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経済力の源
マトリックスの矛盾
経済は人が造り上げていくもの
したがって人が経済の源といえる。
なんか少しきれいな表現なので、これで納得して結論とする場合が多いが
もうちょっと進んで見る。
マトリックスという映画では、養殖みたいに人間をカプセルで眠らせて飼って
人間からエネルギーをとって機械は活動している。(曖昧な記憶)
しかし、人間に与える餌はどこから調達しているのだろうか、わざわざ人間を介さずに、それを直にエネルギー源とすれば、変換ロスもないはず。その点が矛盾している。
SFの場合は、矛盾が面白い設定を成り立たせてるので、ある意味矛盾は必須だが
経済においては、矛盾は死に直結する。
経済の源たどっていく
人間がエネルギー源であれば、人口をばんばん増やせば経済は
伸びるはずだ。現に、経済大国であるアメリカ、中国、日本は、共通して人口が多い国であるし、インドも次に来るであろうと言われてるし。
しかし人間がエネルギーの根源でないことは先程指摘した通りである。
したがって、その論は矛盾が生じるであろう。何かがちがうのだ。
人が源流でないなら
すると今度は食糧に目先が一旦行き着くことになる。
食糧の中でも、食物連鎖の一番土台となる部分だ。
つまり植物が経済を支えていると言えるのだ。
個人的にはこれだけでも、だいぶ目から鱗だが、まだ最終駅ではない。
源流は一つではない。
植物までくれば答えを言ったようなもので
光合成つまり太陽が経済の大源なのだ。
なぜなら太陽がどこからかエネルギーを供給してもらっている構図では基本的にはないから。
ここでもし太陽を失ったら、まず助からないですがその場合を考えてみる。
もし、手を打つとしたら、地球内部のエネルギーの活用だ。
あまりイメージ無いかもしれませんが地球の内部は、太陽みたいに真っ白で明るい。火星とは違いそれだけエネルギーに満ちている。
実際に地下のエネルギーはもう一つの経済のソースになっている。
人類は経済を、この2つの柱で成り立たせていた。
地球エネルギー(地下資源)と太陽エネルギー(食糧)
どちらもいわゆるコモディティで
人口減少問題に一生懸命、わたしたちは目線と議論を注ぐが
それでは、一向に経済の問題を解決できないでいるわけだ。
本質からちょっと乖離しているからだ。コモディティから。