〜理念塾講師を担当して〜セルフプロデュース
今年4月から理念塾は形が変わり、店長たちを講師として迎えました。
今回はその中から6月25日に講義をしてくださった、
新日本焼肉党の店長、市野迪子さんがどのように考え
理念塾に臨まれたかお聞きしました。
━━理念塾で、講師をされましたが、どの様な事を意識して準備されましたか?
準備するにあたり意識したことはいくつかありました。
・自己紹介で自分の失敗談を話し、失敗を乗り越え今どうなっているかを話すこと
・話が長いと飽きるので、2部制にすること
・社員さんの毎日の仕事と、講義の内容がリンクすること
・ソムリエの資格を活かした内容にすること
・テーマについてみんなの意見が聞ける進行にすること
特に準備で意識したのはこの5つです。
理念塾リーダーの経験から、トラブル・イレギュラー対応の話題は盛り上がるとわかっていて、私自身トラブル対処法を考える講義は、役にたった経験があったので、トラブル対応の講義をしようと考えました。
予想した通り、トラブル対応のディスカッションでは活発に意見が飛び交い、他店で働く仲間との交流が生まれ、その場の盛り上がりを感じることができました。
━━今回の講義で、皆んなに一番伝えたかったことは?
講義の中で、ソムリエ試験では人柄も見られる、という話をしました。
ずるいソムリエがいたら、悪いワインを素晴らしいと偽って、お客様から高額なお代を頂くことができる場合もありますので……。
この人から買いたい、と思われるようになること。
これは、バイタリティで学んだ自分の目標であり、伝えていきたいこと
でもあります。
本で見た、ネットで見た、テレビで見た、知ってるつもりではなく
資格を取ること。まずは調理師免許。
資格取得はアウトプットできるようになるスタートラインだと考えています。
資格を取ること、資格に見合った人間力の大切さを、自分の経験を通じて伝えていきます。
━━理念塾講師を終えた感想を聞かせてください
ソムリエ試験のワイン抜栓実技をみんなにお見せできて良かったです!
お客様のためにやらなければいけない動作の意味や、手順を知っていること。
それが資格として認定されているということの強みを実感しました。
講師が資格を持っているかどうかは、講義を受ける側にとっても重要な事だと感じました。
ワイン抜栓実技や、提供時に起こり得るトラブルについての質問を通じて、みんなの見たい知りたいという気持ちがよく伝わってきました。
予想していたよりみんな前のめりに興味を持って聞いてくれて
自分の考えた講義内容に自信が持てました。
━━これからの理念塾と理念塾リーダーに期待することは?
セルフプロデュースです。
リーダーをやったら、人前で話すことに慣れるし、
リーダーは、運営を通じて全員とコミニュケーションができます。
みんなが頷いて聞いてくれると嬉しいし、眠そうな様子を見ると何が理由かな?と自分を省みることができます。
話し方がよくない?身だしなみ?講義内容?進行?
そうすると、次はこうしようとか、こういう風になりたいという理想が出てくる。
私の場合は、自分の声っていやだけど仕方ないなぁとか、髪型決まってないなとか、早口だなとか、口癖、自分の見た目や振る舞いを意識するようになりました。
人前で話すことで、得られるものは無限にあります!
今日の授業は何かなーと、安全なところで座って見ているより、みんなの前で発表して、どんな反応も受け止めて、ハラハラドキドキ、終わったあとの達成感でいっぱいの経験をぜひ1人でも多くの社員さんにしてもらいたいです。
なりたい自分に近づくためのセルフプロデュースを期待しています!