耳毛を自認した話

先日、カメラ付き耳かきを買いました。

私の耳垢は湿っているタイプです。母からの遺伝です。
日本人では少ない方のタイプ。

湿った耳垢タイプは体臭が強くなりやすいという他に、綿棒で耳掃除をしていたら、うっかり耳の奥に垢を追いやってしまって詰まらせてしまうことがある!!

聞こえが悪くなり、病気かと思って耳鼻科に行ったら「耳垢が奥に詰まっちゃったんだよ」と取り除いてもらったことがある。
恥ずかしかった…


その時、もう二度と耳垢を詰まらせて受診はしないように(医療費もかかるし)いろいろ調べて、「カメラ付き耳かき」の存在を知った。

そしてつい最近購入したので、感想を書き留めておく。


耳毛、すごい。


これしかない。これ過ぎて、買って良かったのかなんなのかわからない。
もう、「耳垢詰まらせて受診」の経験で私の「耳の恥」は終わるかと思ったら、耳毛にびっくりするとは。

最初に耳穴に突入した時にはワクワクしていたのだけど、予想と違った映像に
「え、ここどこ?」と混乱した。何度かカメラ付き耳かきを出し入れして間違いなく自分の耳の穴の中だと理解した時の感想が上記。


私の耳毛は、上質な芝生のようだった。

短めに整えられた芝生がびっしりと。緑色ではなく黒だけど。


翌日に心を整えて、もう一度耳毛に向き合った。
耳かきの先端にしっかりとした毛の1本が付いたのをカメラの映像で確認できたので、「あわわわ」と取り出してみたら、映像にある1本の毛は目視できない。
でもカメラ映像にはしっかりついている。ティッシュで拭ってみたらとれた。
よくよく見ると産毛といえる存在感のなさである。
な、なんだよ~

「カメラ越しに見ると剛毛に見えるんだあ…」とやっと安堵したのである。

ということで、自分の耳毛を受け入れられたので、こうしてしたためることができました。



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