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日本の(世界の?)4つの学校教育問題 by代表せりっち

※この記事は、VFBAオンラインサロン投稿記事の抜粋です。

前回からのつづきです。

当時僕が言語化した日本の学校教育の問題は3つでした。
#今は4つ
 
全てを話すと何時間かかるかわからないので、
さらっと伝えます。
 
1つ目は、「理論と実践の乖離」です。
教育に関連している科学は今では多くのことを明らかにしてきています。
 
例えば、
「テストの目的は何?」
と聞かれたら、皆さんはなんと答えますか?
 
 
僕は数年前、とある授業で高校生に問いかけました。
そのクラスの8割が「ランク付け、順位付け」だと答えました。
 
これは【結果】です。
 
テストの【目的】は、教育学の解は「診断と成長」なんですね。
 
でも、多くの生徒たちは、
テスト自体の点数を上げるために努力するよう強いられる。
テストは「診断と成長」を【目的】とした手段であるはずなのに、テスト自体が目的化されてしまっています。
 
教育学の「解」が実践の現場に届いていない一例です。
 
一方で、多くの先生方がなんとか抗おうと努力されています。
でも、そもそも学校のシステム(テスト返却までのスケジュールや成績をつける流れ)が教育学の解を無視しています。
だって3学期って、成績つけて終わりますよね。
最終地点が成績つけて終わることなので、そら目的化しやすいんじゃないかな、と思ってしまいます。
#これを解決するシステムを学校単位で構築した人は何人いるのでしょうか。
 
 
…このような、例がいくつも出てきそうなひろ〜い問題が残り3つあると僕は考えていて、
その中でも3つ目の問題としている「世界観の偏狭」が上述した「日本の10代の自死率」について大きく関わってきます。
#残り2つは
#「教員の授業力の停滞」
#「教育と経済の仲違い」
 

では、「世界観の偏狭」とはなんなのでしょうか。


続く


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