【2021年版】プロダクトマネジメント関連でやってよかったこと
2021年も事業価値×顧客価値を向上させるため多くのプロダクト開発のアクションを実施しました。うまくいったこと、いかなかったことありますがせっかくなのでやってよかったと思うことを公開します。
プロダクトマネージャーの採用
今年新しく2名のプロダクトマネージャー職の方にジョインしていただきました。色々言いたい感謝の言葉はあるのですが、長くなるので一言だけ書きますと、一緒に仕事ができてとても刺激的で楽しいです!本当に来てくれてありがとう!
まだまだ絶賛募集中です!
スペースマーケットのプロダクトマネージャーとは、の言語化
一般的なJob Descriptionは以前から作っていたのですが、採用活動を通じて「スペースマーケットのPMとは」についてさらに説明強度を高めることができました。
特によく聞かれるのが、「言われたものを作るのですか?(世の中には開発PMと呼ばれるものがあるらしい)」「意思決定の経路は?」というもの。
こういった質問に答えることで私自身も「スペースマーケットではこうなんです」という言語化ができていったのでそれらをドキュメントとしてまとめています。具体的には下記のようなもの。
プロダクトポリシー
プロダクトアイデアからリリースまでのワークフロー
プロダクトマネジメントタスク概要
プロダクトマネージャーに求めるスキルセット
スペースシェアのグロースサイクル図
そのうちNotionにまとめて公開しようと思っています。
バックログアイテムを解像度レイヤーで整理
プロダクトには絶え間ない要求が与えられます。
優先順位を決めた次の週にはさらに魅力的な施策の案、緊急に対応が必要な外部要因や不具合の発覚など、割り込みに値する緊急・重要なタスク、各部署の成果最大のために必要な機能、積年の問題を一気に解決できそうな期待の新機能、ユーザーから繰り返し求められる機能の不足や不備の対応、UXを明らかに毀損しているバグ、などなど・・・。
この膨大なバックログをどのように管理するか非常に苦心していましたが、アイテムの解像度によってレイヤー別に管理する、というアイデアを実践したところ非常にうまくいっています。
こちらについてもまたどこかでまとめたいと思います。
Meetyでカジュアル面談
正直、どんな人が来るんだろうと思いドキドキしつつ開いてみましたw
やって良かったです!やっぱり同じ職種同士悩みポイントも多いし、うまくいってることいってないことをざっくばらんに共有しあえるとても良い場でした。勉強会後のミートアップで1on1をやってるノリですね。
複業プロダクトマネージャーの採用
Meetyでお話ししたとある会社のCPOの方より、PMはいきなり正社員より複業期間があった方がどちらにとっても良かったと言うお話しを聞き、これまで正社員のみとしていた条件を変更し、メガベンチャーのシニアPMの方に複業でジョインしていただきました。
PM職は人数が増えると、思考の幅の方が格段に広がり、プロダクト開発を実際に行わなくても結果を得て次の手を考えるという、将棋でいうと何十手先まで読めるかみたいな打ち手の解像度が増します。
その点においてもジョインしていただいてとてもありがたいし、シニアな方なのでこれまでの知見を共有していただいたりと、とても助かっています。「ユーザーリサーチは社内メンバーのモチベーション維持にも効く」みたいな一言はなるほど!と思いました。
Notionの中の人のNotionの使い方を読んだ
なぜ早く読まなかったと思えるほど最高によかったし早速真似するつもりです。
特に「議事録」「タスク」「ドキュメント」という、部署やチームに関わらず汎用的なドキュメントは部署ごとのディレクトリに作るのではなく、唯一の共通ディレクトリに作ってしまうというアイデアはとても素晴らしい。
Amplitudeの導入
Web、App共通のユーザー行動分析ツールとしてAmplitudeを使い始めました。Google Analyticsの動作が非常に遅い上に操作が特殊で、ちょっとしたファネルを調査するにも時間がかかっていたあの日々はなんだったんだろうというくらい快適です。弊社のPMがツールに惚れ込んでAmplitudeマンになりました。
Zoom Meeting時のBGM
プロダクトマネージャーはとにかくMeetingが多い!2021年はほとんどの期間リモート勤務だったので、ZoomでのMeetingの機会が多かったのですが、みなさんに気持ちよく参加してもらうための工夫をしてみました。
ZoomでMeeting中に「画面共有」→「詳細」→「コンピューターオーディオ」を選択すると自PCで再生されている音楽を共有することができます。これを使ってリラックス系BGMを流してみたところ評判が良かったのでずっと続けてました。PCの音が全部流れるのでSlackなどの通知音は全てOFFに、かつBGMなのでYouTubeを音量をかなり下げて(下から2番目くらい)再生していました。
招待者が入室前から流しておくことによって独自の世界観が醸し出されてたようです。「三重野の部屋」と呼ばれてました。よりスナック的な雰囲気を出すため入室時に「カランカラン」みたいな音も出したかったのですがやり方がわからず諦めました。
流してた音楽はこの辺り
さいごに
いつものことながらあっという間の1年でした。今年も多くの素晴らしい仲間と一緒に仕事をすることができました。自分の関わったものでどこかの誰かが幸せになるといいな、という思いで頑張っています。
それでは、2022年もよろしくお願いします!