プロが教える "園芸店のようにずっと綺麗な緑を維持する方法" (観葉植物 / 水やり初級編)
こんにちは。兵庫県夙川駅近隣の園芸店 vitary (ウィータリー)の熊谷です。
この記事では当店が日常から意識している管理ノウハウの一部をご紹介したいと思います。
近年の植物ブームを経て、たくさんの植物が皆様のもとで成長しているかと思います。その過程で知っておくべきポイントを今回はご縁があり有料記事として一筆書かせていただくこととなりました。
※管理方法としてよく見かける内容は割愛させていただきます。
今回は下記のような読者様にぜひ読んでいただきたい内容となっております。
植物が好きでたくさんの植物を育てている。だが管理方法は独学。
自分で園芸店を始めたいと考えている。
植物はよく買うがいつもうまくいかず枯らしちゃう。
こんな時はどうすればいい?と困ることが多い。
記事内容
・水やりのタイミングについて
・よく聞かれるQ&A
水やりのタイミングについて
植物を育てる上で水やりは重要なポイントの一つです。
厳密に言えば「水をあげるタイミング」と「判断するポイント」が重要です。
水やりについては「土の表面が乾いたら鉢底から抜けるまでたっぷりとあげる」といった内容が多く見られますよね。わたしもこの職業に就いた当初は基本をベースに管理をしていましたが、たまにふと疑問に思うことがありました。
「この土って乾いているのかどうかがよくわからない」
「とりあえずあげておこうか」
「前いつあげたっけ?乾いているしあげておこうか」
「この植物の土、全然乾かない」
皆様も普段植物を管理していて、こういった疑問を感じたことがあるかと思います。
この疑問のややこしいところが、「人によって意見が変わる」というところです。
「1週間に一回の目安で土が乾いていると思う人」もいれば、「2週間くらいしてようやく乾いているように見える」という人もいます。
こういった主観目線での管理方法ではお客様やスタッフによっても水やりのタイミングにばらつきが出てしまうため、当店ではスタッフスキル教育の一環として水やりの大まかなルールを定めています。
接客の中では当たり前のように言葉にしている内容ですが、文字に残すことは初めてです。ぜひ楽しみながらご覧くださいませ。
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