんな形をしています。
なんか見たことありますよね?
”大昔にできた” かつ ”こんな形のやつ” はもう大体「ギリシャ建築」と言って大丈夫でしょう。笑
この形の建物は一体、なんの施設かというと
「神殿」です。
つまり神様を祀るための建物。
古代ギリシャ人は神様のためにこのような形の建物を頑張って作ったみたいです!
以降、様々な解説がありますが、どれも”神殿建築”についての話をしているんだなと思っておいてください!
(実はギリシャ建築においては”公共建築”も独創的で大きな魅力のひとつだとされています。が。ギリシャ建築、と言われて話に出てくるのは神殿がほとんどなのでこの記事では神殿のみ言及します!)
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ギリシャ建築の特徴について
さて、ギリシャ建築の特徴は?と問われたときのために。
主に以下の二つくらいを覚えておけば、それなりに知っている風を演じることができます。
・比率がめっちゃ大事!!
・柱のテッペンの装飾(オーダー)に三つの種類があるらしい
さっそくそれぞれの特徴について解説していきましょう
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まずは
・比率がめっちゃ大事!!
に関して。
左の図をなんとなく見たことありますか?
手書きなので図の比率はめっちゃ適当ですが、1 : 1.618 という比が「黄金比」というもので人間が最も美しいと感じる比率として知られています。
この比率が実はパルテノン神殿にもぴったり当てはまるのだそうです。
まぁ、何が言いたいかというと「ギリシア建築では美しく見せるために徹底的に比率にこだわった」ということです
柱の間隔や柱の長さに関して、現在は○m,○mmなど”長さ”を用いて測ったり、設計したりするのが普通ですが、
ギリシア建築は”長さ”ではなく”比率”で設計図をかいたのです。
何が違うかというと、大げさにいうとこういうこと。
そう、スケール(大きさ)がどうであろうと
部材自体、もしくは部材同士(柱と柱、柱と梁など)の”比率”さえ正しく作れば美しいものが作れる。という考えだったのです。
この考え方に沿って、ギリシャ建築の各作品は巧妙に比率を計算して設計、施工されたと言われています。
これがギリシア建築の大きな特徴のひとつです。
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次に二つ目の特徴
・柱のテッペンの装飾(オーダー)に三つの種類があるらしい
オーダーとは超簡単に説明すると、”柱のテッペンの装飾を主とした柱の形式の名前”と思っていて大丈夫でしょう。
(真面目に勉強する場合はこのまとめ方は雑すぎる可能性があるのできちんと勉強しましょう。本当は「柱と梁など部材相互の秩序ある組み合わせのこと」らしいです。基壇(柱の付け根の始まり方)等にも違いが見られますのでそこらへんも勉強するのがベターかも。)
ちょっとカッコ書きを付け加えましたが、気にせずに柱のテッペンのことだけに注目してザックリとまとめていきます。
気になる人はいつか””奇跡的に””書くかもしれない詳細の記事を楽しみにしておくか、自ら学んでください。笑
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ギリシャ建築のオーダーは3種類!!
ギリシャ建築の神殿の柱は大体この3種類のどれかで構成されていると思って良いでしょう!このどれかを使うことがルール(order:規律)のようなものだったのです。
ドリス、イオニア、コリント、、、、
ドリス、イオニア、コリント、、、、
後ほど解説するそれぞれの違いや成立順なども考えると、この順番のまま覚えるのがベスト!この順番に見た目が進化していく感じです。
ちなみにドリスとイオニアとコリントは、それぞれ地域の名前です!
お好み焼きに広島風と関西風があるように、柱の作り方にそれぞれの地域で違いがあったんでしょうね。(適当。笑)
はい。それでは、それぞれのオーダーの特徴について順番に見ていきましょう!
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まずはドリス式。
これが一番古い様式。基本的な最初の形です。
つまり、ポケモンでいうところのポッチャマですね。(無視してください。笑)
(この頃、神殿は石で作られるようになっていましたが、それ以前の木を用いていたときの名残が形に最も現れているそう。)
まぁ、図太いただの円柱形の柱です。
以降に出てくる他の二種類と比較してよく「荘重」と表現されます。
男らしい柱なのだとか。(柱の男らしさとかよくわからんけど。)
かの有名なパルテノン神殿もドリス式の柱が使用されています。
「ドリス式といえばパルテノン神殿だよね。」
このセリフをギリシャ建築の話題の中でさらっと言えば、わかっている風を演じられるのでおすすめ。
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次は、イオニア式。
ドリスと比べると細身で、女性的な柱と言われます。
ちょっと進化したのがわかるでしょうか。つまり、ポッタイシの状態ですね。(ポッチャマの進化系の名前忘れてたのでググった。)
二文字で表すとしたら「優美」とよく言われる形式です。
特徴的なのは、柱頭に渦巻きが乗っていることです。これは羊のツノを表しているのだとか。
ギリシャで渦巻き形の柱頭をみたら「イオニア式だ!!!」とすぐに言えるようになれば、なかなかカッコイイですよね。
アクロポリスにあるエレクテイオンがイオニア式を用いている代表的な例です。
「イオニア式といえば、エレクテイオンだよねぇ。」
しれっと口に出したらすごい知的に聞こえるはず。
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さぁ、最後だ!コリント式!
最終進化、エンペルトの状態ですね。(懐かしい。)
他の二つよりも最も細く、複雑な装飾が彫られています。
この装飾は植物(アカンサスの葉)を表しています。豪華になりましたね!
二文字で表すならば、「華麗」と表現されます。
コリント式が用いられている代表作はゼウス神殿などでしょうか。
これでギリシャ建築のオーダー3種類の説明は終わりです!
それぞれの特徴と名前、なんとなく頭に入りましたか?
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おまけ。
ドリス、イオニア、コリント、、、
きっといつかごっちゃになってしまいます。そこで。
なんてわかりやすい!!!!笑
残りがコリント式ですね。
これで絶対忘れない。(意味わからんと思った人は見なかったことにしてください。笑)
終わり!!!!
以上で3種類のオーダーの話、またはギリシャ建築の特徴の話は終わりです!!!
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さて。。。”大雑把に”と言いながらもかなりの大作になってしまいましたね。今回はここら辺で終わりにしたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
少しでも「ギリシャ建築」が分かったような気がしていただけたら嬉しいです。
きっと、読む前よりはギリシャ建築知ってる風に語れるようになったはず。
しかーーーーーーし。
そう。ここでは具体的な建築の作品や建築家には触れていません。
大まかな「ギリシャ建築の特徴」をまとめただけなんです。
この時代にどんな人が活躍して実際にどんな作品が作られたのか。。。
それについてはまたの機会にお話ししましょう。気が向いたら。笑
是非お楽しみにしておいてください!!!では、さよならー!!!
「ギリシャ建築」の雑なまとめ
紀元前7世紀〜紀元前4世紀らへん
キリストが生まれるよりめっちゃ前の大昔
・比率がめっちゃ大事!!
・柱のテッペンの装飾(オーダー)に三つの種類があるらしい
ギリシャ建築3種類のオーダー
「荘重」なドリス式
「優美」なイオニア式
「華麗」なコリント式
なんでも手を出す建築学生 「ギリシャ建築を雑にまとめたらこうなる。」
おわり。