かくてもあられけるよ
さて、徒然草でも。
かくてもあられけるよと、あはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子(こうじ)の木の、枝もたわわになりたるがまはりをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかばと覚えしか。 - 徒然草 第十一段
「たわわに実る」という表現がいいなと思う。枝が重みでたわむほど沢山実をつけているということだけれど、果実そのものもよく熟れておいしそうな響き。柑子は日本に古くからある寒さに強い柑橘で、濃い黄色の皮はうすく、温州みかんに比べると酸味が強いらしい。あまり食べた記憶はないけれど、人の家の庭先に生えている木を見たことがありそう。
ええと、まだ蜜柑について書いています。
きっと今回でおしまいにします。
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1.みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおく 霞んでる…
子どものころあそんだ手遊び歌。
なんとなくアルプス一万尺よりややこしい印象があったので確認してみると、手遊び自体はそれほど難しいものではなかった。単にアルプス一万尺のほうが歌詞が短くて簡単だったので、遊ぶことが多かったのだと思う。
ただ、アルプス一万尺は実は9番まで歌詞があって、更に別バージョンでは、なんと29番まであるんですって。1番しか知らなかった…
1.アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを 踊りましょ
2.(…つづきはWikipediaなどで。)
「~アルペン踊りを さあ 踊りましょ。」ってよく歌っていた気がするけれど、歌詞を見ると「さあ」は入っていないみたい。確かに2番以降の歌詞も全て5拍(5文字)で終わっている。
これからアルプス一万尺をやるときは、さあのかわりに2文字補って
アルペン踊りを 踊りましょ ヘイ!
ということになる。
急にアメリカンな感じ。
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日本アルプスの名峰はハードルが高いので、大文字山ぐらいの高さの山を歩きたい。
アルプス山脈は、ボーデン湖辺りから見てみたい。