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不況が去ると、平和が訪れたのでした。

ヒーロー参上

平和な世界に

たまにモンスターが現れて

破壊の限りを尽くします。

するとそこにヒーローが現れて人知れず

モンスターを退治して去っていきます。

その後もモンスターが暴れては、毎回そのヒーローが

現れて、退治してきました。

このヒーローは、特殊なスコープを装着していて

人々には見えないモンスターをそれで見ることができます。

誤解

人には学習能力があるので、

次第に、そのヒーローを見かける日には

悪いことが起きているパターンに人々は気づきだします。

モンスターは見えないので、実はそのヒーローが救ってくれていることを

人々は知らず、ヒーローという認識がそもそもありません。

それどころか、そいつが悪さをしていると人々は勘違いするようになりました。

このヒーローは実在するか

この物語はフィクションで

は、ありません。

実在します。


何かせかいで事件が起きるといつも飛んでくるのが

不況ではなかろうか。

不況が実は経済を立て直していて。だけど

悪者にされている。でも彼は黙って彼の仕事をするだけ。

救っている人々に罵声と妨害を受けながらも。

そして平和を確保すると、静かに去っていくのです。


発熱や鼻水、だるさそれらは、とても心地が良いものではありません。

しかしそれらは、ヒーローなのである。病原と戦うことに集中するために

活動を制限させるためにだるさはあるし、消化器官もなるべく活動を抑えるために食欲はおちるだろうし、不況とはそういうことである。




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