TVアニメ「かくしごと」第一話を見て熱血演劇人が感想を書く
こんにちは
日本の演劇を盛り上げるために、人生を捧げる熱血演劇人「木田博貴」です
自身の劇団Z・Aを始め、複数の団体やユニットの運営に携わり、自主公演だけでなく企業や自治体からの依頼公演、個人のオーダーメイド作品の制作、演劇教室の開催、ワークショップの講師など様々な活動を通じて、演劇界の盛り上げ及び、演劇人口の拡大を目指して爆走中です
自身の劇団だけでなく、全ての素敵な劇団・演劇人が活躍することが演劇を発展させることだと考え、今年からその為の活動に注力していこうと思っています
本当は演劇の観劇感想を充実させていこうと思っていたのですが、このご時世なかなか観劇する機会も無いので、今日から少し趣向を変えた記事も書いて行こうと思います!
その第一弾が、
「アニメを見て感想を書こう」
実はあまり知られていないけど、木田は結構アニメを観ます
家にいる時は基本、音楽か動画(コントかアニメかラジオ)をPCかiPadで垂れ流しているので、気が付けば結構アニメを知っている自分に気付いたんですね
それこそ20代の頃はアニメを観る事なんて全然なくて、そもそもいわゆる「萌え」みたいな物が苦手だった「硬派」な木田が、ある日を境にひたすらアニメを観るようになったのですが、その話はまた後日にするとして
ふとしたきっかけから、noteで視聴したアニメの感想を書いてみようと思いPCを立ち上げたのです
そんな記念すべき第一回目の視聴アニメは
「かくしごと」
です
これは「月刊少年マガジン」にて連載中の『久米田康治』先生の作品をアニメ化した物
俺はアニメは基本dTVで見ているので、実際の放送日よりも遅れてですが、気にしないでくださいね
中学~高校時代は漫画を読み漁っていたのだが、久米田先生の作品も当然読んでました
当時の木田は「ジャンプ」「サンデー」「チャンピオン」を購読していたので、当時サンデーで連載していた「勝手に改蔵」かな?「太陽の戦士ポカポカ」かな?
どっちか覚えていないけど、読んでいて両方とも単行本も持っていて、実はファンだったのだ
でも、下ネタも多いし、マイナーな作品だったのであんまり誰かに話す事も無く今日まで生きてきた
その後「絶望先生」が「マガジン」で始まり、そちらは存在は知っていたけど、漫画を読まなくなっていた時期だったので読むことは無くて、数年前アニメを全部見て、まだ最終回までは観ていないと言う所です
なので実は木田は久米田先生の作品を昔から読んで育ったのです
上記作品についても語りたいことはたくさんあるのですが、今日はあくまでもアニメの感想なので、またの機会に書かせてもらいますね
で、「かくしごと」も知らなかったのですがdTVで配信を開始したと言う事で観る事に
原作も観ていないので、実に新鮮な気持ちで観たのです
観初めて最初に感じたのは
「絵が綺麗ぃぃぃ!」
でしたね
そしてギャグ漫画っぽくないオシャレな始まり方
「かくしごとはなんですか?」
「お父さんのかくしごとは・・・描く仕事でした」
おお、なるほど!漫画家なのか!
「隠し事」と「描く仕事」のダブルミーニングとは!
「こういうの好きじゃねーか、木田は!」
と言うことで引き込まれたアバンからOPが始まりました
なるほど、今回は親子の話か
アットホームで身近に感じられる題材だなぁ
主人公の「後藤 可久士」は漫画家だけど、下ネタが多い漫画家で、それが娘にばれたら娘がグレてしまうと考えて必死に自分の仕事を娘に隠そうとする
娘は「後藤 姫」小学生で少し天然な部分があるものの、お客さんにお茶を出したり家庭的な子供
おそらく母親はいないものと考えられるので、「姫」が家の事を出来るようになったと思われる
可久士の思い込みの激しさなどは、久米田先生の主人公らしくて相変わらず面白い
久米田先生の作品は主人公に限らず、登場人物が変な勘違いや思い込みをしてトラブルを巻き起こしていくことが多いんだけど、毎回その思い込みがぶっ飛んでいて、発想が凄いなと思う
それと「後藤可久士」(かくしごと)に「後藤姫」(秘め事)の様に名前で遊んでいるのも面白いですね
登場人物が出てくるたびに、何かあるんだろうなと考えてしまうし、性格もそこから読み取れたりもする
構成は、ショートストーリー数本で作られていて、テンポよく見ることが出来る
独特の世界観はあるものの、可久士の姫に対する溢れんばかりの愛情がしっかりと描かれていて、凄く心温まる
ちなみに木田は昔から久米田先生の作品に出てくる女の子は、シンプルな絵なのに物凄く可愛いと感じている
おそらくそれは絵の可愛さと言うよりキャラクターの可愛らしさを感じさせてくれる物語になっているからなんだろうなあと解釈している
そう言えば第一話に不二多勝日郎(ふじたかつひろ)と言う漫画家が出てきて笑った
以前はサンデーで同じ週刊誌で連載していた某「からくり○―カス」の作者さんをモデルにしているんだろうとすぐに分かったが、声が「緑川光」さんで更に笑う、と言うね
声優には疎い木田だが、緑川さんは「ガンダムW」を好きだったので知っている
ちなみに主役の可久士の声優さんは「神谷浩史」さん
神谷さんは「化物語」と「おそまつさん」で知ってる
いつも思うけど、つっこみと言えば俺の中で神谷さんってイメージがある
とは言え、声優さんにはあまり詳しくないのでここは簡単に
一話を観て一番印象に残ったのは
最後のエピソードで親子で同じベッドで寝ながら七夕の短冊の話をしている所
姫ちゃんがお父さんが喜ぶと思って書いた願い事に振り回された可久士が、その意図を聞いて納得をした顔を見て姫ちゃんが「嬉しくない?」と聞いて
「もちろん嬉しいよ、でもお父さんが一番うれしいのは・・・(母も写っている家族写真が映り)一番うれしいのは姫が元気に大きく育つ事かな」と言って姫ちゃんが
「ヤクルトとっていいかな?」と返すところと
その言葉に可久士が
「じゃあお父さんのジョアも一緒に頼む」と答えるところ
このやり取りがめちゃくちゃオシャレで、平和で
何か、観ているこっちも幸せをかみしめるような気分になれました
ここ、超おすすめです!
そしてそのままEDへ
これも大瀧詠一さんの「君は天然色」
昔の楽曲だけど、雰囲気が凄く合ってていい感じです
物語に関しては、最初にオチがある程度分かっているスタイルなので、ここから先どうやって未来につながっていくのか楽しみですね
ほのぼのとした雰囲気に、シュールな笑いが差し込まれる「かくしごと」放送分は全部視聴する予定です
2話、3話と感想を記事にしたいと思いますので、もし楽しんでいただけたらまたご覧ください
では、また
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