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小さなチーム 大きな仕事

小さなチームでも大きな成果を目指して

ジェイソン・フリード氏とデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン氏による著書『小さなチーム 大きな仕事』という本をご存知ですか?この本は、少人数でも効率的に、そして効果的に成果を出す方法について教えてくれる、わたしの大好きな一冊です。実は、この本の考え方は当院の運営方針ともぴったり合っていて、私たちも少人数でクリニックを運営するなかで多くのヒントを得ています。

当院では、限られたリソースの中で、どれだけ患者様に満足していただけるかを常に考えています。少子高齢化が進み、人材確保が難しくなるこの時代、ただ人数を増やせばいいというわけにはいきません。だからこそ、チーム全員で知恵を絞って運営しています。

目的を共有する

私たちがまず大事にしているのは、「みんなで同じゴールを目指すこと」です。当院のゴールは、もちろん患者様に質の高い医療を提供すること。そのために、スタッフ一人ひとりの役割を明確にしながら、お互いの力を引き出し合っています。受付スタッフには、専門スキルはなくても、コミュニケーション能力の高い方を採用しています。患者様が話しやすい環境を作るのも大事な医療の一部ですからね。

ツールを活用する

日々の運営を効率化するために、LINE WORKSやIVR(音声案内システム)といったツールも活用しています。例えば、電話の対応をできるだけ自動化して、スタッフが直接対応する必要を減らしています。こうした工夫を積み重ねることで、チーム全体の負担を軽くしながら、患者様へのサービスの質を保っています。

未来を見据えて

今後は、もっと機械化を進めたいと考えています。たとえば、検査やデータ処理といった業務を機械で補えるようになれば、専門スキルがなくても効率よく仕事を回せるようになります。これにはまだ時間がかかりそうですが、これからのクリニック運営には欠かせない方向性だと思っています。

毎朝のミーティングで意思疎通を

毎朝、幹部職員と短いミーティングを行っています。ここでは、その日の重要事項や課題を確認し、チーム全体の方向性を共有します。この習慣があるおかげで、誰もがその日やるべきことをはっきり理解し、スムーズに仕事が進むようになっています。

改善の意識を忘れない

私たちが最も大切にしているのは、「もっと良くできないか?」と常に考える姿勢です。AI問診の導入や業務フローの改善など、患者様にとってもスタッフにとっても、より良いクリニックを目指して一歩ずつ進んでいます。


少人数でもしっかり運営できるクリニックを作るのは簡単ではありません。でも、「小さなチーム 大きな仕事」の考え方を参考にしながら、一歩一歩着実に目標に向かって進んでいます。

最後に

当院をお選びいただき、心より感謝申し上げます。患者様にとっても、大切なスタッフにとっても、安心して笑顔で過ごせる心地よい場所を目指して、これからも精一杯努力してまいります!


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